9月に訪れた「ザ・ケバブファクトリー」ですが、家の近所ということもあって、すっかり常連のお店となりました。ブログで紹介してからの3か月間でかなりの変化があったので、もはや新しい記事を書く必要があると思い、今回新しいメニューやお気に入りのメニューを交えて書いてみることにしました。
▼店頭の写真
・お気に入りのメニュー
3か月間通っている中で、一番食べたのはラムのシシケバブ。これをラップのスタイルで頂くのが好きです。普通はトルコ料理屋に行かないと食べられないものが、ケバブ屋で気軽に食べられるというのが嬉しいところです。また食欲をそそり飽きの来ないスパイスと肉の旨み、野菜のキレのある食感、それらを包むトルティーヤが与える満腹感はこのスタイルでないと得られませんし、お皿で出すトルコ料理屋では絶対に味わえません。正直、新メニューが次々出る中でも、これを食べたくなってしまうほどです。
・新メニュー
ついに新メニューで「キョフテ(トルコ風ハンバーグ)」、「トルコ風BBQ 手羽先」、「イスケンデルケバブ」がやってきました。そしてドネルケバブのソースに、新しくわさびソースが加わりました。日本らしいソースと言えばテリヤキソースですが、わさびソースは珍しいですね。以前このわさびソースについて取り上げましたので、今回はキョフテの紹介です。
▼キョフテの写真
キョフテはトルコ風ハンバーグと言われるのですが、薄くて噛みごたえがあり、肉にスパイスや下味が施してあるところが、ハンバーグとの大きな違いです。ケバブファクトリーのキョフテは、他のキョフテと比べて柔らかく、口に入れた瞬間スパイスが香りますが、味付け自体は優しくて誰でも楽しめると思いました。個人的にはサンドにして食べたいです。
☆お店のこだわり☆
・本場トルコのドネルケバブやトルコ料理をファーストフードとして広めていくべく、各種電子マネー対応や見やすいメニュー、そして店内WiFiなど、設備面もこだわっています。
・お店で出すお肉はハラール認証を受けています。多くのケバブ屋さんはチキンのみの認証が多いですが、ビーフやラムもハラールです。なので世界中の方に安心してお召し上がりいただけます。またハラール認証を受けた肉は、ヘルシーで美味しいのでオススメです。
・衛生面は非常に気を使っています。10年以上イオン幕張店でケバブ屋を営み、イオンの厳しい衛生基準をクリアし続けています。もちろんこちらのお店も、衛生面には同様のこだわりをもって営業しています。なので、ケバブに対して衛生面を気にされている方も、安心してお召し上がりいただけると思います。
※2017年7月15日現在、わさびソースの提供は終了いたしました。
最近最も注目しているケバブ屋の1つが、浅草にある「ザ・ケバブファクトリー」です。毎月初めに投稿する記事「●月ケバブを●食食べました」シリーズをご覧いただくと、時々このお店を訪れていることが、お分かりいただけるかと思います。
▼リニューアルされたメニュー
さて、昨年末に新しいソース「わさび」が登場。今回は、ドネルケバブサンド、お肉はビーフとチキンのミックス、ソースはわさびで頂きました。
▼ケバブの外観(ほんのりと緑色のソース)
一口食べると、早速わさび独特とツンとした匂いとピリッとした辛みがやってきます。想像以上にわさびを再現していて驚きました。
普通のわさびは、ここから一気に目頭が熱くなるものですが、わさびソースはマヨネーズソースと合わさっています。
そのため、口に入れたときのわさび風味の余韻を感じながら、マヨネーズらしいまろやかなコクと酸味で、美味しく食べていくことができます。お肉自体にもしっかりと味が染み込んでいますので、飽きることなく美味しく食べ進めることができます。
食べ終わるとケバブとは思えないほど、すっきりと爽快感のある後味に新鮮さを感じました。これはしばらくわさびソースの虜になりそうです。
そもそも和風らしいソースは、テリヤキや明太などがありますが、わさびは聞いたことがありませんでした。そもそもケバブにわさびが合うのかとすら思いましたが、食べてみると「これは流行りそうだ」と感じました。テリヤキや明太と違い、すっきりと食べられる点が魅力ですし、外国人にもウケそうです。
マヨネーズソースを合わせるので、「わさびマヨネーズ」と言ってもいいかもしれませんが、日本人の想像を超えてくる「わさび」風味をケバブを、ぜひ試してみてください。
・ザ・ケバブファクトリー(公式ページ)
全国でドネルケバブを食べ歩いていると、必ず「ケバブ屋って全国にあるの?」と聞かれます。全国的には東京都とその近辺が最も多く、京阪神や中京圏に十数軒、福岡・札幌・沖縄に数軒、それ以外は各県に1店舗あるかないかといったところが現状です。
肉、野菜、炭水化物。この組み合わせはハンバーガーと似通っていますが、ドネルケバブはハンバーガーと比較にならないほど市場規模は小さいのです。特に地方進出の面で苦戦しています。もちろんキッチンカーや屋台のドネルケバブは多く、徐々に全国的に認知されつつはあるのですが、店舗型のドネルケバブは中々定着しません。
原因について「そもそも都会で定着していない」ことが問題なのではないかと思っています。そして都会で定着しない原因としては「都会は食文化が多様すぎるから」と考えています。色んな食べ物がある中で、敢えてケバブを食べようとする動機が無いのです。
全国をある程度食べ歩いていると、実は美味しいケバブ屋はすでに各地にあることがわかってくるのですが、ケバブ自体が知られていないから集客が難しいというマーケティング面での課題を感じます。
2016年のケバブグランプリにおいて、「ケバブを知らない人に、いかに自分のケバブを食べてもらうか」というマーケティングの大事さを感じましたが、そもそもケバブ業界全体を盛り上げていくためにどうしたらいいか。これを考えるのが2017年の課題になりそうですね。
▼ケバブグランプリ2016におけるマーケティングの大事さについて書いた記事
12月はドネルケバブ19食、トルコ料理6食を頂きました。下記に写真と共にご紹介いたします。ケバブ屋の皆さま、トルコ料理屋の皆さま、ごちそうさまでした。
・12月3日…トルコ料理パーティー(渋谷・サライ渋谷店・トルコ料理屋)
・12月7日…ケバブファクトリー(浅草)
・12月10日…アジアンケバブ(六本木)
・12月10日…デニズ(六本木・トルコ料理屋)
・12月17日…ぐるぐるケバブ(吉祥寺)
・12月10日…ローザケバブテラス(吉祥寺)
・12月18日…スターケバブ(秋葉原)
・12月18日…ドルジャマフセン(練馬)
・12月19日…カデルケバブ(六本木)
・12月23日…ハミちゃんのチキンケバブ(京都・三条)
・12月23日…ZAZA PUB(京都・三条)
・12月23日…Mezopotamia(京都・寺屋町商店街)
・12月24日…ケナン(神戸・トルコ料理屋)※2016年12月25日閉店
・12月24日…カッパドキア(神戸・ハーバーランド)
・アリババケバブ(神戸・元町)
・12月24日…ドネルケバブ チャオ(大阪・恵美須町)
・12月24日…アラプスン(大阪・大東市)
・12月24日…アラプスン(大阪・大東市)
・12月24日…アラプスン(大阪・大東市)
・12月25日…ナザール(大阪・心斎橋・トルコ料理屋)
・12月25日…スターケバブ(秋葉原)
・12月28日…スターケバブ(秋葉原)
・12月28日…サライ渋谷店(渋谷・トルコ料理屋)
・12月29日…ケバブファクトリー(浅草)
・12月31日…ケバブレストランKC(神戸・学園都市)