一昨日あたり、日本代表・五輪代表の次期監督候補などの話がスポーツ紙などを賑わしていました。何でも、五輪代表は現状では日本人に任せたいという意向を有しているのだとか。
日本代表については、ユニフォームサプライヤーと160億円というビッグディールを締結したそうですし(欧州だとビッグディールを取りまとめるのは大抵がクラブチームですけれど、日本の場合は代表チーム。これを望ましいと見るか望ましくないと見るかは微妙かと思いますが…)、呼ぶ気になればそれ相応の監督は呼べるような気もします。
まあ、それなら提携している海外の有力チームとの輪を広げて、有望な日本人選手の受け入れとかしてもらえるようにした方が長い目で見ればいいんじゃないかという気もしますが。
ハリー・キューウェルとリーズ・ユナイテッドのように。
で、まあ、以前、ポスト・ジーコでは…
1.若手育成が優先となるだろうから、それができる人
2.アウェーの試合の重要性を理解し、実践できる人
がいいのではないかな~と考えていました。その考え自体は今も同じ。
で、一部の新聞などにあがった名前も踏まえつつ、継続でいくのか、変革でいくのか、その人物はどうなのかをちょっと考えたりしました。
継続路線:ジーコのやり方を踏まえ、個人主義重視を続ける。というかブラジル路線という方が正しいかも(笑)
トニーニョ・セレーゾ:ジーコの兄弟分なので前任者が残していくという可能性はありそう。前任者と異なり、監督経験があり日本の文化も理解している。また鹿島ではそれなりに若手も育てているので悪い選択肢ではない。
ドゥンガ:一応監督をしているらしいことと、ピッチ上の監督として磐田を強くした実績を踏まえて。闘争心という点では誰にも負けないでしょうけれど、指揮官として今のところ成功できていないのが難点か。
オズヴァルド・アルディレス:ブラジル人ではないですけれど、似たようなものなので。個性尊重・フェアプレー尊重の人格者で嫌われることはなさそう。ただし、サッカーが奇麗すぎて巧くいかないかも…
カルロス・アルベルト・パヘイラ:大穴としてワールドカップ優勝監督になれなかった(笑)場合に彼。
変革路線:個性重視で無秩序なサッカーは勘弁ならん、規律に立ち返ろうという考え方。
アルセーヌ・ヴェンゲル:日本サッカー協会の待ち人。組織重視で華麗なパス回しができるので待望論も一番強そう。ただし、アーセナルとの契約を破棄するとは思えず、最低でも2年後からと思われる。
日本があくまでヴェンゲルを狙う場合も08年からでこの場合、繋ぎでフランス人が入ることになると思われ…
で、フランス勢として
オマール・トルシエ:改名した前監督(笑)。規律重視の最先鋒。気になる選手はすぐ試す、実績より調子重視はジーコとは正反対。ジーコが不満ならもう一度彼でもいいんじゃないの?
レイノー・ドヌエ:フランス人だと彼あたりが来ることも。ラ・レアルを強化し、シャビ・アロンソやニハトを覚醒させた点が好印象。性格が分からないので、その点で難があるかも。フランス人だしね。
ジャック・ルメール:トルシエの師匠。ワールドカップ後にはチュニジア監督を離れるでしょうし、アリかも。
フランス以外だと
ボラ・ミルティノビッチ:現在何をしているのか知らないのですが、決勝T請負人なだけに(中国ではさすがに無理でしたが、あのチームを本大会に連れてきただけで立派)、可能性はあり。サッカーは多分日本人受けしないでしょうが。
イビチャ・オシム:ピッチの革命家オシム。健康面に不安がなければ彼が一番現実的で理想的。90年のユーゴ代表でピクシーやボバンを連れていたのだし。個性と組織を高いレベルで調和させそう。それに彼なら何を言っても(ジーコと違う意味で)許される。
アンゲル・ヨルダネスク:ピンと来ないですけれど、某夕刊紙で名前が上がっていたらしい。94、98のルーマニア代表監督。ベテラン尊重型なので現状維持路線?
ドラガン・ストイコビッチ:彼の名前も別の某夕刊紙に。指導者としての経験がないのがジーコと同じでその点に問題。彼は表向きで裏でオシムとかなれば理想的ですが、それを認めるほどピクシーのプライドは安くないでしょう(苦笑)
ハビエル・アギーレ:99.9%ないでしょうけれど、オシムさんがダメなら個人的にイチオシなのはこの人。メキシコ代表で02年のベスト16。その後スペインに渡り、弱小オサスナを確実に強化しています。組織OK個人OK、クラブOK代表OKと日本代表監督に必要なほぼ全ての資質を備えています(オシムほどのカリスマはないですが)。しかも今なら安い(笑)。
日本人路線:その名の通り。
西野朗:現状一番手は彼でしょうか。指揮官として大分幅が出てきました。若手の使い方も大分巧くなってきましたし…GKを見る目にはやや疑問ありですが(苦笑)
岡田武史:既に代表を率いている経験もあるのが大きい彼も有力ですね。一度完成させたチームを壊し、更に発展させようとしている段階で頓挫中という印象。ガンバがまだ完成していないことを考えると、実は西野さんが上で岡ちゃんが下とは言えない気もします。
とりあえずこんなものですかね。この中から出てくるのか、それ以外から出てくるかは分かりませんが、まあ、残り物でも探せば掘り出し物はいそうなので慎重に選んでもらいたいものです。
ところで、五輪代表監督についてですが、これに関しては現在のジーコ体制の二の轍を踏まないでほしいと思います。山本さんとジーコとでは志向するスタイルが違う結果、ほとんど若手が顧みられないという結果になってしまいましたので。
五輪代表監督は代表監督とほぼ同じビジョンを持つ者であるか、あるいはトルシエのように兼任でもいいんじゃないかという気がします。とりあえず先に五輪代表監督を決めて、その後また別個にA代表の監督を決めるというのだけは勘弁してほしいというのが正直なところです。
日本人なら反町氏あたりが有力とのことですが、サッカー協会内部路線で意外な人がなるケースもあります。果たしてどうなるでしょうか。
日本代表については、ユニフォームサプライヤーと160億円というビッグディールを締結したそうですし(欧州だとビッグディールを取りまとめるのは大抵がクラブチームですけれど、日本の場合は代表チーム。これを望ましいと見るか望ましくないと見るかは微妙かと思いますが…)、呼ぶ気になればそれ相応の監督は呼べるような気もします。
まあ、それなら提携している海外の有力チームとの輪を広げて、有望な日本人選手の受け入れとかしてもらえるようにした方が長い目で見ればいいんじゃないかという気もしますが。
ハリー・キューウェルとリーズ・ユナイテッドのように。
で、まあ、以前、ポスト・ジーコでは…
1.若手育成が優先となるだろうから、それができる人
2.アウェーの試合の重要性を理解し、実践できる人
がいいのではないかな~と考えていました。その考え自体は今も同じ。
で、一部の新聞などにあがった名前も踏まえつつ、継続でいくのか、変革でいくのか、その人物はどうなのかをちょっと考えたりしました。
継続路線:ジーコのやり方を踏まえ、個人主義重視を続ける。というかブラジル路線という方が正しいかも(笑)
トニーニョ・セレーゾ:ジーコの兄弟分なので前任者が残していくという可能性はありそう。前任者と異なり、監督経験があり日本の文化も理解している。また鹿島ではそれなりに若手も育てているので悪い選択肢ではない。
ドゥンガ:一応監督をしているらしいことと、ピッチ上の監督として磐田を強くした実績を踏まえて。闘争心という点では誰にも負けないでしょうけれど、指揮官として今のところ成功できていないのが難点か。
オズヴァルド・アルディレス:ブラジル人ではないですけれど、似たようなものなので。個性尊重・フェアプレー尊重の人格者で嫌われることはなさそう。ただし、サッカーが奇麗すぎて巧くいかないかも…
カルロス・アルベルト・パヘイラ:大穴としてワールドカップ優勝監督になれなかった(笑)場合に彼。
変革路線:個性重視で無秩序なサッカーは勘弁ならん、規律に立ち返ろうという考え方。
アルセーヌ・ヴェンゲル:日本サッカー協会の待ち人。組織重視で華麗なパス回しができるので待望論も一番強そう。ただし、アーセナルとの契約を破棄するとは思えず、最低でも2年後からと思われる。
日本があくまでヴェンゲルを狙う場合も08年からでこの場合、繋ぎでフランス人が入ることになると思われ…
で、フランス勢として
オマール・トルシエ:改名した前監督(笑)。規律重視の最先鋒。気になる選手はすぐ試す、実績より調子重視はジーコとは正反対。ジーコが不満ならもう一度彼でもいいんじゃないの?
レイノー・ドヌエ:フランス人だと彼あたりが来ることも。ラ・レアルを強化し、シャビ・アロンソやニハトを覚醒させた点が好印象。性格が分からないので、その点で難があるかも。フランス人だしね。
ジャック・ルメール:トルシエの師匠。ワールドカップ後にはチュニジア監督を離れるでしょうし、アリかも。
フランス以外だと
ボラ・ミルティノビッチ:現在何をしているのか知らないのですが、決勝T請負人なだけに(中国ではさすがに無理でしたが、あのチームを本大会に連れてきただけで立派)、可能性はあり。サッカーは多分日本人受けしないでしょうが。
イビチャ・オシム:ピッチの革命家オシム。健康面に不安がなければ彼が一番現実的で理想的。90年のユーゴ代表でピクシーやボバンを連れていたのだし。個性と組織を高いレベルで調和させそう。それに彼なら何を言っても(ジーコと違う意味で)許される。
アンゲル・ヨルダネスク:ピンと来ないですけれど、某夕刊紙で名前が上がっていたらしい。94、98のルーマニア代表監督。ベテラン尊重型なので現状維持路線?
ドラガン・ストイコビッチ:彼の名前も別の某夕刊紙に。指導者としての経験がないのがジーコと同じでその点に問題。彼は表向きで裏でオシムとかなれば理想的ですが、それを認めるほどピクシーのプライドは安くないでしょう(苦笑)
ハビエル・アギーレ:99.9%ないでしょうけれど、オシムさんがダメなら個人的にイチオシなのはこの人。メキシコ代表で02年のベスト16。その後スペインに渡り、弱小オサスナを確実に強化しています。組織OK個人OK、クラブOK代表OKと日本代表監督に必要なほぼ全ての資質を備えています(オシムほどのカリスマはないですが)。しかも今なら安い(笑)。
日本人路線:その名の通り。
西野朗:現状一番手は彼でしょうか。指揮官として大分幅が出てきました。若手の使い方も大分巧くなってきましたし…GKを見る目にはやや疑問ありですが(苦笑)
岡田武史:既に代表を率いている経験もあるのが大きい彼も有力ですね。一度完成させたチームを壊し、更に発展させようとしている段階で頓挫中という印象。ガンバがまだ完成していないことを考えると、実は西野さんが上で岡ちゃんが下とは言えない気もします。
とりあえずこんなものですかね。この中から出てくるのか、それ以外から出てくるかは分かりませんが、まあ、残り物でも探せば掘り出し物はいそうなので慎重に選んでもらいたいものです。
ところで、五輪代表監督についてですが、これに関しては現在のジーコ体制の二の轍を踏まないでほしいと思います。山本さんとジーコとでは志向するスタイルが違う結果、ほとんど若手が顧みられないという結果になってしまいましたので。
五輪代表監督は代表監督とほぼ同じビジョンを持つ者であるか、あるいはトルシエのように兼任でもいいんじゃないかという気がします。とりあえず先に五輪代表監督を決めて、その後また別個にA代表の監督を決めるというのだけは勘弁してほしいというのが正直なところです。
日本人なら反町氏あたりが有力とのことですが、サッカー協会内部路線で意外な人がなるケースもあります。果たしてどうなるでしょうか。