風箱の徒然ブログ

旅の思い出話から、木工、日常の徒然を気ままに

でっかい焚き火

2007-05-23 10:35:25 | 1996~97原付日本一周
1996年7月
ライダーハウスに連泊をする。
ライダーハウスの中。


長い人は半年近くも居て、ここからアルバイトに通ったりして、生活費を稼いでいるらしい。
自分はそこまでやる気はないが、こんな生活もあるんだなと感じた。
ライダーハウスの前は廃材置き場になっていて、薪には困らない。

この日の夜、オヤジが来て、この廃材の山の一つに火をつけた。
ものすごいでっかい焚き火だ。

「そりゃ~!でっけえクリスマスツリーだー!!」
「このまま山を一つ燃やしちまえ!!」

大声ではしゃぐオヤジが面白い。
しかしオヤジにとっては今の焚き火は小さいらしい。え~!?
前に、物凄い大きい焚き火をして、電線を燃やした事があったといっていた。
呆れるやら感心するやら。

誰かがこの焚き火にいたずらで、空になったキャンプ用のガス缶を放り込んだ。
うわ~なんてことするんだ!
数分後、ボン!!という鈍い音がした。
缶が破裂したらしい。

ちょっと怖かったが、缶を火に付けたらどうなるかがわかったので良い体験ではあった。
まあ、自分から進んでやりたいとは思わないが・・・

焚き火を前にして皆好き勝手にワイワイやりながら夜は更ける。
北海道だと7月でも夜はけっこう冷える。
まだ数人がワイワイやっていたが、自分は寒くなってきたので部屋に戻り、シュラフにもぐりこむ。
こうして、盛大な焚き火の夜は終わった。