本書にはマクドナルドの経営努力が書かれている。
マクドナルドは2005年に「100円マック」でインパクトを与えた。本からの引用でマック社長の言葉。「低価格でも高級展開でもダメなら、両方で行こう、安い商品でお客を引き付け、ついでにちょっと高めの商品も買ってもらおう。」
続いて本からの引用。「このように、低価格を訴求したプロモーションは、1991年からはじまり、1998年7月からは、65円「平日半額セール」が断続的に始まり、2001年までの4年間ほど続いていました。結果として、この4年間でハンバーガーの価格も下がりましたが、同時に、ハンバーガーの価値も下がってしまったと言えます。」
100円カボチャはインパクトがあったと思う。「これ100円でいいの?」とお客さんから言われた。先週カボチャを直売所の一番目立つところにおいてお客を引き付け、止まってもらって他の品物も買ってもらおうというのが私たちの考えだった。マクドナルドはハンバーガーを安くしたことによって、ハンバーガーの価値をも下げてしまったと書かれている。学生時代に「マックのハンバーガーが随分安くなったなあ」と感じたことを思い出す。値段を下げることによって、商品価値をも下げてしまうことには気をつけなくてはいけない。
直売所において、どのようにすればもっと集客することができ、リピーターを増やし、売上がアップしていくかをこれからも考えていきたい。一流企業から学んで少しでも生かしていきたいものだ。