2016年1月の読書メーター
読んだ本の数:20冊
読んだページ数:5805ページ
ナイス数:50ナイス
王子狐火殺人事件―耳袋秘帖 (文春文庫)
読了日:1月6日 著者:風野真知雄
佃島渡し船殺人事件―耳袋秘帖 (文春文庫)
読了日:1月6日 著者:風野真知雄
日本橋時の鐘殺人事件―耳袋秘帖 (文春文庫)
読了日:1月7日 著者:風野真知雄
木場豪商殺人事件―耳袋秘帖 (文春文庫)
読了日:1月8日 著者:風野真知雄
耳袋秘帖 湯島金魚殺人事件 (文春文庫)
読了日:1月13日 著者:風野真知雄
耳袋秘帖 馬喰町妖獣殺人事件 (文春文庫)
読了日:1月13日 著者:風野真知雄
耳袋秘帖 四谷怪獣殺人事件 (文春文庫)
読了日:1月13日 著者:風野真知雄
耳袋秘帖 品川恋模様殺人事件 (文春文庫)
読了日:1月14日 著者:風野真知雄
清掻―吉原裏同心〈4〉 (光文社時代小説文庫)の感想
前巻から引き続きのラスボスになるのかな?は黒御所・治済はある意味定番。中ボス町奉行はそのままだけど、実在の曲淵甲斐守ってこんなエゲツないクソ奉行って感じじゃないような。読切というスタイルなので、そこらはえげつない仕込みやったのを吉原に逆襲されて若干溜飲を下げさせられるって体で、この巻の敵はホモ侍なんだけど、悪役の属性としてのホモヘイトってのは時代性もあるかもしんないけど、実際はどうなんだろうね。吉原の敵って感じにはなるかw メインは会所の暗闘って感じだけど、各エピソードもきっちり立っててよかった
読了日:1月14日 著者:佐伯泰英
初花―吉原裏同心(五) (光文社時代小説文庫)の感想
今巻は特に吉原潰し系の陰謀とかの巻を貫くメインストーリーはなく、主人公や会所を初めとする吉原に絡んだ日常オムニバスって感じだった。読切システムで、読後感スッキリを作者が標榜してるのならある意味仕方ないけど、シリーズ黒幕?のラスボス・治済はともかく、ちょっと強過ぎる主人公に悪のライバルも欲しいような。前巻のホモ侍がそーなってくれてもよかったんだけどw
読了日:1月17日 著者:佐伯泰英
遣手―吉原裏同心(六) (光文社時代小説文庫)の感想
今巻はちょっと趣向を変えて道中物。前半は吉原内部の金絡みの話。良くも悪くも金はひとを変える。それが吉原の遊女絡みのものともなれば、って感じ。道中記はいつもと違った田舎ヤクザ相手のちょろい作業だったけど、それもまた吉原に絡む事情なればってところなのか。一応吉原の金という方向で一環はしてたけど、最後のエピソードはまた別の話にしてもよかったような気はする。頭が吉原、半ばが道中記、締めはまた吉原に帰ってきた会所と裏同心の日常で括りたいという構成はわかるけど。
読了日:1月19日 著者:佐伯泰英
耳袋秘帖 目黒横恋慕殺人事件 (文春文庫)
読了日:1月20日 著者:風野真知雄
耳袋秘帖 妖談うつろ舟 (文春文庫)
読了日:1月20日 著者:風野真知雄
隠密 味見方同心(四) 恐怖の流しそうめん (講談社文庫)の感想
ちょっと中だるみ的という感じも。相変わらずの風野節はいいんだけど、今巻には特別シリーズのキモに迫るようなモノもなく、小さい日常の捕り物謎解きって感じだった。
読了日:1月22日 著者:風野真知雄
卜伝飄々の感想
卜伝というともっと枯れた感じのいかにも剣聖って仙人みたいな武侠小説に出てきそうな偏屈爺さんてのが先行してるイメージだけど、そこは風野作品だしソコはまぁそうだよねwって方向で安定。宮本作品の「剣豪将軍義輝」っぽい溌剌さのよりこっちのが実際はリアルな将軍像なんじゃないかなぁとか思ったりw 武蔵のガムシャラっぽいのも実にらしいなwとか。
読了日:1月23日 著者:風野真知雄
耳袋秘帖 深川芸者殺人事件 (文春文庫)の感想
再読。手持ちのだいわ版が行方不明だったんで図書館で借りた。書き下ろしの力丸と根岸の出会いの話が面白かったけど、シリーズがある程度出てからの後付け設定的に書き下ろした感はちょっとあったかなw まぁファンサービスみたいなものなんで楽しめたけど。
読了日:1月23日 著者:風野真知雄
枕絵 吉原裏同心(七) (光文社文庫)の感想
リベンジポルノどころか、もうなんか完全にエロマンガの世界w そんな薄い本の常識など示現流が一刀両断となるワケでなく、既に当の悪人が死んでるところからスタートでその顛末に幹次郎と会所がどう関わるかってのが吉原裏同心か。シリーズサブエピソード、幹次郎と唯一心が通じてる外部の人間の甚吉にはこのままハッピー&お惚けを貫いて欲しい。今巻の後半のメイン、老中松平定信の側室の護衛旅の報酬というか裏取引的なのは、寛政の改革の性格上添い遂げるのは難しいんじゃないかしらとか先の展開を憂いてみたりw
読了日:1月26日 著者:佐伯泰英
炎上―吉原裏同心〈8〉 (光文社時代小説文庫)の感想
史実のソレとリンクさせるイベントとしてはいいとして、黒幕が全然表に出ないまま猿回し3人組に引っ掻き回されて後手後手になった挙句吉原大炎上ってのは、ちょっと幹次郎&会所の運営に問題はなかったかえ?って感じがするかな。まぁ テロリストのゲリラ戦術ってのは実際大人数での牽制&取り締まりしか手がないから現代でもコレは仕方ない部分もあるんだけど、気づくのが遅いとか手緩いことやってる内に出し抜かれたって要素が多かったから、弁解の余地はないかなぁというか。一応は正義という体の主人公が先制攻撃撃滅戦法ってのもアレだけどw
読了日:1月29日 著者:佐伯泰英
仮宅―吉原裏同心〈9〉 (光文社時代小説文庫)の感想
吉原裏同心というシリーズタイトル上の、裏同心としての部分はこの巻とかのがらしい気がしたかな。裏定回り同心つーかw 分割営業してる廓を巡っての捜索とか捕り物っぽい雰囲気がいつもの吉原に縛られてないのがよかった。集団花魁拉致殺人遺棄に裏同心&会所の怒り炸裂。でもボンクラ殿様の下の悪用人が好き放題ってのはやっぱ違うと思うんだよね。まー悪いお人じゃないってのは分かるけど、お取り潰しじゃ堪えないんだから相応の始末は必要というか。あとやっぱ、薄墨、染井の両花魁の幹様モテモテハーレム要素とか要らないと思うんだよねw
読了日:1月30日 著者:佐伯泰英
夕影 風の市兵衛 (祥伝社文庫)の感想
今巻もほぼそろばん要素なかった。為替のどうのでちょっとあったけどメインのストーリーにはそんな絡んでないし、鬼渋も宗秀先生も出番ナシ。なんだか憎いけど憎からず思う不思議な関係になった青と弥陀之介も交えて、田舎ヤクザの陰謀を美人三姉妹のために叩き潰す市兵衛。毎回の通り前半はクソヤロウ共がこれでもかと好き放題してストレス溜め込んで、兄上にチクッてさっさと済ませりゃいい話を手をこまねいたり正当だけど迂遠な手段で筋を通して、クライマックスに風の剣劇場で最後兄上の手回しで締めという段取り。フルチンバトルがいいねw
読了日:1月31日 著者:辻堂魁
読書メーター
読んだ本の数:20冊
読んだページ数:5805ページ
ナイス数:50ナイス
王子狐火殺人事件―耳袋秘帖 (文春文庫)
読了日:1月6日 著者:風野真知雄
佃島渡し船殺人事件―耳袋秘帖 (文春文庫)
読了日:1月6日 著者:風野真知雄
日本橋時の鐘殺人事件―耳袋秘帖 (文春文庫)
読了日:1月7日 著者:風野真知雄
木場豪商殺人事件―耳袋秘帖 (文春文庫)
読了日:1月8日 著者:風野真知雄
耳袋秘帖 湯島金魚殺人事件 (文春文庫)
読了日:1月13日 著者:風野真知雄
耳袋秘帖 馬喰町妖獣殺人事件 (文春文庫)
読了日:1月13日 著者:風野真知雄
耳袋秘帖 四谷怪獣殺人事件 (文春文庫)
読了日:1月13日 著者:風野真知雄
耳袋秘帖 品川恋模様殺人事件 (文春文庫)
読了日:1月14日 著者:風野真知雄
清掻―吉原裏同心〈4〉 (光文社時代小説文庫)の感想
前巻から引き続きのラスボスになるのかな?は黒御所・治済はある意味定番。中ボス町奉行はそのままだけど、実在の曲淵甲斐守ってこんなエゲツないクソ奉行って感じじゃないような。読切というスタイルなので、そこらはえげつない仕込みやったのを吉原に逆襲されて若干溜飲を下げさせられるって体で、この巻の敵はホモ侍なんだけど、悪役の属性としてのホモヘイトってのは時代性もあるかもしんないけど、実際はどうなんだろうね。吉原の敵って感じにはなるかw メインは会所の暗闘って感じだけど、各エピソードもきっちり立っててよかった
読了日:1月14日 著者:佐伯泰英
初花―吉原裏同心(五) (光文社時代小説文庫)の感想
今巻は特に吉原潰し系の陰謀とかの巻を貫くメインストーリーはなく、主人公や会所を初めとする吉原に絡んだ日常オムニバスって感じだった。読切システムで、読後感スッキリを作者が標榜してるのならある意味仕方ないけど、シリーズ黒幕?のラスボス・治済はともかく、ちょっと強過ぎる主人公に悪のライバルも欲しいような。前巻のホモ侍がそーなってくれてもよかったんだけどw
読了日:1月17日 著者:佐伯泰英
遣手―吉原裏同心(六) (光文社時代小説文庫)の感想
今巻はちょっと趣向を変えて道中物。前半は吉原内部の金絡みの話。良くも悪くも金はひとを変える。それが吉原の遊女絡みのものともなれば、って感じ。道中記はいつもと違った田舎ヤクザ相手のちょろい作業だったけど、それもまた吉原に絡む事情なればってところなのか。一応吉原の金という方向で一環はしてたけど、最後のエピソードはまた別の話にしてもよかったような気はする。頭が吉原、半ばが道中記、締めはまた吉原に帰ってきた会所と裏同心の日常で括りたいという構成はわかるけど。
読了日:1月19日 著者:佐伯泰英
耳袋秘帖 目黒横恋慕殺人事件 (文春文庫)
読了日:1月20日 著者:風野真知雄
耳袋秘帖 妖談うつろ舟 (文春文庫)
読了日:1月20日 著者:風野真知雄
隠密 味見方同心(四) 恐怖の流しそうめん (講談社文庫)の感想
ちょっと中だるみ的という感じも。相変わらずの風野節はいいんだけど、今巻には特別シリーズのキモに迫るようなモノもなく、小さい日常の捕り物謎解きって感じだった。
読了日:1月22日 著者:風野真知雄
卜伝飄々の感想
卜伝というともっと枯れた感じのいかにも剣聖って仙人みたいな武侠小説に出てきそうな偏屈爺さんてのが先行してるイメージだけど、そこは風野作品だしソコはまぁそうだよねwって方向で安定。宮本作品の「剣豪将軍義輝」っぽい溌剌さのよりこっちのが実際はリアルな将軍像なんじゃないかなぁとか思ったりw 武蔵のガムシャラっぽいのも実にらしいなwとか。
読了日:1月23日 著者:風野真知雄
耳袋秘帖 深川芸者殺人事件 (文春文庫)の感想
再読。手持ちのだいわ版が行方不明だったんで図書館で借りた。書き下ろしの力丸と根岸の出会いの話が面白かったけど、シリーズがある程度出てからの後付け設定的に書き下ろした感はちょっとあったかなw まぁファンサービスみたいなものなんで楽しめたけど。
読了日:1月23日 著者:風野真知雄
枕絵 吉原裏同心(七) (光文社文庫)の感想
リベンジポルノどころか、もうなんか完全にエロマンガの世界w そんな薄い本の常識など示現流が一刀両断となるワケでなく、既に当の悪人が死んでるところからスタートでその顛末に幹次郎と会所がどう関わるかってのが吉原裏同心か。シリーズサブエピソード、幹次郎と唯一心が通じてる外部の人間の甚吉にはこのままハッピー&お惚けを貫いて欲しい。今巻の後半のメイン、老中松平定信の側室の護衛旅の報酬というか裏取引的なのは、寛政の改革の性格上添い遂げるのは難しいんじゃないかしらとか先の展開を憂いてみたりw
読了日:1月26日 著者:佐伯泰英
炎上―吉原裏同心〈8〉 (光文社時代小説文庫)の感想
史実のソレとリンクさせるイベントとしてはいいとして、黒幕が全然表に出ないまま猿回し3人組に引っ掻き回されて後手後手になった挙句吉原大炎上ってのは、ちょっと幹次郎&会所の運営に問題はなかったかえ?って感じがするかな。まぁ テロリストのゲリラ戦術ってのは実際大人数での牽制&取り締まりしか手がないから現代でもコレは仕方ない部分もあるんだけど、気づくのが遅いとか手緩いことやってる内に出し抜かれたって要素が多かったから、弁解の余地はないかなぁというか。一応は正義という体の主人公が先制攻撃撃滅戦法ってのもアレだけどw
読了日:1月29日 著者:佐伯泰英
仮宅―吉原裏同心〈9〉 (光文社時代小説文庫)の感想
吉原裏同心というシリーズタイトル上の、裏同心としての部分はこの巻とかのがらしい気がしたかな。裏定回り同心つーかw 分割営業してる廓を巡っての捜索とか捕り物っぽい雰囲気がいつもの吉原に縛られてないのがよかった。集団花魁拉致殺人遺棄に裏同心&会所の怒り炸裂。でもボンクラ殿様の下の悪用人が好き放題ってのはやっぱ違うと思うんだよね。まー悪いお人じゃないってのは分かるけど、お取り潰しじゃ堪えないんだから相応の始末は必要というか。あとやっぱ、薄墨、染井の両花魁の幹様モテモテハーレム要素とか要らないと思うんだよねw
読了日:1月30日 著者:佐伯泰英
夕影 風の市兵衛 (祥伝社文庫)の感想
今巻もほぼそろばん要素なかった。為替のどうのでちょっとあったけどメインのストーリーにはそんな絡んでないし、鬼渋も宗秀先生も出番ナシ。なんだか憎いけど憎からず思う不思議な関係になった青と弥陀之介も交えて、田舎ヤクザの陰謀を美人三姉妹のために叩き潰す市兵衛。毎回の通り前半はクソヤロウ共がこれでもかと好き放題してストレス溜め込んで、兄上にチクッてさっさと済ませりゃいい話を手をこまねいたり正当だけど迂遠な手段で筋を通して、クライマックスに風の剣劇場で最後兄上の手回しで締めという段取り。フルチンバトルがいいねw
読了日:1月31日 著者:辻堂魁
読書メーター