どこか遠くでフッチボル

鹿島サポだが裏の顔は日本代表サポ組織「食う軍」の司令。徒然なるままボソボソと。

もし俺が選ぶなら/サッカー日本代表“A代表”編

2004-09-30 | Football
先日、W杯予選オマーン戦に向けての代表メンバーが発表になりましたね。
特に目新しいこともなく、アジア杯優勝メンバーが主体になるのは変わらないようです。
しかし、サッカーが好きな人達には、一言言いたい事もあるのではないでしょうか?
そこでサッカー関連では禁断の企画(?)を取り上げてみることに。

【日本代表はこのシステムで、このメンバー】
 ※今日の時点&怪我人はいないものとして

ワー♪パチパチ♪♪


・kawakeroが選ぶなら
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【戦術】4-4-2/ダブルボランチ<4-2-2-2>

【GK】川口
【DF】名良橋・中澤・宮本・三浦(淳)
【MF】小野・中田(浩)
    中田(英)・中村
【FW】久保・大久保
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【戦術】
4バックです。
現在は3バックが一番安定しているように感じますが、一番攻守にバランスがいいのは4バックと信じているので・・・。
これは、サッカー好きになってから鹿島を追い続けた為、DNAに刷り込み現象が起こったためだと感じていますね(笑)
ジーコ政権初期に4バックが安定しなかったのは、このシステムの生命線の両サイドで三都主の左サイドが機能しなかったためだと思っている。
サイドバックの攻守のバランス感覚がとても大事なシステムなのだ。
名良橋と三浦(淳)はともに守備が上手い。そして攻撃に関しては能力に疑いがないと信じてる。

【GK】
とにかく安定している楢崎も捨てがたい。
しかし、たまにやるポカに目をつぶってもここ一番で期待に答える川口を選びたい。
アジア杯の優勝は、川口がいなかったら達成していない。
これは否定できない事実なのだ。

【DF】
宮本の守備は美しい。
そして中澤の守備は激しい。
この二人の組合せが一番安定している。
中澤が前目で、宮本はスウィーパー的に最後をケア。
文句ないだろう。
両サイドは上記の通り。
名良橋と三浦(淳)の活躍を見てみたい。

【MF】
ボランチは小野と浩二。
主に攻撃を小野が受け持って、浩二が守備重視でチームのバランスをとる。
この二人のバランスはいいなぁ。
稲本と言う意見もあるでしょう。俺は中盤のバランスがちょっと崩れる稲本を今ひとつ信じられないのだ。
攻撃力に関しては、最高のものがあるんだけどなぁ。

トップ下にはダブル司令塔で俊輔とヒデを置いた。
現日本代表で俊輔は外せない。これはアジア杯での活躍で間違いなし。
ヒデか・・・。
意見が分かれるところだろうな。
調子が落ちるととたんにマスコミが否定的な記事を書きたてるが、そんなのに踊らされてはいけない。
彼の統率力、そしてゲームを支配する実力をなめてもらっては困るのだ。
ヒデの存在感は相手にとって脅威になる。
攻撃に、そして守備にといて欲しい場所に現れるのがヒデ。
ピッチを支配する能力で彼に勝る存在感はない。

【FW】
悩んだ・・・。
選ぶ基準になったのは久保。
久保と組ませるなら・・・これで選んだのが大久保。
中央でしっかりと張る事が出来る久保の周りを走り回る大久保。
見てみたい。俺はそのプレーが見てみたいんだ。
ヤナギ・高原・田中(達)が候補に挙がったが、常に戦闘的に勝負を仕掛ける大久保を選んでみたのだ。


こうしてみると、各ポジションに選手が充実してきたと感じる。
中盤に関しては、稲本・遠藤・小笠原・阿部など本当に楽しみ。
FWもそうだ。田中(達)は凄い選手になる予感もする。隆行は久保が出場できない場合の核になるのは間違いないだろう。

心配なのは・・・両サイドバックだ。
4-4-2の戦術を取るJのチームが少なくなってきたせいか、いい選手が現れなくなった気がする。
右ならU-23で登場していた徳永、そして攻撃力なら文句なしの石川(直)など楽しみだ。
左なら根本に期待したい。
白いロベカルと言う変な呼ばれ方をして失笑してしまったが、彼は本当に期待が持てる。
好不調の波があるのと、守備をもうちょっと磨いて欲しいな。

いよいよオマーン戦が見えてきたな。
食う軍の出撃準備もしなくては。
引分けでも決勝トーナメント進出が決まるが、そんなの許しません。
しばらく立ち直れないぐらいに、ケチョンケチョンにしておくのだ。
育ちそうな芽は、小さいうちに摘み取っておくのだ!

それって日テレ系放送/時空警察は面白い♪

2004-09-29 | etc
1年に一度ぐらいの頻度で放送される“時空警察”シリーズをご存知か?
それって日テレ系列での放送である。
この番組が俺かなり楽しみなんだよねぇ~。

今夜の放送は
“織田信長・本能寺の変はなかった?”
“陰陽師・安陪清明はクーデターを謀っていた?”
“坂本竜馬を裏切った真犯人は誰だ?”
等々。
裏番組で「陰陽師2」やってるのが笑える。わざとぶつけてきたな?

過去に面白かったのは
“3億円強奪犯人は誰なのか?”
“太平洋戦争開戦は、ルーズベルト大統領がしくんだ”
とにかく、歴史の溝にメスを入れる面白さがあるんだよなぁ。

ただの歴史ミステリーではなく、現代に存在する「時空警察」なるはぐれ刑事みたいな人達が、過去に飛んで操作をしていくんですよ~。
先ほど、小池栄子刑事が、織田信長に警察手帳を見せていました。

「時空警察です」
「おぉ・・時空警察か」

なんで織田信長が素直に納得するんじゃ!(笑)
ちゃんと捜査に協力してくれるところが微妙に面白いんです。
この番組、年に一回しか放送しません。
それだけ、一つの事件をしっかり捜査して放送しているのでしょう。
次回はいつかな?
ビデオが出れば買っちゃうなぁ。

※ちょっとこじつけてきな話もある。その辺りは個人の判断で楽しんでね♪

面白野球ゲームのご紹介。我希望皆登録!

2004-09-28 | Baseball
BrainMagicBASEBALL”と言う、大変楽しい野球ネットゲームがあります。
無料で登録、チームは勝手に試合してくれると言うお気軽ゲーム。
どうですか?一緒に楽しんでみませんか?

このゲームは、スポーツJと言うサイトが運営しています。
基本的にゲームは無料です。
ABCの大きな3ブロックに分かれていまして、登録ブロックは自由に選択できます。
新チームの登録は月末から翌月3日まで。
自動的に6チームで構成されるリーグに振り分けれまして、そのリーグで1ヶ月25試合を戦い、優勝を争います。
シーズンは毎月4日から28日までの25試合。
試合は毎朝勝手に行われていまして、朝の9時に結果がわかるようになります。
これが朝の楽しみになってるんですよね。

各チームにはトータルポイントが決められており、そのポイント内で選手を獲得してチームを作ります。
投手に重きを置いてチームを構成する?
それとも打撃に主眼を置いて、派手なゲームをやっていく?
実在しない選手を獲得してチームを作るんですが、不思議と続けていくと選手に愛着も出てきます。
シーズン終了後にトレードが出来るんですが、愛着が邪魔をして、トレードが苦手な俺です(笑)

気軽に始められて、意外に奥が深くてはまり込む。
朝の9時に試合の結果が待っているので、会社に行くのが楽しくなる(笑)
まずは登録を。
どうでしょう?

“いきなり次回予告”俺もやってみた!

2004-09-27 | etc
kisshさんのblog”で楽しいWEBが紹介されていました。
後でやって、結果をアップしようと思ってたんだけど、一度やったら衝撃の予告が出ちゃって・・・。
エントリーしちゃいます。

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遊園地に来たkawakeroとkissh。
ジェットコースターに乗ろうというkawakeroだがkisshは怖がる。
そんなkisshにkawakeroはこう言う。
「大丈夫!yogichogiのスッピンよりは怖かないよ!」
次回「遊園地で殺人事件!?犯人は誰だ!」

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「戻ってこい!kissh!」
kawakeroの叫びもむなしく、kisshはyogichogiの元へ戻っていった。
スパイの正体を明かし「人類の敵」として…
もうあの日々には戻れないのか?
yogichogiの高笑いがkawakeroを激高させる!
次回!「さよなら、kissh」

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寒い夜kawakeroがふと振り返ると、
そこには生き霊のkisshが全裸でヒンズースクワットしていた!
「次回、yogichogiは霊能力者の親戚!~恋人はエクソシスト~」
お楽しみに。

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あ~笑った。
次はcocoさん、jumpさんにも登場願います(笑)
夜にしようっと。
本当に面白いなこれ~♪



やっちゃった・・・
待ちきれなくて。
  ↓
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「きゃー!!!」
不気味に響くkawakeroの叫び声…。
それに気付いたcocoは走り出す!!
しかし目の前に現れたのはふんどし姿のjumpjump!!!
恐怖で震えるcoco…。
kawakeroは無事なのか?!

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二十年間無実の罪で刑務所に入れられていたkawakero。
ようやく任期を終え刑務所からでたkawakeroの前にcocoが現れた。
cocoが手にした物に驚くkawakero!
次回「な~んだ、ドッキリだったんですかぁ?」
笑顔で微笑むkawakeroの後ろでjumpがほくそえむ!!

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永き時の果て、最後の決着をつけることになったkawakeroとcoco。
二人の強大なる力がぶつかり合うとき
空がゆがみ虚空の封ぜられていたjumpが甦る。
 
次回最終話『奴の名はjump』。
全てに幕が降ろされる…。

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jumpさんは悪のボスキャラ?
昨日子供と見てきた“仮面ライダーブレイド”みたいだな(笑)

笑い疲れたよ・・・
はぁ~。
仕事やる気なくなっちゃった。

第73回土浦全国花火競技大会/凄い大会だぞ!

2004-09-27 | etc
今週末の土曜(10/2)、待ちに待った“土浦全国花火競技大会”が開催されます。
私の住む地元茨城は、この大会を中心に生活しているといってもいいでしょう(笑)
ワクワクするなぁ。

花火と言うと夏と言う図式があると思いますが、この花火大会は毎年10月の第1土曜に開催されます。
大正時代に、戦没者を弔って霞ヶ浦湖畔で打ち上げたのが始まりと言われますが、現在では花火大会ではなく、花火競技会となっています。
なぜ秋にやるのか?
この競技会、実は来年に向けての花火の品評会の様相を兼ねていまして、全国から自慢の新作を持ち寄って、腕を競っているんですよね。
大会で優勝したり、評価がいい花火は、当然価格に反映して会社が潤うと言う訳です。
新作が上げられる、また一つの花火に何十万人が集中すると言うのが、他の花火大会とは一線を隔しています。
主催者が玉を買って打ち上げるのではなく、花火師が自慢の一発を持ち寄って上げる。
この異質な内容から、全国一の花火大会と呼ばれたりもしているのです。
打上げ総数2万発。集まる観衆70万人!
さて、その内容とは!?

スターマインの部 10号玉の部 創造花火の部 と3部構成に別れて闘います。
打上げの前には会場に紹介アナウンスが流れます。
「茨城県、野村花火工業、“あなたに捧げる光の花束”」
会場に集まる何十万人が息を飲み静まります・・・。

パッ・・・・・シュルシュル・・・・・・・・・ドドーーーン

ウォー!すっげえ! パチパチパチパチ!!!

この連続なんですね~。
次から次から、メインディッシュの連続と言う感じ。
特にスターマインは盛り上がり最高潮。
打ち上げた後の拍手は、地鳴りの様に感じる程。

競技会なので、当然採点もありまして、数日後に優勝他入賞も含めて発表されます。
地元民の楽しみは、自己採点で優勝玉を予想。※パンフレットに自己採点欄もある(笑)
これを友達と比べあうんですね~。
私は昨年、3部門の優勝者を全て当てると言う離れ業をやってのけ、花火マイスターの称号を友人から授かりました(笑)

花火好きなら、この機会を見逃すな!
集え、茨城の土浦に!!!

ゴスペルコンサートに行ってきた。

2004-09-24 | etc
今までまったく興味がなかったが、昨夜ゴスペルのコンサートに行ってみた。
静かに厳かに進む儀式のような歌・・・じゃなくて、大盛り上がり大会になって驚いた!

見に行ったのは“亀渕友香&The Voices of Japan”と言うゴスペルでの日本第一人者。
亀渕さんは、NHK教育テレビで、趣味講座<ゴスペルを歌おう>の講師もやっていらっしゃるそうだ。
更に、昨夜は人気番組<>のロケも同時にやっておりました。
本人もまだわからないそうですけど、放送の予定があるそうです。

ゴスペルってこんなに派手にやるものなの!?
楽しげな雰囲気にのせられて、立ち上がりたいような雰囲気。
さすがに周りが立ち上がらなかったので無理でしたが、手だけは頭の上で拍手拍手♪
また行きたいなぁ・・・次の機会はまだかなぁ。
すっかり癖になってしまった俺でした。
クリスチャンじゃなくても、楽しんで、それでいて何か大きな物を感じた夜でした。

“The Voices of Japan”には、メンバーで高木亜由美さんと言う方がいらっしゃいます。
可愛いいでたちとは裏腹なとてもよく通る綺麗な声。
はぁ~・・・参ってしまったよ。
ほれました。

※最前列で盛り上がってしまった俺。NHKのクルーにカメラでぬかれたようです。
 やっほぉ!テレビに映った!(笑)

秋と言えば山登り?

2004-09-23 | etc
苦しい思いして何で山なんか登るんだ?
歳取ってから遭難して迷惑掛ける人の気が知れない。
そう思っていました。5年ほど前までは。

きっかけはキャンプで一週間近く滞在した高原で、目の前に見える山に突然登ってみたくなったから。
実際に登ったら、本当につらくて途中で止めようかと思ったんだけど、それ以上に頂上を踏んだ達成感が過去経験がない程感動的だったから。
実はその前はマラソンに凝っていたんですが、走りすぎて膝を壊してしまい、以後激しい運動が出来ずにいたんです。
登山は激しくないかって?
これが結構激しいのです(笑)
どんな平坦な山でも、ストック(スキーのストックの様な物)を両手に持って、慎重に上ります。
登りよりも下りが膝に厳しいですね。

富士山にも登りました。
あれは一昨年だったかな?
仲間5人で登ったんですが、自分が高地に向いていないとその時気が着きました。
そう、高山病が出ちゃったんですよね。
歩こうと思っても、一歩も足が出ない。
自分でも不思議だと思いましたね~。
山小屋で一泊して、いざ頂上へと思ったら高山病。
嫌な思い出だなぁ。

今年は登山と呼べるようなところには行ってないなぁ。
夏に一度滝見物に山の中に入っていきました。
凄い滝が連続する場所でしたが、道が整備されていないからか、人が少なくて堪能できましたね。
有名な青森の“奥入瀬渓谷”より数倍凄くて綺麗。
また秋に行くつもりなのだ。

こうして、中年の登山が始まった俺。
いつか遭難してニュースに出る人生なのかなぁ(笑)

旅。可愛い自転車乗り/4月5日

2004-09-23 | TROUBLE TRAVEL
明方は寒くて寝ていられなかった。
九州とは言え、ここえびの高原は立派な高地。
ちょっとなめていたか。

冷え切った体を温泉で暖めようとテントから這い出す。
外に干しておいたタオルは、ロープにかけた形のまま凍っていた。
テントも白く凍っていた。
一体何度まで下がったのだろう。
寒かったわけだ。

カップルが仲良く朝食の準備をしていたが、極力視界に入らないようにする。
昨夜の一件で、二人を見ていられないのだ。
あらゆる動作がエロチックに映ってしまう・・・。
一人にはつらい感情だ。

テントの氷が融け、乾くまで出発を遅くした。
濡れたままたたんでしまうと、次に広げた時の臭いで参ってしまう。
結局9時過ぎまで掛かってしまった。

今日は阿蘇山へ行ってみようと思う。
火口まで道があるらしいので、お気軽登山だ。
キャンプ場の出口で、自販機でコーヒーを買って地図を眺めていると、FX、GSX両氏が声を掛けてきた。
今日の予定、コースを話していたら、阿蘇へのコースで国道445は道が狭いし走りずらいから止めたほうがいいとアドバイスを貰う。
その場では感謝の言葉を述べて別れたが、どうみてもその道が近道だ。
軽い罪悪感があったが、最短コースの445へ向かってしまった。

人吉市を抜け、いざ国道445へ。
山間を走る狭い・・・そして暗く曲がりくねったルート。
対向車がいつ飛び出てくるか判らないので、一瞬も気を緩めることが出来ない。
“しまった”
と言う気持ちが直ぐに湧き上がったが、途中で引き返すのも面倒だ。
その後、延々と続く山道は、俺を消耗させていった。
バイクで小さなカーブを連続して走っていると、自分で運転しているのに車酔いのような状況に陥る。
なってしまった。
更につらい道は、終わりがないと感じる程に続いていた。

体が慣れてきた頃、道沿いに看板があった。
“五木”
あの、五木の子守唄の場所だった。
現在では地名が残るだけで、村はダム湖の下に沈んでいると言う。
景色がいい場所だったが、沈んだ村に気持ちを馳せると、悲しい気持ちになっていく。
自分の住む家が沈むと言うのはどう言う気持ちだろうか。
想像しようとするが、現実感がなく悲しみは想像しきれなかった。

熊本から東に伸びる大きな通りに出た時には、本当に心からホッとした。
国道445は約60km前後あったと思うが、途中すれ違う車もなかった。
あそこでトラブったらと思うとゾッとした。

神話に興味があったので、高千穂峡を目指して東に向かう。
道は山間を抜けているが、広い道で気持ちがいい。
しかし高千穂に着くと、気持ちは急速にしぼんだ。
観光客でごったがえす高千穂峡は、神話を感じるには程遠い。
しばらく人が少ない場所ばかりを走っていたので、突然の観光地の喧騒に負けてしまったのだ。
結局、バイクを降りることもせず、そのまま阿蘇へと向かった。
楽しみにしていたのに・・・なぜか怒りは観光客へ。
自分勝手な怒りだと、自分でも悲しくなった。

今夜の宿泊は阿蘇山のふもと、高森町にある村田屋旅館ユースに泊まる。
旅館をユースに改装した変り種だ。
夕方4時に宿に入ったが、お客さんは他にいなかった。
夕食までやる事もなく、ロビーで新聞を読んでいると、自転車で一人旅中の女の子がやってきた。
大きな荷物を装備した自転車、真っ黒に日焼けした手足。
そして・・・ちょっと好みの可愛い顔。
泊まる手続きをしている彼女と、一言二言話す。
気持ちはワクワクしてきていた。
後で観光情報の交換をする約束を取り付ける事に成功した。

ユースの食事は集まって食べる事が多い。
今夜はもしかして二人で食事か!?
俺の頭は爆発しそうに興奮状態。
これは恋に発展するかも・・・すっかり暴走していた。

夕食の時間3分前に席に着く。
時間をちょっとすぎた辺りに彼女“達”は来た。
例の女の子に加え、やはり自転車一人旅中の女の子。
そのがっしりした体は、“男前”だった。

瞬時に静まる暴走した頭。
3人で夕食を食べたが、意気消沈の俺には味など分かるはずもない。
二人じゃなかった・・・それだけでしぼんだ俺の勇気。
観光情報を二人からもらう。
どうでもよかった。

作りは旅館のままのこのユース。
一人で寝るには大きな部屋だ。
お化け出そうだな・・・。
その夜は、電気点けたまま寝た。

つづく・・・・。

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 天気:晴れ
 時間:9:00~16:00
 距離:230km
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本当にあった、不思議な話・・・。

2004-09-21 | etc
先週“信じますか、信じませんか?”でちょっと書きましたが、その続編。
世の中には不思議な事が起こっています。
不思議な事とは、現在の知識では理解できないもの…そう言ってもいいでしょう。
これは、俺とサッカー観戦を共にする仲間の一人が語る、実際にあった不思議な話だ。


それは、茨城県の八郷町と言う場所で起こった。
日本百名山の一つ筑波山の北東に位置する、自然が残る静かな町。
現在でも大河ドラマ“新撰組”のロケ使われている町だ。


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今から25年程昔の話。
当時Y子は小学校の4年生。
いつものように、学校が終わって家に帰ると、6年生のお姉ちゃんと一緒に遊びに出かけた。
近所に住む幼馴染の男の子二人も加わり、町外れの景色がいい場所を目指して歩き出していた。
4人で歩いていると、収穫が終わった田園が目の前に広がり始める。
ここまで来ると、町の臭いは消えていた。
町の外れと、田園の境。
そこに子供の身長より高い塀が立ち、風除けになっている。

一人の少年がその事に気が付いた。
塀の破れ目から、向こうの景色が切り取られて見える、そこに銀色の何かが見えるのだ。
“行ってみようぜ”
好奇心の固まりの子供達は、その破れ目目指して小走りに駆け寄る。
我先にと首を突っ込もうとするが、少年が先に辿り着いた。
“早く交代してよ!”
催促するY子。
しかし、首を突っ込んだ少年から返事はない。
“なんだこれ・・・”
つぶやく少年を押しのけて、破れ目の向こうを見るY子の目に、異様なのもが映った。

銀色に光る車より大きな物体。
テレビで見た事がある・・・円盤だ。
上下から皿をかぶせたような物体で、全体が銀色に輝いている。
下の皿の部分から、地面に下ろされている階段状のもの。
その階段の両脇には強烈なライトが光っている。

記憶がここで怪しくなる。
覚えているのは、ふらふらと4人で家に帰った事だ。
円盤を見てから、どのぐらいの時間が経っていたのかも判らない。
次の日学校で顔を会わせたが、誰もこの話しはしなかった・・・。

しかも・・・
円盤を見た事。
家にふらふら帰った事。
次の日学校で何も話さなかった事。
その事に気が付いたのは、5年も過ぎたある日だった。

その日、家の中を歩いていたY子。廊下でお姉ちゃんとすれ違った。
何気なく目が合ったその時、Y子の頭の中に、銀色の物体を目撃した事が突然浮かび上がった。
すると・・・Y子の目を見ながらお姉ちゃんの方から切り出してきたそうだ。

“ねえ、銀色の円盤・・・私達見たよね。”

その後、記憶に残る円盤について話し合い、更に一緒に行った幼馴染にも電話。
残りの二人は言われて思い出したようだったけど、いずれも
“そうだ!円盤を見た!何で思い出さなかったんだろう”
と言う反応だったそうだ。

Y子はまったく宇宙人の存在を信じない。
幽霊も信じない性質だ。
当然、この話もあまりしたがらない。
彼女は言うのだ。

“宇宙人は信用しない。だけど、あそこに銀色の円盤があった。それは間違いない。
  誰かがいたずらで作ったもの?違う、そんな感じじゃなかった。
   なぜ思い出せなかったんだろう。なぜ突然お姉ちゃんと同時に思い出したのだろう。
    なんだったんだろう・・・・・。”

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以上、話したがらないY子が話す内容をまとめてみました。
本当に起こった事は間違いないようです。
何かがあった。
その何かがとても気になる俺ですが、Y子は口外する気はないようです・・・。

みなさん、どう言う感想をお持ちでしょうか?
世の中には不思議な事が・・・。

リーガエスパニョーラ便り:アトレチコ・マドリーvsバルセロナ

2004-09-20 | Football
首位争いとなったアトレチコ・マドリーvsバルセロナを見た。
好調のチーム同士の激突で、見る前から期待は膨らみっぱなし。
実際に、ゲームは意地と意地のぶつかる好ゲームとなった。

ゲームは全般的にバルセロナが押していたが、要所でアトレチコが効果的に攻める展開。
バルサの攻撃は、シャビを中心として、ロナウジーニョが走りまくる。
両サイドの攻めあがりも迫力満点。
守備もプジョルが体を張って守る。
一方のアトレチコは、ロングボール主体でのカウンター攻撃となった。

前半21分。
ドリブルでロナウジーニョがボールを持ち込み、サイドライン際で絶妙のフェイントを入れる。
振られるかと思ったが、ディフェンスが何とかボールに触りボールはルーズに。
ところがそこに走りこんでいたのはファン・ブロンクホルスト!
角度がない位置だったが、左足で豪快に蹴りこんだボールは、ネットの上に突き刺さる先制のゴール!
結局は、今日もバルサのゲームかと思われるまま前半は終了した。

後半に入ってもボールはバルサが持つ。
しかし、一瞬の隙を狙ったプレーが後半開始直ぐの3分に。
GKが大きく蹴ったボールが、ワンバウンドして、FWのフェルナン・トーレスへ!
DFが一人いたが、弾むボールを頭で前方に落としてスピードで抜け出すと、出てきたGKの頭上をふわりと抜く技ありシュートッ!!
同点ゴーッル!
若きアトレチコのエースで、スペイン代表FWの才能が炸裂する素晴らしいゴールだった。

その後もバルサ中心でボールは動くが、体を張ったDFと奇跡的なボールクリアのシーンなど、両チームの気合がぶつかり合う本当に楽しいサッカーとなった。
結果は1-1のままドロー。
ホイッスル後のアトレチコメンバーの顔が勝者はどちらかを物語っていた。
勝ちきれなかったバルサより、現在最強の相手から勝点1をもぎ取ったアトレチコは、ホームの大歓声を受けて充実した笑顔を見せていた。

ベンチのメンバーも戦っているというが、実際に影響を与えるのを始めて見た。
後半開始直後から、バルサが蹴るCK近くで、アップ中のアトレチコのメンバーが小細工をするのだ。
リーガでの慣例か、アップはピッチ外の芝の部分を使って行われる。
これはどのチームでも見るシーン。
そう、ラインから1m程度しかない部分だ。
当然、ピッチ内の選手とは距離がわずかしかない。
CKでデコが蹴ろうとボールをポストに置く。
蹴る為に後ろに下がるデコ。
そして、デコとボールの間で黙々とアップする元アルゼンチン代表MFシメオネ。
邪魔だろう(笑)
しかしそのまま蹴る為に走り出すデコ。
蹴ろうとする瞬間、蹴るのをやめてそのまま通り過ぎる・・・。
デコが横を通過する瞬間、シメオネは何か言ったようだ(笑)
シメオネは控えの選手だぞ!?
再度蹴りなおした際には、そのまま蹴ったが、デコが蹴る1秒前に、そのボールの近くで、アップする振りをしてシメオネが大きく蹴りだす足。
ピッチの中で待ち受ける選手達は、シメオネのボールを蹴る仕草に戸惑ったろうなぁ。
あの、形振り構わぬ姿は、執念を感じたなぁ。
ピッチの闘将シメオネは、控えにいても強力な存在だった(笑)

本当に楽しいゲームだった。
ロナウジーニョが笑いながらプレーしているのを見ると、こちらまで楽しくなってくる。
試合終了後は、力を出し切った両チームが本当に相手を称えて握手している姿が見られた。
前日見た、レアルのゲームとのあまりの差に恐ろしいものを感じたぞ。
今年のリーガは、どこが上位に来るのか予想が難しくなってきた。
第3戦終了での首位は・・・なんと昨日レアルを破ったエスパニョーラ!