風箱の徒然ブログ

旅の思い出話から、木工、日常の徒然を気ままに

波照間の方言

2008-05-31 14:30:00 | 1996~97原付日本一周沖縄編
沖縄と言ったら、その独特の方言が特徴だ。
自分が波照間まで来たのは偶然みたいなものだから、ろくにこの島の歴史や文化について調べていなかった。

いつだったかOMさんに波照間方言の単語をいくつか教えてもらったので、ここに記載しておく。
文字に表すときは基本的にカタカナらしい。
話によると、平安時代の発音が残っているとか。

自分→バー

あなた、おまえ→ダー

先輩、兄さん→シャマー

姉さん→アマー

自分の島→べスマ、ベッスマ

ありがとう→ニーハーユー、ニイハイヨー

あれまあ→アッサビヨー、アギジャビヨー

お父さん→イヤ

お母さん→アボー

おばあさん→パー

子供→ウタマ

青年→シャンタマ

キビ畑→アマスナー

パパイヤ→マンジョー

バナナ→バーサ

頭→アマスクル

顔→ムチン

足→パン

手→シ

鼻→パナ

耳→ミシュクルミ

目→ミ

夢に出てきた風景

2008-05-23 22:58:20 | オルガン
見る人が見たら

「あ、ここは・・・」

と思うかも知れません。(笑)


どことなく似通った風景なのです。


7~8年前くらいだと思います。
夢にこの工房の景色が出てきたのです。


あまりに鮮明で、強烈な印象があったので、忘れぬうちにクロッキー帳に描き止めておいたものです。
おそらくオルガンの風箱らしき物を作る場面でしょう。
木工作業には違いないようです。

ただ、この風景が出てきた夢で、自分が何をしていたのかは、思い出せません。

夢の中で、この場所を傍観していただけなのか、あるいは作業をしていたのか・・・

物を作ると言う事に、なにがしかの強い思いがあったと言う事なのでしょうか?


テントで一人考え事

2008-05-21 22:14:00 | 1996~97原付日本一周沖縄編
1997年4月21日
久しぶりにゆっくりとした時間が流れた。
モンパの木の下の木陰は実に居心地が良かった。

白い砂浜にコバルトブルーの海を眺め、青空の下で一人これまでの旅を振り返る。


なぜ自分は日本一周しようとしているのか。

とにかく家に居るのが嫌だった。

「共感できる仲間」がほしかった。

自分の知らない土地へ行ってみたかった。

ただ、僕の心の奥底には「人間否定・恐怖」が流れていて、知らない土地へ行ってみたいとは思っても、現地の人と交流をしたいとは思っていなかった。

人と話をするのが怖いと言うのが、どうしても取れない。
こびりついて離れない。


旅の面白さは、その場所へ行くのみでなく、現地の人達と出会う事で新たな広がりもつ事ができることにあると思う。

そう思っているのに、「対人恐怖」が先に来てしまい、一歩前に出る事ができない。
これがまた苦しい。

話がそれた。
日本一周の目的。

50ccという小さなバイクでたくさん走って、「こんなに走ったんだぞ!」と自分の身近な人達を驚かせてやりたかった。
ナマぬるい社会に依存して、心が干からびて「無難な生活」におぼれるのが嫌だった。
そして、一片の歯車としてしか存在価値のない所で働く事に、嫌気がさしていたと言うのもあった。

こんな事をかかえこんで、どうして良いのか分からず、かといって周りに打ち明けて聞いてくれる仲も無く、欲求不満が蓄積してどうしても外に出たくなった。

外に出て走っていれば、気持ちも落ち着くだろうと考えた。

・・・結局独りよがりなのか自分は?

北海道まで行って、5000キロも走って、90リットル近いガソリンを使っても、気持ちは沈むばかりだった。

心が変わる、自分を変えるという作業は、結局物質や長距離をがむしゃらに走っただけではダメだと言うのを、身をもって感じた。

無論、北海道の旅でも、色々な人達と出会ったし。それなりに楽しい事もあった。
しかし、僕の心を根底から変えることは無かった。

自分を変える。
これがいかに難しいか。
しかし、ここで踏み止まっていては進歩が無い。
なんとかしていこう。

具体的にどうすりゃいいのかは分からないが。
一言でも二言でもいい、その時になたら思い切って口を開いてみよう。

タイムカプセル

2008-05-19 21:42:00 | 1996~97原付日本一周沖縄編
1997年4月17日

寮を出て浜にテントを張ってからも、まだ部屋には荷物がかなりあったので、何度か片付けに行った。
これからの旅に不要なものは、全て小包で送った。
長期滞在すると、不思議と物が増える。

片付けも一段落し、すっかり何も無くなった部屋を見回す。
ああ、本当に終わりだなと言い聞かせる。

タイムカプセルを作った。
木っ端を使って箱を作り、中には、寮に皆がいた頃に雑談などの様子を録音したテープやガラクタ、OG君がよく吸っていたタバコの「ウルマ」1箱その他を入れ、ガムテープで封印した。
そしてコンビニ袋で3重に包んだ。

どこに埋めようか?
残りの1週間のうちに場所を決めなくてはいけないな。


4月20日
タイムカプセルを埋めた。
自分がテントを張っている近くである。
目印になる物がなくて困ったが、切り株があったので、その近くに埋める事にした。

50cmくらいの深さの穴を掘り、底にサンゴのかけらを敷き、その上にタイムカプセルを載せる。
そして砂をかけて全て埋めた。
また来るからな・・・


2000年に自分は再び波照間に来て、タイムカプセルを探したが、目印の切り株がなくなっており、場所が分からなくなっていた。
手当たりしだいに掘ってみたが、結局出てくる事はなかった。
誠に残念である。

ぞろ目です

2008-05-17 13:25:05 | 日々雑記
今日、車の距離計をふと見たら、7揃いまであとちょっとでした。

交通量の少ない道だったので、77777,7kmを見届ける事ができましたぞ。

まあ、どうでもいいと言えばどうでもいい話なのですが・・・

こんな所に小さな喜びを感じていたい自分でした。(笑)