>363209 暗記力のみを評価する学校は終わっている。>金下和司 ( 27 会社員 ) 21/01/02 PM08
>教える教育が子ども達の思考力を削ぎただ暗記力の高いマニュアル人間を量産している。
そうですね。よくない傾向ですね。
>学校では成績が良くないと「負け犬になる」「地獄に落ちる」と囃し立てられて成績を上げる為に必死で教科書に書いてある事を暗記する。
日本語には階称 (言葉遣い) というものがある。だから日本語を発想する場合には、‘上と見るか・下と見るか’ の世俗的な判断が欠かせない。上下判断 (序列判断) には、通常、勝負の成績が用いられる。近年では偏差値なども都合の良い資料として利用されている。わが国が学歴社会であるいうのも云うのも、序列社会の言い換えに過ぎない。
日本人の礼儀作法も、序列作法に基づいている。だから、序列社会の外に出たら序列なきところに礼儀なしになる。礼儀正しい日本人になる為には、世俗的な序列順位を心得ている必要がある。'人を見損なってはいけない' という想いが強迫観念の域に達していて人々は堅ぐるしい日常生活を送っている。こうした観念は天皇制・家元制度・やくざの一家にまでつながっている。
序列の存在を知れば、それが一も二も無く貴いものであるという価値観を共有している。日本人の尊敬は、序列社会の序列順位の表現に過ぎないため、個人的精神的な意味がない。下々の衆は上々の衆の祟り (仕返し) を恐れて神妙にしている。上々が無哲学・能天気である事は、人々にとって何ら気になることではない。だから、日本人の尊敬には浅薄さが付きまとう。
>その過程で「なぜ?」「どうして?」という思考力、追求力が失われてしまっている。
そうですね。我々には自己の話を作り上げる能力が必要ですね。
見ることのできる内容は本当の事である。見ることのできない内容は ‘嘘’ である。誰しも嘘つきにはなりたくない。だから、自分の非現実は語らない。これが、日本人の思考停止の原因である。日本語には、非現実 (考え) の内容を語る為の構文がない。時制のある構文が非現実の内容を表すためには必要である。
現実の内容は頭の外にある。だから、見ることが可能である。見ればわかる。だから、考える必要はない。これは楽ちんである。正解はただ一つである。
非現実 (考え) の内容は頭の中にある。だから、見ることができない。それは、ただの話である。その内容を知るには文法に基づいて文章の内容を理解しなくてはならない。これは、骨の折れる仕事である。だから、通常、日本人は理解をしない。忖度 (推察) で代用して済ませている。
理解と忖度は似て非なるものであるから注意が必要である。忖度 (推察) は聞き手の勝手な解釈であるから、話し手には何の責任もない。たとえ両者の間に齟齬が存在しても議論にもならない。現実直視になっていないことを忖度の主に指摘しても、'だって、私は本当にそう思ったのだから仕方がないではないか' と懸命に反発するので取りつく島がない。かくして、日本人の対話は成立しない。
>全ての科目を暗記科目としてしまっているのだ。>例えば、本来数学は公式をいかにうまく使うかという応用力、歴史はそこから何を学ぶかという思考力を鍛える為の科目だがそれらは全て暗記するだけの科目となっており、学校もしっかりと暗記した人間にだけ高評価を与えている。
現実の内容の正解はただ一つですからね。この方が採点に楽ですからね。わが国の教育機関の目的は人間の序列順位を定めることです。
>知識量を問うセンター試験は廃止され、2020年入試改革で「思考力」を問う問題の出題が増えると言われている。>このまま学校で暗記力だけを高めてそのような問題に太刀打ちできるとは到底思えない。
そうですね。日本人に思考力は難しいですね。
>社会に出てからも暗記力がただ高い人間など誰も求めていないのだ。
どんなに価値のない競争でも、それによる人間序列の結果を提出できれば、わが国の教育機関としては機能を果たしているということになりますね。
>自分の暗記した知識とそれらを自分の日常にある物事と結びつける応用力、追求力こそが一番社会で求められている事なのだ。
そうですね。見て来たような嘘の価値でしょうね。
恐竜時代には誰一人人間は住んでいなかった。だのに、古生物学会ででは、化石などを証拠に事細かに恐竜の生態を説明する人物が現れる。彼は自己の考えを述べているのである。これは、見て来たような嘘に違いない。
>学校で「負け犬」にならない為に必死で教科書を暗記する。
序列社会における序列人間の競争ですね。
>そんな低次元な事をさせられていてはもっと上を目指す活力、思考力を養えない。
そうですね。教育の目標を失った励みですね。
>子ども達には学校では行えない本源追求できる場、思考力を高める場を提供していく必要がある。
その必要性に誰が責任をもって答えて行くのでしょうかね。
.