川の果ての更に果てに

Svensk,Danmark,Norges,Suomen応援ブログ

ドイツ首相のプライベートを英国紙が…

2006-04-20 16:14:57 | 日々のニュース
アンゲラ・メルケルドイツ首相のプライベートな写真を掲載したということで、英国紙二誌がドイツで叩かれている…なんて話があるみたいです。

何でもイタリアのイスキア島で休暇していたメルケル首相とその夫の水着写真を英国タブロイド紙のザ・サンとデイリースポーツ(と聞くと阪神シンパのあそこかと思えてしまいますけれど[苦笑])がスッパ抜いたのだとか。
メルケル首相本人は法的措置にでるとかそういうことはないようですけれど。

まあ、以前にはサー・アレックス・ファーガソンとかエリクソンのプライベート写真なども掲載されていましたし、自国の元プリンセスだろうと誰であろうと特攻をかけるのが彼らです。
なので必ずしもドイツに対する嫌がらせの意図などもなかったのかもしれませんが…それでもやはり穏当な話ではないでしょうねぇ。

ただま、個人的には「60過ぎた爺さん婆さんの水着写真とか掲載してどうするんだろう?」という気もするんですけど…。ノ・ムヒョン韓国大統領とか胡綿濤中国国家主席の海パン姿の写真なんかスッパ抜いても「見たい!」と思って新聞買う人もあまりいないでしょうし。金正日なら面白半分で買うのもいるかもしれませんが、写真撮影している暇があったら射殺しろという声も出てきたりするでしょうか……
とりあえず、他人のプライバシーなら何でも…みたいな覗き根性なんですかねぇ。

なお、ドイツの大衆紙・ビルトは掲載した二誌に対して、「芯まで腐っている」と批判した上で、「この仕返しは6月にサッカー・ワールドカップでイングランド代表が受けることになるだろう」なんてことまで書いたのだそう。
それはつまり、ビルトはイングランド代表選手のプライベートな写真を掲載しまくるとかそういうことでしょうか(笑)、いや、あるいは審判団がイングランドに不利なジャッジをしまくって、彼らを早々にお国に帰すということなのでしょうか?
…こっちも芯まで腐っているような気がするのは私の気のせいでしょうか?

いやま、でも、グループリーグからやってくれれば、スウェーデンが大分助かるだろうことは事実ですけれど(苦笑)

新庄引退に見るプロ意識

2006-04-20 15:14:56 | 野球
さて新庄剛志選手ですけれど、昨日の試合でも4号ホームランを打つなど、中々いい調子みたいですね。で、引退宣言したことで観客数も増えているのだとか。

関係者も色々コメントしているみたいで、成績だけ見ると普通なのに、やはり特別な存在だったんだね~と今更ながら思います。
しかし、何気に現在のパ・リーグの監督には新庄と縁のある人間が多いんですね。
ブルーウェーブの中村監督はタイガース監督時代に新庄を取り立てたわけですし、マリーンズのヴァレンタインはメッツ時代の監督。イーグルスのノムさんも新庄をピッチャーにしようとしていたりしましたし(笑) 伊東さんと王さんとは縁がありませんけれど、ホークスの地元福岡は新庄の出身地ですしとか無理矢理つなげてみたり(笑)

で、まあ色々見回っていたりすると、引退の決断そのものは仕方ない(守備の面などで昔ほどのプレーができなくなっているので)にしても、時期がどうなのかという観点なんかは色々あるみたいですね。
この時期ということを捉えて、「チームに迷惑がかかる」とか「身勝手だ」とか意見も出されています。実際、当の新庄選手のお母さんですら、「身勝手で迷惑をかけて申し訳ない」みたいなことを言ったのだそうですし…

しかし、これって本当にそうなのか、という気もします。

例えば地方にはファイターズ自体は好きでも何でもないが新庄のことは好きだという人は多いでしょう、というか、はっきり言ってファイターズはどうでもいいが、新庄個人は好きだという人の方が多いのではないかという気がします。

松井秀喜が連続出場にこだわることについて以前、「チームにとってはシーズン何試合かの一試合であっても、見に来るファンにとっては1年に1回しか見られない試合かもしれない。だから自分は試合に出る必要がある」なんてことを言っていたと思いますが、今回の新庄についても、「チームにとってシーズン何試合の中の一試合でも、新庄の最後の姿を見たいという人にはそうでない」かもしれないわけですね。
最後の最後に引退を発表して、札幌ドームの最終戦に引退セレモニーをすればいい…という考え方はこれはファン軽視。「新庄を見る最後の機会だと知っていれば行ったかもしれないのに…」という札幌以外のファンだっているのかもしれないわけですからね。
海外にはシーズン開幕前に「これが自分のラストシーズン」と宣言する選手も大勢いますが、結局最後だからこそ多くのファンに見てもらいたいという姿勢がなければプロとは言えないわけです。新庄はそういう意識があったというわけで、これは賞賛されこそすれ、批判されるべき筋合いではない。

そういう点では、新庄にこの時期に引退宣言をしたことは、プロ選手としては「遅すぎる。開幕前に『これが俺のラストシーズン』と言うべきだ」という批判はありえても、「シーズンも始まったばかりなのに早すぎるじゃないか」という批判はありえないわけですね。OBが色々言っているとしましても、求道家のアマチュア的見方を押し付けてプロ選手を批判するのはいかがなものか。

中には相撲の力士と比較して「引退したなら次の試合からは出ないべきだ」とか言っていた人もいるそうですが、そもそもファンという存在を予定しておらず、権力者への奉納形式という形で発展してきており、その伝統を今尚残している武道であるところの相撲とスポーツである野球を一緒にすること自体がちょっと違うんじゃないかという気がします。

チームが動揺するという話にしても、自分ではない他の選手が「引退する」とか宣言しただけで動揺するのはそもそもプロとはいえないでしょ。
もちろん、引退するから一年中スタメンで使えと新庄が言い出せば、それは確かに迷惑ですけれど。
引退するということでファンが押しかけてくればチームにお金も入る。となると、成績さえ残せば自分の年俸も上がり易いということでむしろ歓迎すべき話なはずで。
大体、チームに迷惑かけるから勝手な行動をするなという点では「家族が死んでも葬式に行くな。四番がいなくなるとチームが迷惑だ」とか そういうことにもなりかねないわけで、でも実際葬儀でチームを離れても誰も批判したりはしないわけで。要は、人と違うやり方が気に入らないというそれだけの話なのでは…という気もします。

さて、シーズン終了の頃には「やっぱり続ける」とか言う可能性がゼロとはいえません。球団も必死に慰留に努めるみたいですし。が、まあそういうことはないでしょう。おそらく辞めると思います。
別の競技の選手を目指すとか言い出して世間を騒がせたりするとかそういうことはありそうですけれど(笑)

辞退者続出・バスケ日本代表

2006-04-20 12:18:43 | その他スポーツ
バスケは中学までしかプレーしておらず、たま~にNBAを見る程度ですけれど、何か世界選手権に向かう日本代表が大変なことになっているようです。

田臥ら8人が世界選手権辞退(スポーツニッポン)
バスケ協会大恥!代表候補22人中大量9人辞退(スポーツ報知)

正直、絶句という感じですね。
協会は当初発表で「2人辞退した」としていたそうですけれど、その3時間後に6人の新たな辞退を発表したということで…
チケット戦略なのか単なる情報不足なのかは分かりませんが(個人的印象では後者だと思う…)、何ともお粗末な話…

今回のメンバー構成自体が、ヘッドコーチ(HC)の意向にそぐわないものだったようで、サンスポのコラムにはジェリコ・バブレゼビッチHCが「代表には不要」と言っていた選手が5人入っていて、逆に「必要」としていた選手が3人外れているのだとか。

バブリゼビッチはこれを受けて、「協会にも選ぶ権利がある」とか言いつつ、「勝つ気があるのか。いい言い訳材料をもらった」とか言っていたそうで。
迷走しまくっていると言いますか、何をしたいのかという感じですね。地元での選手権に有名選手を出したいという意向もあったのでしょうけれど、ちょっと情けない。
ま、協会側には、「クロアチア人(バブリゼビッチはクロアチア人)に日本バスケの全部が分かっているはずがない」という言い訳があるんでしょうけれど、それならそもそも外国人をHCに据えるなよ、という気もするんですけどね。

ま、しかし、対岸の火事・バスケットという日本でのマイナースポーツでの出来事だと笑って済ませられることとも思えない気もしますね。
例えば野球。
WBCのメンバー選出は混迷一途で、こちらは全て監督に丸投げでNPBは下交渉すらしてあげないというお粗末ぶりでした。結果的に優勝できたので何かうやむやになってしまいましたけれど、次回も同じことをすれば牙をむいてくるであろう米国や雪辱を期する韓国あたりに惨敗するでしょうね。

サッカーはその点今のところ平穏な感じはしますけれど、今後どうですかねぇ。
ジーコの後を受けた監督が若手に切り替えようとしても、協会とスポンサーあたりが「若手だけではダメだ(客が呼べないし、関心が惹けないから)。●×を呼び戻せ」なんて圧力をかけてくるのかも。ドイツやオーストリアが若返りを図れずに沈んでしまったのは、こういう協会に伴う利益めいた部分もあるでしょうしね。
もちろん、ファンはファンで少し引き分けとか負けが込むと「日本にはまだ●×が必要だ」なんて言い出すかもしれません。

バスケの世界選手権がどうなるのか分からないですけれど、日本スポーツ全体の問題にもなりうるんじゃないかという気がします。

アーセナル先勝

2006-04-20 08:56:19 | サッカー
いやいや~、gooも大分サーバーへの負担が重くなっているんですかね。昨日特段受けそうなエントリを書いたわけでもないのに、アクセス数かなり増えてましたし。
ただ、増えること自体はもちろん嬉しいといえば嬉しいですけれど、昨夜は全くログインできず、それは正直びっくりしましたよ。

で、まあ、それはさておきアーセナル-ビジャレアルです。

結果的にはアーセナル勝利。アウェーゴールを許さなかったことも良かったといえるでしょうけれど、できれば2点目を取っておきたかったというところではないかなぁという気がします。これで9試合連続無失点はご立派。キャンベルはもう立場無しという感じですねぇ。
逆にビジャレアルは何だか…という拍子抜けの出来という感じで。あれだけ主力を休ませていた割には精彩がなかったですね。
リケルメもほとんどいいところがなかったですし。彼をマークしていたはずのジウベルト・シウバは守りに邁進、時折スパイスを効かした攻めにも貢献というところで、非常にいい働き。若手が頑張れるのも、彼みたいな実績のある選手がいるからでしょうね。
正直、2点目を取られなかったのはラッキーというところでしょう。

エル・マドリガルではもう少し違った戦い方が展開されるでしょうけれど、アーセナルはキープしなくてもガッチリ守っていればいいわけで、相手が前に来るということはアンリのためのスペースも残っているということで、やはりアーセナル有利といえるでしょうか。アウェーゴールを奪えば展開は大分有利になるわけですし。
ただ、まだまだ転ぶ方向が余念を許さないという点では第2レグも面白いといえるでしょう。内容ではバルサ-ミランには到底適わないでしょうから(笑)
途中投入されたベルカンプは、もちろんビジャレアルには行かないでしょうけれど、引退する年の最後の大舞台に顔を出さないというのも寂しい話…
船でパリに行って決勝戦までテオあたりと練習させておけば…なんてのはやはり無しでしょうか(笑)。少なくともベンチでは見てみたいところです。
そういえば、同じく今年引退するアラン・シアラーはサンダーランドとのダービーで靭帯を痛めたとかでそのまま引退ということになってしまいそうなのだとか…何とも残念な結末ですけれど、これも日頃の行いが悪いなんでしょうか…

あと、何か最近思うところとして、海外リーグの試合という、別に地元贔屓もへったくれもない試合で解説が一方に偏りすぎたり、解説していない点はどうなのか…