メルツのドネルケバブログ

ドネルケバブの話をざっくばらんに書いてます

ケバブ見聞録 「КЕБАБ-ХАУЗ」(モスクワ)

2017-11-19 19:25:04 | 見聞録(ケバブ屋・トルコ料理屋情報)

ロシアではドネルケバブのことを、アラビア語名の「シャワルマ」と呼ぶそうですが、近年では日本と同じく「ケバブ」と呼ぶケースが増えているそう。

 

今回モスクワに行った2つのケバブ屋のうちの1つが、この「КЕБАБ-ХАУЗ」さん、ラテン語表記だと「KEBAB-HOUSE」さん。ドネルケバブ以外にもシシケバブやルーラケバブ(平たい棒にひき肉を巻き付けるケバブ)など、多数のケバブを味わえるようです。「ようです。」に終始しているのも、私がロシア語がまったくわからないからです。

 

▼外装(撮り忘れのため、お店ウェブページより)

 

▼内装

 

▼キリル文字で手書きのメニュー表

 

▼豊富なメニューを支える具材の数々はショーウィンドーに入れられており、作る過程を見ることができます。

 

店内の様子は清潔でおしゃれ。この時、ロシアの寒さで凍えていたのですが、身も心も暖まる空間でした。メニュー表を見ると料理の数が豊富かつ文字が読めず不安でしたが、幸いオーナーらしい女性は英語ができる方で、無事に注文することが出来ました。

 

▼ピタケバブ

 

目の前で肉を削り、野菜を入れて、最後はパンをプレスして完成。日本やトルコとは全く違う形状に驚きつつ、早速かじりつきました。結論を言うと、日本やトルコで知っているドネルケバブとは全く異なった味がします。

 

▼断面

 

まず肉自体に味はあまりなく、ビーツや白くさらさらしたドレッシングが味の主体で塩気が強いです。食べている途中に気が付きましたが、例えるなら、ゴマダレ風味の棒棒鶏に塩気を足した感じです。キュウリや玉ねぎといった水気の多い野菜が多く入っており、外はパリッと、中はみずみずしい感じ。これはこれで美味しいのですが、日本でもトルコでも味わえない味に驚きながら食べていました。

 

▼断面

 

食べ進めると、量の多さも感じました。野菜がかなり入っており、パンも厚さ以上に食べごたえがあります。見た目が食べやすそうだったので、すっかり油断しきっていましたが、食べ方に気をつけないと野菜があふれ出してきます。

 

▼食べ終わり

 

あふれ出して、包み紙の上に落ちたお肉や具材をつまんでみたのですが、やはりお肉には味はほぼなく、ビーツと白いドレッシングで味を出している感じがしました。ファーストフードとして、野菜が多くて見た目もオシャレで満足ですが、日本やトルコとのギャップへの驚きが大きかったです。モスクワの中心部にあるお店なので、再訪時にはまた訪れてみたいです。

 

※豆知識

ロシアのミネラルウオーターは、炭酸入りの「ガズィローヴァンナヤ・ヴァダー」と、炭酸が入っていない「ニガズィローヴァンナヤ・ヴァダー」の2種類があるのですが、この時注文したのは炭酸入りのほうで、ボリューミーなケバブと合わさって、お腹いっぱいになりました。

 

▼КЕБАБ-ХАУЗホームページ

http://kebabhouse.ru/




【ケバブグランプリ最終決戦】自動ケバブ削りマシン、なにがすごい!?

2017-11-10 00:59:54 | ケバブグランプリ最終決戦

ケバブグランプリ最終決戦の目玉のひとつ。それがエフェケバブさんで使われている、自動ケバブ削りマシンです。

 

IMG_20171109_204722010.jpg

 

かつて渋谷にあったケバブ屋が使用していたとの目撃情報を伺いましたが、現在日本で稼働しているのは、恐らくエフェケバブさんのみではないかと思います。

 

リモコンによる操作もできれば、全自動モードにすることも可能なこのマシン。ドイツ企業とトルコ企業の共同制作で、お値段は詳しく言えませんが「高すぎるわけではない」くらい。普通のケバブ焼き器が、およそ15万円からということを考えると高いのですが、なんといってもこの機械は自動なので、「人を雇ったと思えば」高いわけではないのです。

 

 

****************

そう、この自動ケバブ削りマシン。なにが具体的にすごいかと言うと…

 

1.人手を減らせる

 

ケバブ屋さんは基本的に慢性的な人手不足。人手が減らせると書きましたが、店員さんの数は過剰ではなく、むしろ限界を超えて必死にやっているお店がほとんどです。地方では1人か2人で仕込みから販売までこなすお店も珍しくありません。

 

下記リンク先の動画をご覧頂けると、ケバブを切ることは見た目以上に難しいことがわかります。機械が自動でケバブを切ってくれると、パンを焼いたり野菜を詰めたり、下ごしらえやサイドメニューの調理など、色んなところに人を割り振ることが出来、かつ店員さんの体力温存も可能になります。

 

ケバブを自動で切ってくれるこのマシンは、救世主的存在です。

 

▼「ケバブグランプリでケバブ作ってみた!」Youtubeより

https://www.youtube.com/watch?v=pleambI4ZzE

 

2.人の手レベルで薄く切れる

 

 

日本で食べられるドネルケバブのお肉は、主にチキンとビーフの2種類があります。コストの関係でチキンが多数派ですが、チキンはビーフに比べて切りにくいという難点があります。そのため、チキンをゴロっと大きく切って提供するお店も少なくありません。

 

そしてこのマシンですが、人の手と同じくらいの薄さで切れています。チキンに関して言えば、正直人の手を超えるレベルで薄く切れ、実際に食べていても「機械だから」と言ったような違和感はありません。

 

 

3.味がブレない

 

ケバブの面白いところは、切る人によって切り方が変わり、味が変わることです。しかし、機械は一定に切っていくので、面白味は無くなりますが品質を均一に近づけることができます。店員さんの入れ替わりが激しいケバブ業界において、味がブレないということは意味のあることです。

 

****************

さて、一見完璧に見える自動ケバブ削りマシンですが、見た感じ弱点もあります。

 

1.機械ゆえの繊細さ

 

安全装置が優秀で、肉が機械に詰まったり、削るお肉の表面が荒くなったりすると、センサーがそれらを感知して機械が止まります。これ自体は良いことなのですが、意外と止まる回数が多いので、ずっと全自動で任せっきりとまではいきません。なので、人手は減らせるのですが、機械の面倒も見れるくらいの余力は必要です。

 

また自動で均一に削るので、お肉も表面が凸凹しているとマシンが動いてくれません。これを見越して、あらかじめ機械の仕様に合わせたお肉を作らなければいけません。

 

2.切り時の確認は必須

 

実はこのマシンを使ったからと言って、即おいしくなるわけではありません。ケバブは切り方も大事ですが、切り時もとても大事です。例えば早すぎると危険な生肉を出してしまいますし、焼き過ぎると固くなって味も落ちます。全自動にしていて目を離すと、意図していないタイミングで肉が切られることもあります。

 

あくまでもこのマシンは「切る」ことが自動なので、いかに美味しいタイミングで切らせるかは、人間に委ねられています。

****************

 

「とてつもない機械だなぁ…」というのが、このマシンを初めて見た時の感想です。弱点はありますが、それをカバーして上手に使えば大きな可能性を秘めています。ケバブ業界の未来を感じられる自動ケバブ削りマシン。ぜひ会場でご覧頂き、実際にケバブを召し上がっていただきたいです。

 




ケバブグランプリ最終決戦 出店店舗一覧

2017-11-09 20:50:00 | ケバブグランプリ最終決戦

ケバブグランプリ最終決戦

 

出場店が出揃いましたので、撮れたての写真とともにご紹介いたします!

 

【ケバブ屋】(MAP順・敬称略)

1.HASEL FOODS(ハセルフーズ)


2.Alis Kebab(アーリーズケバブ)


3.DoyDoy Kebab(ドイドイケバブ)


4.EfesStreetKitchen


5.ムスタファケバブ


6.ラブラムケバブ


7.Stelle kebab(ステラケバブ)



8.kebab cafe Erutugrul(ケバブカフェ エルトゥールル)


9.ペルシアンドネルケバブ


10.EFE KEBAB(エフェケバブ)


11.kebab Bodrum(ケバブ ボドルム)

 写真準備中


【物販店】(MAP順・敬称略)

1.HASEL FOODS

2.スマイルアジア

 

 




ケバブグランプリ運営様にインタビュー

2017-11-08 14:30:48 | ケバブグランプリ最終決戦

2017年11月8日から行われる「ケバブグランプリ最終決戦」。その名の通り、今回が事実上最後の開催となります。

 

第2回ターキッシュフェスティバル以降、新潟開催を含め全ての「ケバブグランプリ」に足を運んだ私。実は、私が全国でケバブを食べ歩くようになったきっかけを与えてくれたのも「ケバブグランプリ」です。

 

 

日本唯一のケバブ専門イベント「ケバブグランプリ」。B級グルメをはじめ無数のグルメイベントが開催されている中において、「ケバブグランプリ」の誕生まで、ケバブはまさに前人未到の領域でした。

 

(そもそも、なぜケバブグランプリが始まったのか)

(なんで今回が最終決戦なのか)

湧き出る問いを抑えきれず「ぜひ、運営をされている方のお話を伺いたい!」その一心で、「ケバブグランプリ」を運営されております、日建リース工業株式会社様に、メールでお話をお伺いいたしました。

 

▼日建リース工業株式会社様ホームページ

http://www.nrg.co.jp/nikkenlease/

 

ご多忙を極める中での突然の取材にも関わらず、快く、そして大変親切なご回答を頂きました。そして、今回はそのQAの内容を、ご担当者様許可を頂いて公開する運びとなりました。この場を借りて御礼を申し上げます。誠にありがとうございました。

 

********************

Q. 日建リース工業様が、「ケバブ」をテーマにしたイベントを開催された背景をお聞かせください。

A.当社はもともと建設現場で使う足場資材のレンタル業を母体として、オフィスや事務用品、介護用品など、様々な分野へレンタル事業を広げてきました。

イベント用仮設ハウスやテントのレンタルも大きな事業で、イベント業界の皆様にご利用いただいておりますが、こうした事業を行う中で自社が主体となってイベントを開催するようになりました。

会場となる公園を借りるには、自治体や大使館の後援が必要です。このため、いろんな国や地域をテーマに数多くのイベントを考案してきました。

その中でも「トルコ」は、ケバブやベリーダンスなど日本で馴染み深いものがあり、実現性が高いと判断したため「ターキッシュフェスティバル」を開催する運びとなりました。

Q. イベントタイトルが、「ターキッシュフェスティバル」から「ケバブグランプリ」になりましたね。

A.当初は「ターキッシュフェスティバル」と銘打っていましたが、一般のお客様にとっては、「ターキッシュ」という単語からトルコ文化を想起しづらいといった点がありました。

また、「ターキッシュフェスティバル」でケバブの人気が大いにあり、1コーナーとして催したケバブグランプリが大変盛り上がったことから、「ケバブグランプリ」をイベントタイトルにしました。

Q. 開催された他のイベントと比べて、「ケバブグランプリ」ならではのご苦労はありましたか。

A.契約など、コミュニケーションのお相手の多くは外国の方であること。そして、本来はケバブの「食べ比べ」を魅力のひとつにしようと考えていましたが、ケバブは1つで満腹になってしまう点を汲み取れなかったこと。

さらに、ケバブのお店は各地の様々なイベントに出店されることが多いため、たくさんのお店に一堂に集まっていただくには、本来集客が見込めるシーズンではない、イベントの少ない時期にしか開催できなかったことです。

Q.開催を重ねる中で、 世の中の反応や来場者数に変化はございましたでしょうか。

A. 来場者数は回を重ねるごとに増えております。少しずつ知名度が上がってきたり、 新宿の大久保公園がフードイベントをよく開催しているため、そこでのイベントから認知度が上がってきていることも起因していると思います。

「よくケバブだけでイベントをしているな」と突っ込まれながらも、皆さん楽しんでいただいております。ケバブそのもの以外にも、各国の店員さんの陽気さや、ビジュアルも人気で、ケバブより店員さん目当てにご来場されている女性もすごく多いことも、開催する中で知った発見でした。

Q.今大会が事実上の最終開催となる理由について、 よろしければお聞かせください。

A. 第5回を迎え、殿堂入り店舗も出てまいりました。「ケバブグランプリ」は多種多様な料理をご提供するのではなく、ケバブ1種類と多少のサイドメニューというシンプルさゆえ、なかなかその時代に流行している内容に沿いながら展開できるイベントではありません。

ほかにはない日本唯一のイベントであるとともに、ずっと継続できるか判断が必要なイベントでもあります。

出店される店舗の皆様にとっても、ケバブやトルコ文化の繁栄を願いつつも、ビジネスでもありますので、集客が落ち込んでしまってから終わるわけにもいかず、今回最終とさせていただきました。

株式会社テレビ新潟放送網様(TeNYテレビ新潟様)が主催された、新潟での「ケバブグランプリ」開催があったように、「ケバブグランプリを主催したい」とのお声があれば、今回以降も開催の可能性もあります。

 

▼新潟開催のケバブグランプリ
IMG_20170402_084147043.jpg
 

Q.もし今後、日建リース工業様が主催でケバブグランプリを再開させるとすれば、 どのような条件が整った時でしょうか。

A. 現在検討はしておりませんが、何か面白い企画があれば開催したいですね!

Q. 今回のケバブグランプリの採点ですが、 来場者視点ではどのような点がポイントになりますでしょう か。

A. 主な基準は売上です。お店によってメニューの数や店員の人数などはまちまちですが、メニューが多ければ売上が高いわけでもなく、いかにスムーズにお客様にご提供できるか。そこも販売数での勝負どころです。

会場内はケバブ一色のため、お客様も迷うと思いますが、商品の最低単価が700円と統一されているからこそ、お客様の呼び込みや提供スピードなど接客の如何がトータルとして売上金額に現れます。過去も売上と投票はほぼ同じ順位でした。

ただ、街中では一部のお店が強引な客引きを行っている遺憾な現状もありますし、衛生面への懸念のお声もあります。このため、お客様にご安心いただく接客や衛生面への取り組みも、ポイントとしています。

ケバブに興味はあったものの、街中でスタンディングで食べることに抵抗がある女性や、客引きが苦手だった方も、このイベント会場で気軽にケバブが楽しめる場になればと考慮しています。

Q.最後となりますが、主催されて「嬉しかった」「感動した」お客様やお店の方の声がございましたらお聞かせください。

A. 日本人ではなく他国の店員さんが販売するからこそ売れやすいケバブ。しかし、一方で、一部では強引な客引きがあったり、衛生面への不安があったりして、マイナスなイメージを感じる方もいらっしゃいます。

お店に「<ケバブグランプリ> 出場」のステッカーがあると、女性やご年配の方は「日本のイベントに出場しているなら安心だ」と思ってくださるようで、そうした安心感をご提供することで、お客様とお店の双方にお役に立てている嬉しさを感じます。

会場にいる店員さんは皆さん総じて仲がよく、グランプリではお互いにライバルではありますが、みんなで一緒に、年に一度のお祭りのように楽しんでいただけたことが何よりの嬉しさです。

 

▼虹色のケバブグランプリ優勝旗を掲げ、ケバブグランプリ出場の様子を掲示する、エフェケバブさん(東京モーターショーにて)

IMG_20171108_140311026.jpg

********************

ご多忙を極めている中で、何度もご確認を頂き、こうして記事に出来たこと。本当にありがたく存じます。今まで知らなかったケバブグランプリの言わば舞台裏。そのお考えと思いを伺うことが出来たのは、大変貴重な経験でした。

 

さて、今回のケバブグランプリはインタビューにもございました通り、味や腕前はもちろん接客に至るまで、すべてを懸けた【総力戦】です。

 

今回は、過去の優勝店がグランプリに参加せず、初出店のお店も半分近くを占めています。まさにどのケバブ屋が優勝するかわかりません。

 

ケバブ好きも、ケバブのことが気になっている方も、気軽にケバブの食べ比べが楽しめる、これが最後の機会!

 

ぜひ「ケバブグランプリ最終決戦」へお出かけください!

(私もこのあと向かいます!)

********************

【大会詳細】

ケバブグランプリ最終決戦

 

・日時

11月8日(水)~11月12日(日)

11:00~21:00(8日のみ17:00~)

 

・会場

新宿大久保公園

 

※今大会は券売機制です

 

その他、出店店舗やイベントスケジュールは、ケバブグランプリ公式ページへ!

 

▼ケバブグランプリ公式ページ

http://www.nrg.co.jp/nikkenlease/turkish-festival/

 

▼ケバブグランプリ公式Twitterアカウント

https://twitter.com/turkishfes

 




【ケバブグランプリ最終決戦】誰も教えてくれないケバブの食べ方(3年間500食以上食べた結果)

2017-11-06 20:59:20 | ケバブグランプリ最終決戦

ケバブグランプリがついに今回で最終回となりました。ケバブグランプリを毎回心待ちにしていた私にとって、最終回という響きは胸に来るものがあります。

 

「1人でも多くの方に、最後のケバブグランプリを楽しんで頂きたい!」。この思いから、まずは意外と知らないケバブの食べ方について、私が3年間で500食食べた結果「こんな形に落ち着きました」という食べ方をご紹介させて頂きます。

 

実は以前にもブログで掲載したのですが、「確かに前よりはまともに食べられた」というお声を頂きましたので、効果はあると思います。「どう食べたらいいかわからない!」という方、ぜひご参考にされてみてください。

 

★ケバブを食べる上で覚えておきたい3つのポイント★
 

1.ピタパンは【端】が一番強い

ケバブを最初に食べる時、何も知らないまま食べようとすると、食べやすい端の部分を最初に食べてしまいがち。実はこれは一番やってはいけないこと。ケバブで一番強度があるのは端の部分なので、そこを最初に食べてしまうと、中身が端から崩れてしまい、手が付けられなくなります。

2.「やや端→反対側→真ん中→たまに端」の繰り返し

私が最初に口を付けるのは、真ん中と端の間。これについては、下の食べ進める過程の写真を見て頂けるとわかりやすいかと思います。

3.お箸を頼んでみる

お箸を頼んでみてください。ある程度、ピタパンの中身を減らすと食べやすくなります。1つのケバブをみんなでシェアしたりする時にもお箸は便利です。ケバブグランプリでは「ケバブを1つずつ買ってきて、お箸でみんなでシェア」という楽しみ方のほうが、効率よく色んなケバブを食べ比べできてオススメです。

★食べ進める過程の写真と解説★

▼1.ケバブを受け取る時は、下から受け取りましょう。上からつまむように受け取ろうとすると、結構な確率で落とします。ケバブの重さは約250gで、これはスマホの1.5台分ほどの重さなのです。


▼包み紙を広げながら、ケバブを持ち上げます。包み紙を広げたほうが、ソースや肉がこぼれても、下に落ちて服やバッグを汚す可能性を低くできます。


▼ケバブは端の部分が一番強いので、できるだけ残すようにしましょう。


▼横から見ると、肉が飛び出ているので、まずそこをすするように食べて水平にならします。この過程は、ソースや肉を味わい、そのお店の味や店員さんの腕前をつかむ、結構大事なポイントです。


▼ある程度水平にならしたら、真ん中やや横を食べます。いきなり真ん中を食べると、押し出された具材が端に行って盛り上がり、口の両端について汚れてしまいますので、真ん中の【やや横】というのがみそです。


▼同じように、反対側の真ん中やや横を食べます。


▼端のキワの辺りを食べます。端を食べてしまうことがあるかもしれませんが、少しであれば大丈夫です。いよいよ、真ん中が飛び出てきましたね。


▼ここで真ん中を食べます。


▼ピタパンの端を少しずつ食べつつ、やや横→反対側のやや横→真ん中の繰り返しです。


▼この辺りで端の片側を完全に食べます


▼少しピタパンを傾けて端と端を水平にすると、具が飛び出しにくくなりますし、食べやすくなります。


▼逆の方に向かって食べ進めていきます。


▼このあたりで丸ごとパクッといくか、刻んでいくかを悩み始めます。私は最後に大口で〆てしまいます。


▼食べ終わった後の包み紙。わずかに肉が落ちただけでした。実は最後に包み紙に残った肉を食べると(そういえばこのお店の肉自体はこんな味付けだったな)と、復習ができるので個人的にはありがたく思っています。


以上になります。分かりづらかったら申し訳ありませんが、自然と染みついた食べ方なので解説が難しいところもありました。ぜひケバブを美味しく楽しく召し上がっていただけたら幸いです。

 

最後までご覧いただきありがとうございます!