■ 一人綴り

イロイロやってますが、停滞中。(モノが出来たらアップする感じですから...。)更新はしますが数が減るかも。

■ スペインGP:決勝 フェルスタッペン最年少優勝、フェラーリ2-3、メルセデスノーポイント。(F1)

2016年05月17日 | ☆ F1

 

 金曜日から開催されているF1スペインGPは決勝レースを迎えました。

 ここまで、ニコ・ロズベルグ選手(メルセデスAMG)の快進撃が続いて

おり連勝した状態でヨーロッパ街宣となっています。ロシアGPでは、マク

ラーレンHONDAがダブル入賞となり、ファルナンド・アロンソ選手(マク

ラーレンHONDA)はポイント獲得の状態で迎える母国GPとなります。今

回のレースはカルロス・サインツ選手(トロ・ロッソ)も母国GPとなり、地元

レースでの走りに期待がかかるところです。

 

 今回のレースからレッドブルとトロ・ロッソの間でドライバー交換があ

り、レッドブルでマックス・フェルスタッペン選手が、トロ・ロッソでダニー

ル・クビアト選手がそれぞれステアリングを握ることになります。

 

 今回のスペインGPで在バーがフェラーリエンジンのアップデートを

行っており、メルセデスは、ルイス・ハミルトン選手(メルセデスAMG)の

マシンに新設計のMGU-Hを搭載しています。

 

 今回のスペインGPサーキットはカタルーニャ・サーキットで、F1の開

催は1991年からとなっています。

 

 このサーキットは様々な特性を持つため、合同テストで利用されている

ことでも有名ですが、3コーナーやその次の4コーナーなど、大きく回り込む

長い高速コーナーが特徴となっており、効率のいい空力性能を持つマシン

が有利になります。

 また、タイヤへの負担も大きいサーキットであるため、タイヤをいい状態

に保つようなセットアップや走り方をすることが重要となります。

 全てにバランスがとれていないと、このコースで速さを見せることは難し

く、逆にこのコースで速ければどのコースでも速いとまで言われています。
 
 また、追い抜きが難しく、コース上での順位変動はそれほど多くはない

サーキットとして知られており、予選が非常に重要になるサーキットとなっ

ています。

 

 このサーキットはフェルナンド・アロンソ選手が母国ドライバーとして初

制覇したサーキットであり、ウィリアムズも2012年にパストーゥール・マル

ドナード選手がチームを優勝に導いていますが、優勝後にピット内で火事

が発生し、優勝ムードが瞬時に覚めたと言う違う意味で記憶に残るレー

スとなっています。

 

 現役ドライバーの優勝は、

 

 

となっており、フェルナンド・アロンソ選手が現役ドライバーでは唯一2勝

をしています。


今回、ピレリが持ち込んでいるドライタイヤは、

 

 

の三種となっています。DRSゾーンですが、

 

となっています。初日のセッションでは、午前中はフェラーリ勢が上位タイ

ムをマークしており、午後にはメルセデス勢がタイムをあげています。

 

 予選前のセッションもメルセデスとフェラーリのタイム差は僅差でした

から、予選での展開がどうなるのかもきになるところです。

 母国GPを迎えたフェルナンド・アロンソ選手(マクラーレン・HONDA)

がここまでの3セッションすべてでトップ10圏内をキープしており、厳しい

戦いになるのは間違いないものの、今季ここまでのレースの中では最も

Q3進出の可能性があります。

 今週末はマックス・フェルスタッペン選手(レッドブル)もフリー3では4

番手タイムでしたから予選の走りも注目が集まるところです。

 

予選では、

 

 

となっており、メルセデス勢が上位独占。レッドブルが2列目、フェラーリが3列目

となっています。

 

 

■ 決勝 (66周)                


スペインGP開始時のコンディションは、

現在のバルセロナの天候は晴れ、気温22℃、路面温度40℃です。





    ラップ00:そして最終11列目からは21番手パスカル・ウェーレイン、22番手リオ・ハリアントのマノー勢がスタートします。
    ラップ00:現在のバルセロナの天候は晴れ、気温22℃、路面温度40℃です。


 スペインGPはレースがスタートすると、いきなりメルセデスのマ
シン同士での接触でダブルリタイア。

ここまで連勝優勝記録を更新し続けているニコ・ロズベルグ選手(
メルセデスAMG)と王者ルイス・ハミルトン選手(メルセデスAMG)が
接触し、レースを終えています。このクラッシュにより、セーフティ
カーが導入されています。

 ニコ・ロズベルグ選手(メルセデスAMG)がターン1で王者ルイス・
ハミルトン選手(メルセデスAMG)の前に出ますが、ターン3へ向かう
ところで王者ルイス・ハミルトン選手(メルセデスAMG)がニコ・ロ
ズベルグ選手(メルセデスAMG)のインにはいります。ここでニコ・
ロズベルグ選手(メルセデスAMG)がかなり厳しくドアを閉め、王者
ルイス・ハミルトン選手(メルセデスAMG)がコースオフして芝に乗
ってしまいます。ここで王者ルイス・ハミルトン選手(メルセデスA
MG)がコントロールを見出し、ニコ・ロズベルグ選手(メルセデスA
MG)を巻き込んで2台ともにクラッシュ、リタイアとなってしまいま
した。


 これにより、予選で2列目を確保していたレッドブル勢が1-2となり
ます。2周回目の順位は


【 1】ダニエル・リカルド選手(レッドブル)
【 2】マックス・フェルスタッペン選手(レッドブル)
【 3】カルロス・サインツ選手(トロロッソ)
【 4】セバスチャン・ベッテル選手(フェラーリ)
【 5】キミ・ライコネン選手(フェラーリ)
【 6】バルテリ・ボッタス選手(ウィリアムズ)
【 7】セルジオ・ペレス選手(フォース・インディア)
【 8】ジェンソン・バトン選手(マクラーレン)
【 9】フェルナンド・アロンソ選手(マクラーレン)
【10】ロマン・グロージャン選手(ハース)


と続きます。4周目にセーフティーカーがピットへと戻り、ローリン
グスタートからリスタートとなります。


 レースは、母国GPのカルロス・サインツ選手(トロ・ロッソ)が3
位を守り走行しますが、2位とのギャップが大きくなりレッドブルと
3位以降の差が離れていきます。トップのダニエル・リカルド選手(
レッドブル)がマックス・フェルスタッペン選手(レッドブル)と
のギャップを作り、更に2-3番手の間も離れ始めるなか、8周回目にセ
バスチャン・ベッテル選手(フェラーリ)がカルロス・サインツ選手
(トロ・ロッソ)をオーバーテイクします。

 9周目から各マシンがピットへと向かうマシンが出始め10周目にキ
ミ・ライコネン選手(フェラーリ)がカルロス・サインツ選手(ト
ロ・ロッソ)をオーバーテイクします。

 レッドブル勢が早めにピットインする中、セバスチャン・ベッテ
ル選手(フェラーリ)が第一スティントを伸ばし、フリーな状態で
ラップを刻みます。15周回目にセバスチャン・ベッテル選手(フェ
ラーリ)がピットインしミディアムでコースに戻り3番手でコースに
復帰しています。

 15周目になっていてもエステバン・グティエレス選手(ハース)
が走行しており、17周目にピットに向かっています。

 レースが1/3を過ぎるとダニエル・リカルド選手(レッドブル)、
マックス・フェルスタッペン選手(レッドブル)のレッドブル勢が
1-2となり、その後方にセバスチャン・ベッテル選手(フェラーリ)、
キミ・ライコネン選手(フェラーリ)とフェラーリ勢力が追いかけ
る展開になります。マクラーレンHONDA勢もポイント圏内を走行して
いましたが、その後方でニコ・ヒュルケンベルグ選手(フォース・
インディア)のマシンから白煙が上がりマシンを止めています。

 25周目にはいると、TOP3のマシンのタイム差は1秒以内になり、
バックマーカーが見えてきます。


 29周目にトップのダニエル・リカルド選手(レッドブル)がピッ
トインし、翌周にはセバスチャン・ベッテル選手(フェラーリ)が
ピット作業を終えています。これでこの2台は3ストップ作戦という
ことが確実になります。


 38周目にセバスチャンベッテル選手(フェラーリ)のマシンがピ
ットに向かいます。ここでアンダーカットを狙う作戦のようです。
ミディアムに履き替えコースに戻り周回を重ねています。マクラー
レンHONDAで初のQ3進出を果たした母国GPのフェルナンド・アロンソ
選手(マクラーレンHONDA)は8番手を航行しており、この状況からす
るとポイントが確実となります。40周目にピット作業を終え12番手
でコースに復帰します。

 44周目にダニエル・リカルド選手(レッドブル)がピットインし、
ミディアムに交換してコースに戻りました。ここで、4番手で復帰し
ており、フェラーリのアンダーカットが成功しています。

 これで先頭はマックス・フェルスタッペン選手(レッドブル)とな
り、その後方にキミ・ライコネン選手(フェラーリ)、3番手にセバ
スチャン・ベッテル選手(フェラーリ)、4番手にダニエル・リカル
ド選手(レッドブル)と続いています。2番手のキミ・ライコネン選
手(フェラーリ)とセバスチャン・ベッテル選手(フェラーリ)との
差は7秒程発生しています。


 47周目にQ3進出を果たしたフェルナンド・アロンソ選手(マクラー
レンHONDA)がコース脇にマシンを止めリタイアとなっています。い
い流れだっただけに残念な結果となりました。


 この間、予選まで厳しかったジェンソン・バトン選手(マクラーレ
ンHONDA)が11番手を走行しており、ダニール・ビアト選手(トロ・
ロッソ)がもう一度ピットに入ることになるので10位に浮上すること
になります。


 残り16週となると、18歳の史上最年少F1ドライバーと現役最年長ド
ライバーの二人がトップ争いをする展開になります。フェラーリで優
勝、ロータスでも初年度に速さを見せた、チームを上位へと導いたキミ
・ライコネン選手(フェラーリ)がレッドブル初レースのマックス・
フェルスタッペン選手(レッドブル)の背後に迫り熱いバトルを展開
します。


    そして、タイム差がなくなり、DRSの利用が可能になります。DRS
ゾーンでフェラーリのマシンがレッドブル都の距離を縮めるも追い抜
けるところにまでは接近できません。

 53周目にダニール・クビアト選手(トロ・ロッソ)がピットに入り、
ジェンソン・バトン選手(マクラーレンHONDA)が10番手に上がりま
した。

 トップの2台と3番手のセバスチャン・ベッテル選手(フェラーリ)
のタイム差は7秒、その1秒後方にダニエル・リカルド選手(レッドブ
ル)が並び、その41秒後方にバルテリ・ボッタス選手(ウィリアムズ)
が付けており、TOP4と5位との差が相当開いてきます。


 DRSを使用し、レッドブルのマシンとフェラーリのマシンが熱いバ
トルをするトップ週暖の後方で、4位のダニエル・リカルド選手(レ
ッドブル)がセバスチャン・ベッテル選手(フェラーリ)に追いつ
き、DRSが利用可能になりました。3位争いもトップ争い同様に激し
い物になります。


 59周目にダニエル・リカルド選手(レッドブル)がセバスチャン・
ベッテル選手(フェラーリ)のインに入りオーバーテイクしますが、
立ち上がりで抜き返しています。


 TOP4の速さは異次元で51周回目には10番手のマシンを周回遅れに
しています。

 上位の2台は


■ マックス・フェルスタッペン選手(レッドブル)

    27周を消化したミディアム
 

■ キミ・ライコネン選手(フェラーリ)

    26周を走ったミディアム


を履いています。


  63周目にジェンソン・バトン選手がエステバン・グティエレス選
手(ハース)をかわして9番手に浮上します。

   ハースで開幕から連続ポイント獲得をしてきたロマン・グロージ
ャン選手(ハース)がリタイアしており5台のマシンが姿を消してい
ます。


 熱い3位争いを展開していたダニエル・リカルド選手(レッドブル)
のマシンがスローダウン。左リアのパンクでペースダウンし、ピット
に向かいます。


 マックス・フェルスタッペン選手(レッドブル)の優勝への距離が
どんどん近づいてきます。そしてファイナルラップに入り、勝利のチ
ェッカーを受け、このレースからレッドブルに移籍したばかりの18歳
のマックス・フェルスタッペン選手(レッドブル)が初優勝となりま
した。

 この有償で、これまでセバスチャン・ベッテル選手(フェラーリ)
が持っていたF1最年少優勝記録を大幅に塗り替えました。

 2位はキミ・ライコネン選手(フェラーリ)、3位にはセバスチャン
・ベッテル選手(フェラーリ)とフェラーリの2台がポディウムを確保
しました。

  4位には終盤の3い争いで熱い走りをしていたダニエル・リカルド選
手(レッドブル)、安定した走りで5位フィニッシュのバルテリ・ボッ
タス選手(ウィリアムズ)、6位には母国GPでポイント獲得のカルロス
・サインツ選手(トロロッソ)、7位にはセルジオ・ペレス選手(フォ
ース・インディア)、8位にはQ1敗退から怒涛の追い上げでポイント獲
得のフェリペ・マッサ選手(ウィリアムズ)、9番手には、着実に順位
を上げ連続ポイント獲得となったジェンソン・バトン選手(マクラー
レン)、10位にはダニール・クビアト選手(トロロッソ)となってい
ます。

 マシントラブルがなければ上位フィニッシュが見えていたフェルナン
ド・アロンソ選手(マクラーレンHONDA)はリタイアとなり、メルセデ
スAMGもダブルリタイアによってノーポイントでスペインGPを終えてい
ます。


■ ポイント               

 

F1では、

 

 

と順位によってポイントが加算されるのですが、今回のレース結

果によって順位変動が発生し

 

 

 

となりました。

                     


 ヨーロッパラウンドの第二戦は世界三大レースの一つであるモナコGPです。モナコGPは木曜と

土日で開催されるのですが、今年は5月26日から開催となっています。


 




1 ロズベルグ 100 25 25 25 25 0 - - - - - - - - - - - - - - - -
2 ライコネン 61 0 18 10 15 18 - - - - - - - - - - - - - - - -
3 ハミルトン 57 18 15 6 18 0 - - - - - - - - - - - - - - - -
4 ベッテル 48 15 0 18 0 15 - - - - - - - - - - - - - - - -
5 リカルド 48 12 12 12 0 12 - - - - - - - - - - - - - - - -
6 フェルスタッペン 38 1 8 4 0 25 - - - - - - - - - - - - - - - -
7 マッサ 36 10 4 8 10 4 - - - - - - - - - - - - - - - -
8 ボッタス 29 4 2 1 12 10 - - - - - - - - - - - - - - - -
9 クビアト 22 0 6 15 0 1 - - - - - - - - - - - - - - - -
10 グロージャン 22 8 10 0 4 0 - - - - - - - - - - - - - - - -
11 サインツ 12 2 0 2 0 8 - - - - - - - - - - - - - - - -
12 アロンソ 8 0 - 0 8 0 - - - - - - - - - - - - - - - -
13 ペレス 8 0 0 0 2 6 - - - - - - - - - - - - - - - -
14 マグヌッセン 6 0 0 0 6 0 - - - - - - - - - - - - - - - -
15 ヒュルケンベルグ 6 6 0 0 0 0 - - - - - - - - - - - - - - - -
16 バトン 3 0 0 0 1 2 - - - - - - - - - - - - - - - -
17 バンドーン 1 - 1 - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
18 パーマー 0 0 0 0 0 0 - - - - - - - - - - - - - - - -
19 グティエレス 0 0 0 0 0 0 - - - - - - - - - - - - - - - -
20 エリクソン 0 0 0 0 0 0 - - - - - - - - - - - - - - - -
21 ウェーレイン 0 0 0 0 0 0 - - - - - - - - - - - - - - - -
22 ナスル 0 0 0 0 0 0 - - - - - - - - - - - - - - - -
23 ハリアント 0 0 0 0 0 0 - - - - - - - - - - - - - - - -


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