私は、この10月29日から11月1日まで、石川県七尾市の七尾港に強制連行され、過酷な労働を強いられた被害者の聯誼会が提訴した裁判の結果(最高裁で賠償請求は棄却・敗訴 事実認定は訴え通り勝ち取る)を報告するために、支援会を代表して弁護団とともに訪中する。歴史認識において不明確であるならば、そして帝国主義の時代の国境線引きが、先住民や民衆を犠牲者として行われてきたことを否定的に認識できないならば、現下の日中双方のナショナリズムの衝突のような不毛で不幸な対立を深くするということを思わずにはいられない。我が社民党もこの点においては、極めて不徹底であると言わざるを得ない。以下の見解は、その意味で傾聴に値する。
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