愚民党は、お客様、第一。塚原勝美の妄想もすごすぎ過激

われは在野の古代道教探究。山に草を踏み道つくる。

ディック・チェイニーとは何者? (4-2) 【究極の大陰謀】

2007年02月19日 | 安倍戦争内閣
ディック・チェイニー


ディック・チェイニーとは何者? (4-結) 【究極の大陰謀】
http://www.asyura2.com/0311/hasan32/msg/919.html

投稿者 愚民党 日時 2004 年 1 月 23 日


   デーヴィッド・アイク 訳・本多繁邦 【究極の大陰謀】三交社

http://www.davidicke.com/





驚くのは、ブラウン・アンド・ルートが政府のために活動している場所が、政府機関による麻薬密輸
がおこなわれている場所と、つねに、見事に一致することだ。この点を明らかにした調査報道NPO
「センター・オブ・パブリック・インテグリティ」(CPI)は、ディック・チエイニーが会長だった
一九九五年から二〇〇〇年にかけてのハリバートンの財政的成功に麻薬の金が含まれていたこと、それが
特に子会社ブラウン・アンド・ルートによるものであることを示唆している。さらに例の、海外でのブ
ラウン・アンド・ルートの契約に対してアメリカの各政府機関から与えられる「融資」がある。マイケ
ル・C・ルパートは言う。

--------------------
この融資は輸出入銀行と海外民間投資公社によって与えられる。ラルフ・マクギー(CIAT作
員)の発行する『CIAべ-ス』によれば、どちらの機関もCIA局員が深く浸透していて、役員
には日常的にNOC(非公式の護衛)がつくという。ロシアの金融銀行コングロマリット「アルフ
ァ・グループ」へのある融資の例では、チュメン石油が所有するシベリア油田の設備改装契約を請
け負ったブラウン・アンド・ルートに、二億九二〇〇万ドルが支払われた。

アルファ・グループは一九九八年にチュメン石油の五一パーセント取得を完了したが、これは不
正入札が疑われている。またロシア政府の公式報告では、アルファ・グループを寡頭支配するミハ
イル・フリードマンとピョートル・アーヴエンに「東南アジアからロシア経由でヨーロッパヘ流れ
る麻薬の運搬に関わった疑い」がかけられている。

さらにこの二人には、ロシアのギャングであるソルンツエヴォ・ファミリーとの関係で、ヘロイ
ン密輸の疑いもある。その同じフリードマンとアーヴェンが(アメリカ政府の)融資を申し込み、
ハリバートン社のロビィ活動によって融資が確保された。その結果、アルファ・チュメン油田での
ブラウン・アンド・ルートの活動が継続、拡張されることになった。

(CPIの)記事は、アルファ・グループ内に組織犯罪に関わる連中がいて、彼らが詐欺で油田を
掠め取ったと述べた上で、FSB(ロシアのFBIに相当)の公式報告、BPアモコ等の石油各社
やCIA,KGBの元幹部の言葉、新聞記事などを引用し、確かにアルファ・チュメンとヘロイン
運搬に繋りがあることを確認した。一九九五年には、アルファ・グループ企業であるアルファ・エ
コ石油の借り上げた鉄道用コンテナから砂糖に見せかけた袋詰めヘロインが盗まれ、シベリアの町
ハバロフスクで売りさばかれた。このときは多くの住民が「酔う」か「毒にあたる」かして問題となっ
た。
--------------


さらにCPIの記事によると、ロシアFSBの報告書に、ヘロイン盗難事件から数日以内に内務省の
エージェントがアルファ・エコ社の各建物を捜査し、麻薬およびその他の「信用に関わる文書」を発見
したということを伝えている。またこれも系列のアルファバンクも、ロシアやカンボジアの麻薬カルテ
ルからの麻薬資金をマネーロンダリングしていると言われている。

CPIによると、ワシントンでロシア・チュメン石油の法律事務を担当しているのはジェームズ・
C.ラングドン.ジュニアといって、所属は「エイキン・ガンプ・ストラウス・ハウアー・アンド.フ
ェルド」だ。これは先に明らかにしたとおり、オサマ・ビンラディンに資金提供しているハリド・ビン
マフフーズやモハマッド・フセイン・アルアモウディを顧客とする、あの「エイキン・ガンプ・ストラ
ウス・ハウアー・アンド・フエルド」だ。

他にエイキン・ガンプの顧客には、テキサスに本拠を置く「救済と開発のためのホーリィランド財団」
があり、こちらはパレスチナのテロリスト集団ハマスとの関係を疑われて捜査を受け、米財務省から資
産を凍結されている。エイキン・ガンプは、BCCIに「捜査」が入っていた間もビンマフフーズにサ
ービスを提供していた。エイキン・ガンプで最も名の知られているのは、ビル.クリントンの仲間であ
りモニカ・ルウィンスキーの友人でもあったヴァーノン・ジョーダンだろう。

この法律事務所には、ブッシュ・ファミリーと関係のある連中がごろごろしている。CPIの記事は
チェイニー―ハリバートン―ブラウン・アンド・ルートにまつわる麻薬コネクションを明らかにすると
ともに、エイキン・ガンプの弁護士ジエームズ・Cニフングドン・ジュニアが「(ジョージ・W)ブッ
シュのために二二〇万ドルの資金を集められる人物を斡旋した。……さらにその後、ワシントンで弁護
士とロビィスト一〇〇人を雇うこと、ダビャの選挙資金として一人二万五〇〇〇ドルずつ集めさせるこ
とにも同意した」と述べている。まったく、何という繋りだ。


◎マイケル・C・ルパートの体験―ClA、ロス警察、イ一フン王家、マフィア、麻薬

マイケル・ルパートは、政府とブラウン・アンド・ルートと麻薬に関する自身の体験も語っている。
ロサンゼルス警察の捜査官だった一九七七年のことだ。ルパートはこの年の六月、ノルディカ・シオド
ーラ・ドーセイ、通称「テディ」との関係を修復するためにニューオリンズヘ向かった。テディはCIA
の契約局員だったが、突然姿を消していた。ルパートはテディから、ロサンゼルス警察の内部から自
分の作戦に参加してほしいと頼まれていたが、「それまでも麻薬に関係するものは全部断っていた。テ
ディの言うことはどれもこれもヘロインかコカインがらみに思えた。銃の国外持ち出しは日常的にやっ
ていたようだった」。

その当時のCIA長官はといえば―父ジヨージ・ブッシュだ。ルパートは、テディの「仕事」がCIA、
ロサンゼルス警察、イラン王家、マフィア、そして麻薬と関係していることはわかっていたとい
う。ルパートがニューオリンズのグレタにあるテディのアパートヘ行ってみると、「電話は盗聴防止装
置付で、暗視装置が置いてあった。仕事は、近くのベルチャッス海軍航空隊基地の海軍や空軍兵が届け
る厳封の指令書に従っていた」。

テディは「何か本当にやばいこと」に関わっていた、とルパートは書いているが、その内容は、大量
の兵器をイラン向けの船に積み込む手配をしたり、地元マフィアのボス、カルロス・マルチェロの仲問
と船の便を調整して、ニューオリンズに大量のヘロインを荷揚げすることだった。船はマルチェロが押
さえる埠頭に到着した。そこでは「ニューオリンズ警察を心配することもなく、私は運転手軍関係者、
元グリーンベレーやCIA局員などを紹介された」。

--------------
そうした船は、メキシコ湾の海底油田採掘現場からヘロインを積み込んで来ていた。どれも公海
上の海底油田で、建設と運営はブラウン・アンド・ルートだった。テディの言っていた銃器は、た
ぶんベトナム時代に作られて過剰になったAK四七とM一六だったろう。これを積み込む船も、ブ
ラウン・アンド・ルートが所有するか借り受けるかしたものだった。ニューオリンズで過ごした八
日間のうちには、何度かブラウン.アンド・ルートの社員とレストランで会った。数日中に船に乗
り込んでイランまで行くと言っていたが、バーを出るときにまずい質問をしてしまったようで、脅
しに一発撃たれたことがあった。
-------------


自分の見たものに嫌悪感を抱いたルパートは、カリフォルニアヘ戻ると、ブラウン・アンド・ルート
のコネクションも含めたあらいざらいをロサンゼルス警察に報告した。その結果、生命の危険を感じる
ようになり、一九七八年末には退職を余儀なくされた。ルパートはロサンゼルス警察の内務課とFBI
のロサンゼルス支局に不服申請をした。当時のFBIロサンゼルス支局長テッド・ガンダーソンは、ず
っと後になって、「陰謀暴露」運動に加わっている。ルパートは弁護士と相談の上、政治家、司法省、
CIAに手紙を送り、『ロサンゼルスタイムズ』と接触した。

FBIとロサンゼルス警察は、ルパートを狂人扱いした(どこかで聞いたような話だ)。一九八一年、
ロサンゼルスの『ヘラルド・エグザミナー』紙が二部構成の記事を掲載し、FBIが「テディ」を拘束
したこと、しかしそれ以上は何もせずに解放したことを暴露した。元ニューオリンズ犯罪委員会のアー
ロン・コーエンは同紙で、ルイジアナ州での組織犯罪活動を三〇年間研究した経験から見てルパートの
語る内容は「いかにもありそうなこと」と述べた。

ルパートによれば、彼の不服申し立ての結果、CIAのある報告書が今でも機密扱いになっていて、
「国家安全保障上の利益に関する大統領行政命令に従い、またCIAエージェントの正体暴露に繋ると
いう理由から」公開対象から除外されているという。一九九七年十月一日付で米上院情報選択委員会に
提出されたルパートの証言文書は、http://www.coqvcia.comで読むことができる。

ルパートは一九八一年十月二十六日、ニューオリンズで見たことを、友人でカリフォルニア大学のク
ラスメートだったクレイグ・フラーに話したと言っている。フラーは一九八一年から一九八五年までレ
ーガンの内閣担当大統領補佐官だったので、話した場所はホワイトハウスの西側ウィングだった。ルパ
ートは、ニューオリンズで見たことの詳しい背景が後になってわかったと語っている。


-------------
私はニューオリンズで見たものを理解しようとパズルのピースを探し求めていたが、一九八二年
に、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス分校)の政治学教授ポール・ジャバーがその多く
を与えてくれた。ポールはカーター政権下でCIAと国務省の顧問をしていたので、それだけの資
格はあった。

ポールの説明では、一九七五年にイラン国王はサダム・フセインとアルジェ協定を結び、それま
で公然とおこなっていたイラク北部のクルド人叛乱軍への軍事援助をすべて打ち切った。その見返
りにイランは、シャト・アル・アラブ運河東側の領有権を得て、石油輸出と収人の増加をはかった。
クルド人地域の長年にわたる人切な資産を失いたくないCIAは、ブラウン・アンド・ルートを
利用した。イラン、イラク両国で活動し、ペルシャ湾及びシャト・アル・アラブ河の港湾施設を管
理していた同社を使って、クルド人を再武装させようとしたのだ。作戦の費用はすべてヘロインで
まかなわれた。ポールは事務的な態度だった。一九八三年、ポール・ジャバーはUCLAを退職し、
バンカーズ・トラストの副社長及び、外交問題評議会の中東部門議長に就任した。
--------------


マイケル・ルパートの話は、一九九一年以来の私の全面的な調査とも符合する。ルパートの述べたよ
うな例は世界中で、数限りなく起こっている。それはイルミナティの政府と企業と組織犯罪が、すべて
互いに繋っているからだ。「重要機関、人物、そしてブッシュ・ファミリーそのものとの関係から見て、
ジョージ・W・ブッシュ政権下のブッシュ・ファミリーとその仲間たちは、ブラウン・アンド・ルート
を活動上の媒介装置として大いに利用し、メデジンからモスクワまで、あらゆる麻薬取引を支配するこ
ともできるだろう」とルパートは言う。

一九九五年から二〇〇〇年にかけてブラウン・アンド・ルートを動かしていたのは、突き詰めて言え
ばディック・チェイニーだった。それまでのコロンビアではなきに等しい存在だったブラウン・アン
ド・ルートが一九九七年になって突然、倉庫用に一〇〇万平方メートル近い土地を取得した。過去の経
験から見て、「その場所から目を離すな」というのが最良のアドバイスだろう。コロンビアについて、
人々の知らない何を彼らは知っているのだろう。

ブッシュ―アメリカ政府による麻薬活動で最も明瞭なものは、すでに述べた一九八○年代のイラン=
コントラ事件だ。このときの中心人物はオリヴァー・ノースだった。キャシー・オブライアンは『悦惚
のうちに作り変えられるアメリカ』で、数々の麻薬パーティーに出席したと書いているが、オリヴァ
ー・ノースもゲストの一人だったと述べている。下院情報委員会のメンバーだったチェイニーは、イラ
ン=コントラ事件でのノースの働きを熱心に弁護し、一九九四年にはヴァージニァ州の上院議員選挙で
ノースを支援した。ノースが当選しなかったのは幸いだった。

ここまで、ディック・チェイニーの吐き気を催すような背景について述べてきた。チェイニーは父ジ
ョージとともに、ブッシュ大統領の玉座の背後から、直接権力をふるっている。仮にボーイ・ジョージ
が仕組まれた「テロ攻撃」で暗殺されても、私は少しも驚かない。それは、PRSによって「テロとの
戦争」の可能性を著しく高めるためのものだ。何と言ってもスカルアンドボーンズ・ソサェティでのボ
ーイ・ジョージの暗号名は「一時会員」であり、そうなったときに大統領になるのは、ディック・チェ
イニーなのだから。

  デーヴィッド・アイク 訳・本多繁邦 【究極の大陰謀】三交社

http://www.davidicke.com/

【究極の大陰謀】

  http://www.davidicke.com/
  
  デーヴィッド・アイク 訳・本多繁邦


 三交社 http://www.sanko-sha.com/




究極の大陰謀(下)



究極の大陰謀(上)



獣人(ビーストメン)ネオコン徹底批判





最新の画像もっと見る

コメントを投稿