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メルツのドネルケバブログ

ドネルケバブの話をざっくばらんに書いてます

ケバブ見聞録 「バラン バー ケバブ」(札幌・すすきの)

2017-05-06 00:04:19 | 見聞録(ケバブ屋・トルコ料理屋情報)

いつも行っているケバブ屋さんに「札幌に友達はいるか」と聞いたところ紹介を頂いたのが、こちら「バラン バー ケバブ」さん。事前のイメージとはかけ離れた賑やかな外観に思わず立ち尽くしたのですが、勇気を出してお店に入ってみると、そこは日本全国で最もCOOLなケバブバーでした。

 

▼バラン バー ケバブ外観

 

お店は東京・錦糸町にもあった夜のみの営業(18時開店)。夜の街すすきのだからこその営業時間です。またお肉を売り切ったらバーのみの営業になる点もポイントですので、ケバブを召し上がりたい方はその点をご了承ください。

 

▼営業時間

 

バーのメニューは私の好きなイエーガーマイスターもあるなど充実した内容です。たまにビールや簡単なカクテルだけで、バーやバルを名乗るケバブ屋さんがいますが、こちらはむしろ本格的なバーとケバブがそれぞれ両立しているイメージです。

 

▼バーのメニュー

 

さて肝心のケバブですが、こちらはお肉はチキンのみで食べ方もラップのみです。

 

まずお肉が保温ジャーを使わずに、焼き立てを必要な分にその都度焼いて削ぐ丁寧なスタイル。なので、お肉がパサパサせずに脂とのバランスも良いです。またラップは直火でしっかり焼くので、温かくて食べる時に香ばしい風味がします。普通は鉄板で焼くので、ここまで短時間にしっかりとは焼けません。

 

 

▼ケバブ

 

▼店内でお酒と共に頂くのもOK

※↑写真は常連の方より頂戴しました。ありがとうございました。

 

こちらでもハバネロをかけて頂くことができるのですが、ハバネロをかけて辛口にした方がお酒との相性が良いです。大きさもお酒が入った状態でも食べやすい大きさで、お肉と野菜とのバランスもちょうど私好み。実際結構な人気で、マスターのバランさんとお話ししようとしてもお客さんがひっきりなしにいらっしゃいます。

 

▼金・土・日でオールナイトDJやってます

 

ケバブを食べて飲んで、常連の方やマスターのバランさんとお話して、行った日が日曜日だったのでマスターのバランさんがかける音楽に乗って…気が付けば20時にはお店にいたはずなのに朝の3時を過ぎていました。全国見渡しても納得のオンリーワンなすごいお店でした。

 

バラン バー ケバブ(食べログ)

 

・バラン バー ケバブ(Facebookページ)




ケバブ見聞録 「ドネルケバブ アイチャ」(札幌)

2017-05-05 23:01:12 | 見聞録(ケバブ屋・トルコ料理屋情報)

札幌で気になっていたケバブ屋さんの1つが、「ドネルケバブ アイチヤ」でした。というのも、グルメサイトでお店を確認したところ、営業時間が「完全予約制」という今まで見たことがない形態だったからです。

 

▼グルメサイト(食べログ)からの抜粋

 

札幌到着後、ダメもとでお店に問い合わせをしたところ、この日は大通でお店を出店されているとのことだったので、早速お邪魔しました。

 

▼大通の出店スペース

 

外から見れるメニューは主に4種類でした。

・ケバブサンド

・ケバブラップ

・ケバブタコス

・ケバブライス

 

▼メニュー

 

お店に入り、注文したのはケバブサンド。お肉はチキンのみで、野菜にキャベツではなくレタスを使用しているのが特徴です。キャベツにはない彩りと食感を楽しめます。またトマトが2枚使われているのもポイントです。

 

▼ケバブサンド

 

テーブルにはハバネロやピクルスなど、味のアクセントとなる調味料がずらり。お肉もソースもとても美味しく丁寧にできているのですが、さらに自分流のカスタマイズをすることができます。中にはトルコ産のものもあります。

 

▼テーブルの調味料(緑色の蓋の瓶はトルコ産です)

 

さて、ここでケバブを食べに北海道に来たことをマスターに伝えると、お店のことや札幌のケバブ事情について教えてくださいました。

 

・お店について

まず「ドネルケバブ アイチャ」さんは、古くから札幌でトルコ料理屋とケバブ屋を営まれており、まさに札幌のケバブを引っ張ってきた草分け的なお店です。野菜にレタスを使用したり調味料でカスタマイズできるようにしたりと、本場トルコのスタイルにこだわっています。

 

グルメサイトでの「完全予約制」の意味は、完全予約制のトルコ料理屋を営まれながら、イベント等でケバブ屋を出されているとのことで、マスターお手製のトルコ料理を頂きたい場合は要予約とのこと。電話等で直接ご連絡する形になるのですが、予約の時間や人数、メニュー等は柔軟に対応してくださるとのこと。私も次回札幌を訪れる機会があれば、事前にご連絡してトルコ料理を頂きたいと思います。

 

・札幌のケバブ事情

札幌と本州のケバブが最も違う点は、札幌ではサンドではなくラップが主流な点。本場のトルコや欧州ではドネルケバブといったらラップ一択なのですが、札幌も同じくラップが主流とのこと。お店で最も人気なのはラップなんだそうです。

 

今度訪れる時はぜひトルコ料理を頂きたいです。

 

ドネルケバブ アイチャ(公式ウェブページ)

・ドネルケバブ アイチャ(食べログ)

 




ケバブ見聞録 「トカチケバブ」(帯広)

2017-05-03 00:42:45 | 見聞録(ケバブ屋・トルコ料理屋情報)

ケバブを食べ歩く趣味をしているので、時々「都道府県名」+「ケバブ」で検索して、どんなケバブ屋がヒットするかをチェックしています。そんな中、「北海道」+「ケバブ」と検索してヒットしたのが、こちらのトカチケバブさん。

 

驚いたのは帯広という場所。後で札幌のケバブ屋さんに「帯広のケバブ屋さんに行ってきた」と言ったのですが、全員「帯広にもあるのか!?」とビックリした様子でした。Facebookやグルメサイトの評判も良く、とても気になった私は実際に帯広へ食べに行ってみることにしました。


 ▼一時期有名になった「幸福駅」


▼トカチケバブ(外観)

トカチケバブさんにたどり着きました。この日は住宅展示場での営業をされていました。

▼ケバブ

 ケバブは、お肉がチキンで甘目のソースがかかっていました。少しアクセントでピリ辛感がありますが、辛さが苦手な方から得意な方まで食べられるコクのある美味しいソースです。

▼食べ進めた様子

正直普通に美味しいケバブと思っていたのですが、食べ進めていくとトマトの量が多いことに気が付きました。トマトの瑞々しさと風味が、ソースや肉とよく合います。ここまでトマトの主張が強いケバブは初めてかもしれません。

ちなみにお話もお伺いしようかと思ったのですが、お忙しいようなので遠慮いたしました。軽く「帯広でケバブは珍しいですね」とお声がけしたところ「道東でやってるのは私達だけ」とのこと。

実際にこの後で札幌のケバブ屋さんに「帯広でケバブ食べた」と言うと、みんな驚いて「えっ!?あるの?」と言うのだから本当だと思います。

インターネットでも地元の方からの評判が良く、実際に食べても美味しいケバブでした。

▼帯広競馬場のばんえい競馬






ケバブ見聞録 「ミセスイスタンブールで朝ごはん」(羽田空港第2ビル)

2017-04-09 00:30:15 | 見聞録(ケバブ屋・トルコ料理屋情報)

以前のミセスイスタンブールさんの記事
2016年9月27日(火)…ケバブ見聞録 「ミセスイスタンブール」

 

早朝、飛行機に乗る為に羽田空港へとやってきました。家を出る時間が早すぎて朝ごはんを食べていなかった私は、チェックインを済ませると真っすぐ保安検査場…ではなく、ミセスイスタンブールさんに伺いました。朝7時から空いているので大変助かります。初めて早朝に来たのですが、モーニングドリンクが頂けるのが新しい発見でした。

 

▼メニュー


今回はヨーグルトとポアチャ(トルコのパン)を注文しました。ヨーグルトは酸味が強く濃厚で、日本人が想像する甘みがあるものとは少し違います。前回は「オリーブオイル&ナッツ」を頼みましたが、今回は「ミックスベリー」。ヨーグルトの酸味とは違う、ベリーの酸味とほのかな甘み。スッキリとしていて、朝にはちょうどいいです。

▼ヨーグルトとポアチャ


ポアチャは、スィミット(ドーナツ状の胡麻パン)と並んでトルコ人の生活に浸透しているパンです。様々な種類があるようなのですが、ここで売られていたのは中身がないプレーンなポアチャ。しかし香草のようなものが練り込まれていて香り高く、そして油分が多くてモチモチしているので食べごたえがあります。

▼ポアチャとシミットについて詳しい記事(外部サイト)
トルコの伝統的B級グルメ、シミットとポアチャ

(転載元:All About)

▼ポアチャはレンジで温めてくれてホカホカ


ポアチャは持ち歩ける大きさなので、保安検査場を通して航空会社のラウンジでドリンクと共に頂きました。贅沢な朝でした。ミセスイスタンブールさんはトルコのパンを多数販売しているので、空弁感覚で飛行機やラウンジで頂いてもいいかもしれませんね。

▼ラウンジにて




ケバブ見聞録 「ナナケバブ」(宇都宮・オリオン通り)

2017-04-09 00:27:13 | 見聞録(ケバブ屋・トルコ料理屋情報)

宇都宮のパルコ近くにあるケバブ屋さん「ナナケバブ」。店内はカウンター席中心で広々としていました。

 

▼外観


メニューはシンプルで、お肉はチキン。ソースは3種類。サイズはMとLが選べます。今回はミックスソースのMサイズを頂きました。

▼お店のメニュー


ケバブ作りはとても丁寧で、お肉もパンもしっかりと温かくして出してくれました。そして驚くべきは量で、がつがつキャベツとお肉をのせて、最後にまたキャベツ。「間違ってLと聞こえてるのでは」と心配になるほどでしたが、しっかりMサイズでした。また上に載せたキャベツが馴染むように、軽くシェイクしていました。正直、シェイクする方は初めて見ました。そして出来上がりのケバブの包み紙にはMIXのシール。とても仕事が丁寧です。


▼ケバブ


さすがにかぶりつくのは難しいボリューム。そう思っていると、店員さんがお箸を渡してくれるので、それでケバブをかぶりつけるまで食べ進めていきます。

 

ミックスソースはどうも「オリジナルソース」と「スパイシーソース」をそれぞれかけるようで、上にかかっているのはスパイシーソースでした。ソースの辛味で、上のキャベツとお肉をどんどん食べ進めることができます。

▼食べ進めた時の断面

 

今回は最後までお肉が入っていました。底のソースは「オリジナルソース」で、とてもまろやか。ミックスソースは、ミックスソースを作るパターンか、甘口と辛口をそれぞれかけるパターンがあり、今回は後者でした。舌では旨みと甘みを感じるのに、のどの奥はピリピリと、2つのソースを同時に楽しめます。

 

丁寧でボリュームがあるシンプルな良いケバブでした。

 

・ナナケバブ(栃ナビ)