人は共同体なしには生存していけない。
人は老人になって、少年のころの共同体を思う。
敗戦後日本の民衆は文化大革命ならず経済大革命を、いくどもいくども経験していった。
敗戦後日本の民衆とは経済革命戦士だった。
共同体を政治党派に求めていった人々は、敗れた。
もとより政治党派とは共同体よりも、ときの政治状況に規定されていく。
人は老人になって、少年のころの共同体を思う。
そこにもうひとつの共同体があった。老人の旅。
焼酎がなくなったので、買ってきた。外は寒かった。
恵子は生きているのだろうか。
おれはひとりだ、孤独に強い、だがなんらしかの共同体がなければ生存していけない。
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