■ 一人綴り

イロイロやってますが、停滞中。(モノが出来たらアップする感じですから...。)更新はしますが数が減るかも。

■ 第19戦 ブラジルGP 3日目 【 F1 】

2017年11月12日 | ☆ F1

 ブラジルGPは2日目を迎えました。初日の
昨日は、FP1とFP2が行われました。

 FP1では、


【 フォース・インディア 】

  ジョージ・ラッセル選手

   GP3チャンピオン

【 ザウバー 】

  シャルル・ルクレール選手

   F2チャンピン


【 メルセデスAMG 】

   ルイス・ハミルトン選手

    F1チャンピオン


【 トロ・ロッソ 】

   ブレンドン・ハートレー選手

    WECチャンピオン


と4名の今季のチャンピオンが共演を果た
していました。

Q1ではトロロッソのマシンが二台とも
トラブルが出てしまい、周回を重ねる
事が出来ずセッションを終えており、
Q1から、2017年王者のルイス・ハミル
トン選手(メルセデス)がコースレコ
ードを大幅に更新する1'09.202をマー
クし、タイムシートのトップに名前を
刻んでおり、2番手にはバルテリ・ボ
ッタス選手(メルセデス)が続き、メ
ルセデスが1-2タイムをマークしてい
ます。マクラーレン・ホンダは、スト
フェル・バンドーン選手(マクラーレ
ン・ホンダ)が8番手タイム、フェル
ナンド・アロンソ選手(マクラーレン
・ホンダ)が10番手タイムでセッショ
ンを終えています。

 Q2では、上位3チームはロングラン
で1分13秒台のタイムをマークいしてい
ましたがメルセデス勢力が速さを見せ
ていましたが、フォース・インディア
とフェルナンド・アロンソ選手(マク
ラーレン・ホンダ)もロングランで1分
13秒台に入れてきます。

初日は、午後のセッションも2017年王
者のルイス・ハミルトン選手(メルセ
デスAMG)がトップタイムヲマークいし
ており、メルセデスが速さを見せてい
ました。


 2日目を迎え予選前のフリー走行3
は FP3開始時は雨は降っていない物
の厚い雲が出ており、


 ■ 気  温 : 19.2℃
 ■ 路面温度 : 26.4℃


と前日よ李も涼しい環境でセッションは
スタートしました。

フリー走行3回目は多くのドライバーが
ミディアムタイヤでセッションを開始す
ると10分を過ぎた時点でランス・ストロ
ール選手(ウィリアムズ)がコース上で
ストップしてしまい、バーチャルセーフ
ティカーが導入されました。このトラブ
ルにより、ランス・ストロール選手(
ウィリアムズ)はタイムを記録できない
ままわずか1周の走行でセッションを終え
ています。

 セッション前半、キミ・ライコネン選
手(フェラーリ)がスーパーソフトで1'0
9.928をマークしており、メルセデスは
ソフトタイヤで走行を重ねていました。

その後、スーパーソフトでの作業を開始
したバルテリ・ボッタス選手(メルセデ
ス)が1'9.281秒でトップに浮上します。
そして、.003秒でチームメイトのルイス
・ハミルトン選手(メルセデスAMG)が
2番手で続いており、さらに0.1秒以内に
フェラーリ勢が続く展開となります。

その後も上位勢には変化はなく、このセ
ッションではバルテリ・ボッタス選手(
メルセデスAMG)がタイムシートのトップ
に名前を刻んでいます。2番手にはチーム
メイトのルイス・ハミルトン選手(メル
セデスAMG)が入り、メルセデスがFP3も
トップタイムをマークしています。3番手
にはキミ・ライコネン選手(フェラーリ)、
4番手にはセバスチャン・ベッテル選手(
フェラーリ)とフェラーリ勢が続き、4台
が0.058秒以内と前日よりも拮抗したタイ
ムとなっています。5番手タイムはダニエ
ル・リカルド選手(レッドブル)が記録
している。

そして、6番手タイムを記録したのはフェ
ルナンド・アロンソ選手(マクラーレン・
ホンダ)。トップから1.007秒差の1'10.2
88をマークしています。チームメイトの
ストフェル・バンドーン選手(マクラー
レン・ホンダ)は11番手タイムでセッシ
ョンを終えています。

7番手にはセルジオ・ペレス選手(フォー
ス・インディア)、8番手にはエステバン
・オコン選手(フォース・インディア)と
フォース・インディア勢。アロンソとのタ
イム差は0.1秒以内と拮抗しています。


 そして、予選では、Q1で2017年王者の
ルイス・ハミルトン選手(メルセデスAM
G)がいきなりクラッシュを喫しています。
また、ランス・ストロール選手(ウィリア
ムズ)のマシンがセッション終盤まで走行
出来ずQ1敗退となっています。Q2では、
ブレンドン・ハートレイ選手(トロ・ロッ
ソ)選手がノータイムでセッションを終え
ていますが、母国GPであり、F1では最後の
ブラジルGPとなるフェリペ・マッサ選手(
ウィリアムズ)がQ3進出を果たしています。

 厚い雲は出ているものの雨になら
ずにQ3のセッションが始まります。 

 予選Q2ではダニエル・リカルド選
手(レッドブル)がソフトタイヤで
タイムを刻んでいるため、決勝をQ2
で使用したソフトタイヤでスタート
することになります。10グリッド降
格が決まっていますが、予選の結果
からタイヤ選択はそうなります。


 セッションが始まると、バルテリ
・ボッタス選手(メルセデスAMG)が
最初にコースインしますが、他のドラ
イバーに動きはなく、タイミングをず
らしてコースへと向かっていきます。

キミ・ライコネン選手(フェラーリ)
とニコ・ヒュルケンベルグ選手(ル
ノー)は最初のアタックにユーズド
スーパーソフトを使うようで、2回目
のアタックで指定タイヤを使う作戦
をとっています。

まず、バルテリ・ボッタス選手(メ
ルセデスAMG)が1'08.442を刻みま
すが、セバスチャン・ベッテル選手
(フェラーリ)が1'08.360で上回り
トップタイムを更新します。

この段階で、3番手にキミ・ライコ
ネン選手(フェラーリ)、4番手に
マックス・フェルスタッペン選手(
レッドブル)、5番手にダニエル・
リカルド選手(レッドブル)、6番
手にニコ・ヒュルケンベルグ選手
(ルノー)、7番手にフェルナンド
・アロンソ選手(マクラーレン・
ホンダ)が7番手で続いています。

その後、セルジオ・ペレス選手(
フォースインディア)がニコ・ヒ
ュルケンベルグ選手(ルノー)の
上6番手タイムをマークします。


 そして、アタックをしていなか
ったカルロス・サインツ選手(ル
ノー)とフェリペ・マッサ選手(
ウィリアムズ)がアタックを開始
し、カルロス・サインツ選手(ル
ノー)が9番手タイムをマークしま
す。

 フェリペ・マッサ選手(ウィリ
アムズ)はタイムを刻まずにピッ
トに戻っています。

 最初のアタックが終わり、各マ
シンがピットに戻ると雨が降り始めます。

 セッションが残り1分になると各マシン
がアタックをはじめ、最終的にバルテリ・
ボッタス選手(メルセデスAMG)が1'08.3
22をマークし、今季3回目、通算でも3回
目のポールポジションを獲得しています。

 2番手はセバスチャン・ベッテル選手(
フェラーリ)、3番手にキミ・ライコネン
選手(フェラーリ)とフェラーリが並び、
4番手マックス・フェルスタッペン選手(
レッドブル)、5番手ダニエル・リカルド
選手(レッドブル)とレッドブル勢が着け
ています。

 6番手にはセルジオ・ペレス選手(フォ
ース・インディア)、7番手には、デイト
ナ参戦が確定しており、ル・マンの出場が
の話もあるフェルナンド・アロンソ選手
(マクラーレン)が着けています。8番手
には、そのル・マンでの優勝経験のある
ニコ・ヒュルケンベルグ選手(ルノー)、
9番手にはカルロス・サインツ選手(ルノ
ー)、10番手には、今季で引退となり、
母国GPで気を吐くフェリペ・マッサ選手
(ウィリアムズ)となっています。

ダニエル・リカルド選手(レッドブル)
が10グリッド降格を受けるため、6番手の
セルジオ・ペレス選手(フォース・イン
ディア)以下はひとつずつスタート位置が
繰り上がることになります。その為、フェ
ルナンド・アロンソ選手(マクラーレン・
ホンダ)は7番手で予選を終えましたが、
決勝では6番グリッドからスタートするこ
とになります。

マクラーレン・ホンダのストフェル・バン
ドーン選手(マクラーレン・ホンダ)は13
番手で予選を終えています。

 そして、金曜日は好調だった、2017年王
者ルイス・ハミルトン選手(メルセデスAMG)
はクラッシュで予選をノータイムで終えて
しまい、明日の決勝は最後尾からスタート
することになります。

また、

 

 ダニエル・リカルド選手
 (レッドブル)

  【 10グリッド降格 】

 

 ブレンドン・ハートレイ選手
 (トロロッソ)

  【 10グリッド降格 】

 


 ピエール・ガスリー選手
 (トロロッソ)

 【 25グリッド降格 】

 

が確定しています。


 セッション開始時のコンディションは

 ■ 気  温 : 24℃
 ■ 路面温度 : 35.9℃

 

 今回のレースの舞台ですが、

 ■ インテルラゴスサーキット

  ・ 全   長 : 4,309m
  ・ コーナー数 : 15コーナー
  ・ 周 回 数 : 71周   

で、左回りをする特徴的なサーキットとなってい
ます。

 このブラジルGP前に今年急遽復帰となったフェ
リペ・マッサ選手(ウィリアムズ)の引退が決まっ
ています。フェリペ・マッサ選手にとっては母国
GPとなりますが、2008年シーズンはタイトル争い
が最終戦までもつれ込み、このレースはファイナ
ルラップまで誰がタイトルを確定するか解らない
展開となっていました。フェリペ・マッサ選手が
優勝をし、ルイス・ハミルトン選手が6位以下だ
とフェリペ・マッサ選手のタイトル獲得と言う
条件で迎えたブラジルGPは母国でポールを獲得し、
必須条件の優勝に向かっての足固めをします。

 そして、デビッド・クルサード選手にとって
も最終のレースとなったこのブラジルGPですが
レースはいきなりデビッドクルサード選手が、
ニコ・ロズベルグ選手に追突されてスピンし、
中島一貴選手に接触しマシンを止めてしまいま
す。いきなりセーフティーカー導入となる波乱の
展開となりました。この間にピットにマシンがな
だれ込み上位のマシンの順位変動が発生しますが、
キミ・ライコネン選手とルイス・ハミルトン選手
はジャン・カルロ・フィジケラ選手にひっかかり
大きなギャップが発生してしまいます。

 そして、その後のピット作戦で、二番手走行
のセバスチャン・ベッテル選手がルーティーン
の作業を終えたのに対し、フェリペ・マッサ選
手は燃料を多く搭載し最後まで走行する作戦に
出ます。

 レース前には雨がざっと降りスタート直後に
は止んでいましたが、レース終盤になって再び
雨が降り始め各マシンがスタンダードウェット
に履き替える展開になります。

 そして、終盤にルイス・ハミルトン選手が6番
手まで順位を落とし、トップ走行のフェリペ・
マッサ選手のタイトル獲得が近づいていきます。

フェリペ・マッサ背選手はトップでチェッカー
フラッグを受け、

 ■ ポールポジション
 ■ ファステストラップ
 ■ 優勝

と母国でハットトリック達成し、シーズン最多
優勝となる6勝目、通算11勝目、地元ブラジルグ
ランプリでは2年ぶりの2勝目を挙げます。

 順位がそのままだと、これにタイトル獲得ま
で加わる凄まじい状態になりますが、ファイナ
ルラップになり雨脚が強くなり、ドライタイヤ
勢にとって厳しい展開になります。そして、5
番手でドライタイヤを装着して走行しているテ
ィモ・グロック選手のタイムが目に見えて落ち
ていきます。12秒以上あったセバスチャン・ベ
ッテル選手、ルイス・ハミルトン選手との差が
見る間に詰まるり、最後のブレーキングポイン
トである12コーナーでともに追い越し、ルイス
・ハミルトン選手(メルセデスAMG)がわずか
1pt差でタイトルを獲得し、23歳300日でのタ
イトル獲得でその年に最年少王者の記録を更
新しています。

gp do brasil 2008 (Brazilian Grand Prix 2008) 8/8

 レースが完璧だったものの、最後の最後に
何が起きたのかわからない状態だったのが、
このレースでしたが、これまでのレースでこ
んな展開になったのは2008年のこのレースの
みです。ちなみに、この年にセバスチャン・
ベッテル選手がトロ・ロッソから参戦し、ト
ロ・ロッソの最高リザルトのポール獲得と
初優勝を果たしています。また、このポール
獲得が現在最年少ポールポジション記録と
なっています。

 こうしたすさまじいレースのあったブラ
ジルGPですが、昨年のレースも相当荒れた
展開となり、2度の赤旗中断、5回のセーフ
ティカーが入る波乱に富んだ3時間に及ぶ長
丁場のれーすとなりましたが、ルイス・ハ
ミルトン選手がポール・トゥー・フィニッシ
ュを飾り、ブラジルGPでは自身初優勝を果た
しています。

 

 


【 コースレイアウト 】

  一周4km程の短いトラックで、比較的アッ
 プダウンが激しくバンピーな反時計回りのサ
 ーキットで、これまで多くの劇的なレース展
 開の舞台となっており、変わりやすい局地的
 天候が荒れたレースになることがあります。

  下り坂から始まるコースはそのまま加速し
 てこのサーキットの特徴の一つでもあるスタ
 ート直後のブラインドコーナーへと向かいま
 す。下り勾配のホームストレートエンドにあ
 る1・2コーナーは、地元の英雄であり、サー
 キットの再改修にアドバイザーとして携わっ
 たアイルトン・セナの名を取り「エス・ド・
 セナ」(セナのS字)と命名されています。

 3コーナーの「クルヴァ・ド・ソル」は土地が
 低いため、ウェットレースではコース上に川が
 でき、ハイドロプレーニング現象によるコース
 オフを起こしやすくなっています。

 かつては2コーナー出口にピットロード合流地点
 があったが、安全面から3コーナー先に変更され
 た。バックストレート「レタ・オポスタ」の先に
 ある複合の4・5コーナーは、1コーナーと並んで
 オーバーテイクポイントとなります。

 コースはそこから上り坂となり、高速の6・7コ
 ーナーを経て、低速のインフィールドセクション
 に入ります。

 この区間はラップタイムへの影響が大きいため、
 空力セッティングはダウンフォースレベルを強め
 に設定す必要があります。

 ヘアピンを立ち上がると下りの高速コーナーを通
 過し、12コーナー「ジュンカオン」で急減速し、
 あとは緩く左にカーブした上り勾配を全開加速し
 ますが、この最終区間ではエンジンパワーが要求
 されます。

 最終15コーナーはピットロード入口を跨ぐライン
 を走行します。

 

【 記録 】

  現役ドライバーでブラジルGPを制しているの
  は、

   2006年 フェリペ・マッサ選手
   2007年 キミ・ライコネン選手
   2008年 フェリペ・マッサ選手
   2010年 セバスチャン・ベッテル選手
   2013年 セバスチャン・ベッテル選手
   2016年 ルイス・ハミルトン選手


  で最多優勝は、アラン・プロスト氏の6勝で

  あり、コースレコードは2014年にルーベ
  ンス・バリチェロ選手(フェラーリ)が
  記録した1'9.822となっています。


【 タイヤ 】

  今回、ピレリは、メキシコGPよりも固めの
  タイヤ選択となる


    ■ スーパーソフト(赤)
    ■ ソフト(黄)
    ■ ミディアム(白)


  を持ち込んでおり、各ドライバーは

 
  
  と言うタイヤ選択となっています。


 DRSゾーン 】

   
  ■ DRS1

   ・ DRSゾーン
     3~4コーナー間のストレート


   ・ 計測区間
     1~2コーナーの間

  ■ DRS2

   ・ DRSゾーン
     15コーナー手前からホームストレート


   ・ 計測区間
     13~14コーナーの間


タイトルが確定後のブラジルGPのスケジュールは

 

【 11月12日(日) 】

  ■ 決  勝 
    25:00~(現地時間 14:00~)


となっています。今年もライブ中継は有償
放送のみでCS放送のフジテレビNEXTとオン
デマンドのDAZNのみとなっていますが、
放送スケジュールは、

 

【 11月12日(日) 】

  ■ 決  勝 24:30~27:50


となっています。



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