コードトーン記憶術 マイナー・コードの3和音 その4

今回は、表の4列目となりました。
マイナー・コードの最後ですね。


ラリシがそれぞれ、ルート音となりますので、
=Am
=A#m/B♭m
=Bm
 ということになりますね。
(デメサスリについてはこちらをどうぞ)

m3rd の音は右隣の音5th は m3rd の右隣の音(ルート音の2つ右隣)に半音プラスする必要がありました。
(詳細は、こちら)

表が足りない場合は、右に増やします。


というわけで、
Am のコード・トーン
Root  ラ(A)
m3rd ド(C)
5th  ミ(E)
ですね。

A#m/B♭m のコード・トーン
Root  リ(A#/B♭)
m3rd デ(C#/D♭)
5th  ファ(F)

Bm のコード・トーン
Root  シ(B)
m3rd レ(D)
5th  サ(F#)
となります。

歌う場合は、任意のドの音を決めてからラドミを歌い、同じ音程で、リデファ、シレサを歌います。

歌わない場合も、声に出すのを忘れないでください。

これで既に、全てのマイナー・コード(12個)と、全てのdim7コード(12個)を記憶したことになってしまいましたね。

余力があったら、任意のドの音を決めてから、今回のラドミや、以前に覚えたレファラ、ミソシを歌い、同じ音程で今までに覚えた他のマイナー・コードを歌ってみてください。

#や♭の付かない、レファラ、ミソシ、ラドミは歌いやすいので、それを基準にして他のマイナー・コードの雰囲気も味わえると思います。
(雰囲気を感じるのはとても大切だと思います)

最後に1つ。

Cm はいつでも歌えるようにしておきましょう。

任意のドの音を決めてからドメソを歌えるようにしておくと、メジャー・キーのブルースを歌ったり、耳コピーしたりするときに非常に役に立ちますので。
(Cm、Dm、Em、Am 以外のマイナー・コードは個別に歌えなくても良いと思います。相対音感なので)

最初のうちは、コード・トーンを思い出すときに、この表を頭に描いてください。
(覚えるにしたがって表を描く必要はなくなりますが、今、表を頭に入れておくと、今後ど忘れした場合に役に立ちます)


次回からは、メジャー・コードです。
この覚え方、思い出し方も実は簡単なのでお楽しみに。

こちらで、個人的な好みの、教則本やCD、DVDを紹介しています。
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