加薬飯

日々雑感 ときどき雑記 愚だくさん

【指先時代】

2013年08月20日 | 雑感・思考・追憶・回想
 

扇風機の調子が悪いとかで、家内が新しい扇風機を 2台購入してきた。確かに家にある扇風機はどれもこれも随分前に購入した(古い)ものばかりで、寿命なのかも知れない。
どうやら今時の扇風機は、床置きタイプのものであっても全てリモコンスイッチが付いているらしい。
天井や壁に付けるタイプのものならいざ知らず、床置きタイプの扇風機にまでリモコンスイッチが要るんかいと思ってしまう。どこまで横着さを追及したらええねん。そんなに動きたないのんかい。と、何故か急に関西弁になってしまう私である。

車にしろ電化製品にしろネット環境にしろ、その進化には目を瞠るものがある。便利さの追及といえば聴こえはいいが、反面、本来の人間性(能力や感性)といったものを、どんどん退化させて行ってるんじゃあるまいかと言った危惧を抱いたりもする。
近頃、ネット依存とかスマホ依存とかいった言葉を耳にするようにもなっているが、確かに、四六時中ひたすら小さなモニタに向かってシコシコと操作・集中している図というのは、見ていて非常におぞましく感じてしまったりするのであるが、何れメールやSNSなどを介してのコミュニケーションしかとれない世の中になって行ってしまうのだろうか。