ひさしぶりの投稿です。
12月7日に大学内で、学外者を講師とするハラスメントの講演会に出席しました。
ハラスメントとは、いわゆるセクハラ・アカハラのことで、学内の嫌がらせ防止が目的です。
といっても遠隔講義でパワーポイントをみながら聞いたのですが、
ハラスメントの事例満載の報告で、気分が悪くなりそうなほどでした。
個々の事例はほとんど覚えていないけれど、
質疑応答の中に印象に残った話が一つありました。
それは意外にも学生による授業評価についての講師の発言でした。
「良い先生に嫌がらせをするために、極端に悪い評価をする場合がある。
そして、多くの場合、嫌がらせをする他の教員が学生をそそのかしている。」
ということでした。これも、なんとも気色の悪い話ではあります。
そして「学生による授業評価で教員の給与まで査定するのは誤りです」
とも付言されました。
そういえば、私の授業評価でも、20人に一人くらいの割合で、
極端に低い評価をしているケースがあります。
たとえ平均をとっても、その一人の影響は大きくでてしまいます。
もちろん、誰かはわからないのですが、
私の講義に興味はわかないし、授業のやり方は最低なのだそうですが、
不思議なことに、なぜか授業にもほとんど出ていないそうです。
「誰かにそそのかされなくても、残念ながらそのような学生はいるものだ」
と考えておかざるをえません。(T・K)