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侮辱するな  

2024-08-26 17:29:43 | 文化

>日刊スポーツ   >ひろゆき氏、日本を良くするための問題点指摘に「日本を侮辱するな」と言い出す人達に言及   >日刊スポーツ新聞社によるストーリー・   >1日   

>「2ちゃんねる」開設者で元管理人の「ひろゆき」こと西村博之氏(47)が24日までにX(旧ツイッター)を更新。   

>日本をめぐる一部の声に対し、私見をつづった。   

>ひろゆき氏は、日本に長く居住しているベトナム人のXアカウントのポストを引用。   

>そこには「私が日本について指摘したり、外国人に対する日本人の考え方を述べるツイートに対して、『日本をディスる(軽蔑や侮辱する)意図がある』とか、『無知だ』といったコメントをいただいたので、改めて言わせていただきます。 

 

上と見るか・下と見るかの判断に敏感に反応する日本人たちですね。気分・雰囲気・感情に囚われやすい人達ですね。   

  

>私は日本の生活に慣れ、現在の生活に対して特に不満はありません。   

>今の日本の状況でも、普通に生活できていますし、日本を軽蔑したり侮辱する理由は一切ありません。   

>そのような行為は、私にとっても何の利益ももたらしません。   

>では、なぜ私が日本について分析し、指摘をするかと言えば、それは日本がさらに良くなって欲しいと願っているからです。   

 

そうですね。日本はさらに良くなる必要がありますね。     

 

>また、これらの分析を通して、私自身も日本についての知識を深めることができると考えています」などと長文で書かれていた。   

>ひろゆき氏は、この投稿を受け「日本がさらに良くなって欲しいと考える人が問題点を指摘をすると、『日本を侮辱するな!』とか言い出す読解力の足りない人達を、なんて呼べば良いんですかね?」と記した。   

 

それは向上心の無い人達と呼べば良いでしょうね。   

 

日本語の文法には階称 (言葉遣い: hierarchy) というものがある。だから日本語を発想する場合には、‘上と見るか・下と見るか’ の世俗的な判断が欠かせない。上下判断 (序列判断) には、通常、(角界のように) 勝負の成績が用いられるが、近年では偏差値なども序列判断に都合の良い資料として利用されている。だから、わが国では難関出身者たちが社会で幅を利かせている。わが国が学歴社会であるというのも、実は学問とは関係が無く序列社会の言い換えに過ぎない。わが国の学歴社会は学問の発展には何ら貢献していないことを知っておく必要がある。 序列順位の比較は個性を無視して没個性的に行わなくてはならない。だから、序列競争の励みは大切な個性の抹殺に手を貸すことになる。  

 

日本人の礼儀作法も、序列作法に基づいている。だから、序列社会の外に出たら日本人は 無礼講になる。礼儀正しい日本人になる為には、世俗的な序列順位の通用する所に限られている。'人を見損なってはいけない' という想いが強迫観念の域に達していて、人々は堅ぐるしい日常生活を送っている。こうした観念は家族制度・天皇制・家元制度・やくざの一家の構造にまでつながっている。   

 

日本人は序列の存在を知れば、それが一も二も無く貴いものであると信ずる共通の序列メンタリティを有している。その程度は序列信仰の域に達している。日本人の尊敬は、序列社会の序列順位の単なる表現に過ぎないため、個人的精神的には意味がない。下々の衆は上々の衆の祟り (仕返し) を恐れて神妙にしていなくてはならない。上々が無哲学・能天気である事については、下々にとって何ら気になることではない。国民は思考を停止しているからである。だから、日本人の尊敬と序列作法には浅薄さが付きまとう。   

 

政治には未来社会の先取りが必要である。しかし日本人の政治家にも、政治哲学がない人が多い。だから、我々の未来社会の有様を相手に言って聞かせる術がない。無哲学・能天気で聞く耳を持たないからである。それは非現実 (考え) の内容を盛り込むための構文が日本語には存在しないからである。序列人間は人間の序列を作っていて、上位の者 (先輩) と下位の者 (後輩) の間に自分を差し挟むことにより自分たちの存在をウチソト意識として確認し合っている。だから、自己の所属する序列に並々ならぬ帰属意識を持っていて義理 (序列関係から生じる義務) を果たすことに懸命になる。そして、会社では定刻通りに帰宅しないなど義理の仕来りにやりがいを感じている。無哲学と序列メンタリティの相乗作用により派閥政治は無くならない。議員は十把ひとからげの扱いになって派閥を形成している。義理が廃ればこの世は闇だ。周囲の序列仲間が自分たちの序列に対する貢献度を評価する。仲間の評価により自己の順位は上昇する可能性がある。それが日本人の人生における楽しみである。だが叙勲の機会を得ることは難しい。    

 

 

 

 

 

 



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