なんのために働くのか

「なんのために働くのか」 学生との討論 その１より　

働く目的はいろいろあっていい。
多くの人は生活のために必要だから働いている。
他人のために働き、そのことによって報酬を得ている。
報酬が得られる仕事とは自分のためにするものではなく、
まずは他人のためにする仕事である。
仕事とは文字通り、誰かのために「仕える事」だ。
「誰かのため」に、つまり社会や会社や顧客のために働き、
喜んで報酬をもらえるような仕事をすべきだろう。

でも人生の中で一つの仕事を長く続けようとするならば、
つらいだけの仕事ではなく、働くこと自体が幸福であり、
働くことによって満足感がえられるような仕事をしたいものである。
つらいだけの仕事なら長続きはしない。
しかし他方で、つらくても仕事を続けなければ、仕事の能力は
高まらず報酬もアップしない。
生活のため、自己実現のため、好きだから、楽しいから、などの
働く目的のうち、学生のあなたはどれを大切にしたいと思いますか？
　　　　　　 （T・K）