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中華意識の強化  

2022-03-07 23:01:53 | 文化

 

>「中華意識の強化」習氏が指示、少数民族の同化政策を加速[2022共産党大会 全人代] > 読売新聞 2022/03/07 05:00   

 

中華意識とは問題のある中華思想の事でしようね。大昔からある古い考え方ですね。      

 

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 【北京=南部さやか】中国の習近平(シージンピン)国家主席は5日、北京で開催中の全国人民代表大会(全人代=国会)の内モンゴル自治区の代表団分科会に出席し、「中華民族の共同体意識」を強化するよう指示した。  

 

中華民族というのは漢民族の事でしょうね。それ以外の民族は勘定に入っていないですね。      

 

>李克強(リークォーチャン)首相が同日行った政府活動報告でも、今年の重要施策として少数民族と漢族との融和を強調した。  

 

民俗の融和というのは同化の事ですね。同化政策が少数民族の浄化につながらないとよいのですがね。      

 

>同化政策が一層加速しそうだ。 

 

少数民族の言語が失われる方策が採られていますね。   

 

> 習氏は中華民族の共同体意識が「民族団結の基礎」だとした上で、「中華民族全体の利益を考え、共同体意識を固める仕事をしなければならない」と述べた。  

 

中国人は一盤散沙’ (イーパンサンサー) で知られていますからね。‘一盤散沙’は人々の心がばらばらでまとまりがないこと。政治哲学がないと政治家の目から見てそうなります。政治に関心がない。ノンポリ・政治音痴の類。      

 

>習氏による異例の3期目政権発足が確実な今年後半の共産党大会を「安定した環境」で迎えるため、「民族団結」が重要になるとの認識も示した。

 

一盤散沙の民を団結させるのは大変なことですね。日本人の場合は序列人間であるので天皇を民族統合の象徴に利用しています。       

 

> 少数民族の独自性よりも「中華民族」としての一体性を重視する習政権の方針は、政府活動報告にも鮮明に表れた。  

 

何を置いても国民の一盤散沙に対処する必要がありますからね。   

 

>報告は「中華民族の共同体意識の強化」を民族政策の「主軸」と位置づけた。 

 

戦前のわが国の皇民化教育のようなものですね。中国は漢民族本位で、米国はアングロサクソン本位になりますね。      

 

>昨年の政府活動報告には盛り込まれなかった、党への忠誠を信仰に優先させる「宗教の中国化」の堅持にも言及した。 

 

政教分離ですね。       

 

> 内モンゴル自治区では2020年、少数民族モンゴル族が、小中学校の教科書をモンゴル語版から全国統一の標準中国語版へ切り替える自治区政府の言語政策に反発し、大規模な抗議運動を起こした。  

 

標準中国語版は民族浄化につながりかねないからですね。   

 

> 自治区関係者によると、モンゴル族の間には今も不満が根強いが、当局の厳しい監視で抗議の動きは抑え込まれている。  

 

我が国の戦前の特別高等警察官のような人たちが内蒙古に配置されているのでしょうね。

 

>教育現場では、中国語の水準が低い教員が授業から外されるケースもある。 >中国語の授業についていけず、不登校になった生徒もいるという。 

 

漢人風になる為には、何よりも言葉が大切ということでしょうね。   

 

> 自治区出身でモンゴル族の楊海英・静岡大教授は、「習政権が同化政策を急速に進め、ウイグル族やチベット族に対するのと同じように、モンゴル族弾圧もすでに強まりつつある」と危惧する。   

 

そうですね。中国人の中華思想には問題がありますね。      

中国は中原 (ちゅうげん) に鹿を逐 () う伝統的な覇者の国である。だから、覇者の物語 '三国志' は、中国人の愛読書となっている。覇者は周辺諸国に覇権を打ち立てようとして傍若無人のふるまいをし、多大な迷惑をかけている。これは皇帝の時代も国家主席の時代も漢民族のメンタリティが同じであるから変わらない。漢民族は、自分たちの考えを示すために漢字を作った。しかし、彼らは外国人の考えを示すための漢字は作らなかった。だから、外国人に対して自己の内容を発信はできるが、外国人からの内容を受信することは難しい。独断専行に陥りやすい。印欧語族のインド哲学を経文 (漢文) に表すことが至難の業であることがわかる。漢文の書物をいくら読んでも外国人の考えは出てこない。だから、中華思想を堅持し自己中心的にならざるを得ない。周辺諸国を中国化することに専念してやまない。中国人が外国人の影響を受けて発想の転換 (paradigm shift) をすることは期待薄である。

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中華 (ちゅうか)  [外国との交渉が少なかった時代に] 自国を、世界の中心にある、一番優れた国とみなしたこと。[狭義では、漢民族のそれを指し、またその呼称としても用いられる]    東夷 (とうい)  [東方の野蛮人の意] 昔、中国から見た東方諸国の称。[広義では朝鮮・沖縄を含み、狭義では日本を指した]     南蛮 (なんばん)  [南方の野蛮人の意] 昔、中国で、インドシナなど南海地方の諸民族の称。 西戎 (せいじゅう)  [西方の野蛮人の意] 昔、中国で、チベット族やトルコ族など西方の異民族の称。北てき (ほくてき)  [北方の野蛮人の意] 昔、中国で、匈奴 (きょうど)・韃靼 (だったん) などの遊牧民族の称。   

 

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