どこか遠くでフッチボル

鹿島サポだが裏の顔は日本代表サポ組織「食う軍」の司令。徒然なるままボソボソと。

旅。九州上陸/4月1日

2004-09-07 | TROUBLE TRAVEL
素泊まりだったので、朝を迎えるとあっけなく出発した。
天気は晴れ。
走り出して分かったが、今朝は風が本当に冷たい。
寒さで動きが悪くなった指は、思うようにクラッチを切ってくれなかった。

船を使って瀬戸内海の島に渡るという事も考えていたが、この寒さで気持ちが変わった。
南に行けば暖かいかな。
今日中に九州に渡ってしまおう。
目標を決めれば後は走るだけ。毎日聞き続ける排気音は、既に日常に同化した。

丸亀市のあたりで、交差点で並んだバイクがあった。
しばらく走ると再び信号に止められた。
思い切って、隣に並ぶライダーに声を掛けてみた。

「どちらまでですか?」

西に向かって、途中から瀬戸内に渡ります。
そう、答えが返ってきた。

再び信号が青に。
暫く走ると、信号でまた話をする。
これを繰り返していくうち、話が弾んできたので、休憩がてら喫茶店に寄った。
バイクはオフロード用の小型バイクDT125だ。
名前は聞かなかった。それぞれ、DTさん、SRXさんと呼び合う。
ライダーの決まり事の一つかな。
彼も野宿ライダーで、瀬戸内海を一周しているところ。
予定は4,5日との事であった。

松山でDTさんと別れる。
俺は信号を直進、DTさんは右折しながら片手を振って走り去った。
短かかったが、楽しい時間を持てた。
知らない人と話をする。
それを楽しいと感じる事が出来た。
嬉しい。
本当に嬉しい。
もっと話したい・・・。

楽しみにしていた佐田岬半島に差し掛かる。
四国から西に大きく張り出した、細長い半島。
地図を見ていて、景色が良さそうな雰囲気が溢れかえっていた場所だ。

国道197号線は、丘陵の高い場所を走る国道だ。
途中遥か下に小さな漁港が見える。
バイクを止めて景色を楽しむ。
綺麗だ。
小さな漁港と、青く太陽を照り返す海。
そのコントラストに目を細くした。

フェリー乗り場は三崎港にあったが、そこから更に西へ向かい、半島の突端、佐田岬灯台まで足を伸ばしてみた。
四国最西端だ。
ライダーは端っこが好きだ。
大満足でフェリー乗り場の三崎港へ戻る。

大きなカーフェリーだった。
遠距離に使うような大きな船。
バイクを載せると、子供の様に階段を駆け上がって、デッキの前を確保。
これで海は俺のものになった。

同じ事を考えるライダーは多いようで、俺の他に3人のライダーがいる。
昼間のDTさんとの会話の楽しさから、気軽に自分から声を掛けた。
男性2人、女性1人の3人だ。
会話を始めて知ったのだが、自分以外の3人もそれぞれソロ。
俺も含めて、4人のソロライダーが揃ったわけだ。
みんなも驚いていたが、俺を除く3人は先生だった。
先生密度が濃いフェリーのデッキ。
変な偶然に驚きながら、到着までの話は笑いっぱなしだった。
全員九州在住と言うことで、観光情報を始めて聞く。
本当に沢山の情報とアドバイスを貰った。
その中で、女教師ののりこさんのアドバイス
“ユースホステルは一人旅に最高だよ。”

九州の佐賀関にフェリーは到着したようだ。
みんな名残惜しくて話しこんでしまい、フェリーの乗員の方に、早く降りてくれと怒られてしまった。
また雨だ。
全員で記念写真を撮影、別府に向かう俺を知って、他の3人も遠回りだが先導してくれた。

こんなに気持ちが良かった走りは今までない。
雨で前は見にくかったが、仲間を感じるバイクのテールライトを追うと、変に暖かい気持ちになった。

別府で別れた。
今度は俺が左折で、みんなは直進。
いっそ付いて行きたい気持ちだった。
俺は寂しがり屋なのだろう。
バイクの単独行は、本当は嫌なのかもしれない。

薦めて貰ったユースホステル、別府ユースに向かった。

飛び込みで入ったユースだったが、幸いベットは空いていた。
“本当は会員じゃないと泊まれないよ。早く会員になってね”
と言うアドバイスを貰い、割り当てのベットへ。

大きな部屋で、片側に10個前後のベットが並び、それが両側に。
一部屋で20人ぐらいが泊まれる部屋だった。
既に部屋にいた7,8人は、それぞれ何か作業をしている。
みんな、ソロの旅人だ。
心の中では、“先輩達、よろしく”そんな気持ちだった。

2食付で寝場所も確保。
それで2000円ちょっとなのだからありがたい。
もっと早くから知っていれば、不安な夕方を過ごす事もなかったのかなと思う。
しかし、一方で寂しい気持ちも。
孤独より、人を選んでしまった。どこかで何かに負けた気もした。

外は豪雨。
しかし部屋の中は濡れないで移動できる。
当たり前のことが嬉しかった。

九州上陸はあっけなかった。
明日から海岸線を南下するつもりだ。
どんな出会いが待っているのか。
そんな事にわくわくする自分に驚いた。

つづく・・・。

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 天気:晴のち曇り、夕方から豪雨
 時間:8:00~19:00
 距離:370km
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緊急指令10-4・10-10:対インド戦/“食う軍”出撃準備っ!

2004-09-07 | 食う軍
気が着けば、今度の水曜がW杯アジア地区予選。
<インドvs日本>が行われる!
格下とは言え、オマーンとの勝ち点差を維持する為には、勝ち点3、つまり勝利しか道はないのだっ!

まずは試合の諸条件を晒しておく。
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         W杯アジア地区1次予選
 インド(FIFA Rank 142) vs 日本(FIFA Rank 18)
         (会場/インド・コルカタ)

 2004/09/08 KICKOFF/21:00(日本時間)
 TV中継/TBS系列(解説 金田喜稔 実況 清水大輔)
      /BS-i   (         同上        )
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気を緩めるでないぞ。
相手に合わせてレベルを下げてしまう日本代表。
十分な調整とモチベーションが、勝利を導く唯一の方法なのだ!

ヒデの欠場に、俊輔の辞退も決まった。
試合間の戻らない高原、好調だが負傷で静養中のヤナギ、負傷明けで本調子には程遠い久保。
それにJで得点がない隆行か・・・。
攻撃陣で不安を述べれば切がないが、トップした先発と予想される本山・小笠原の出来に期待が掛かる。
※本山は昨日入籍! おめでとー!パチパチ♪

中盤から守備に関してはまったく心配していない。
GKの先発が楢崎とされているが、アジア杯優勝の立役者川口の先発もあり得ると見る。

※代表組欠場の昨夜のナビスコ杯。代表4人を欠く鹿島は敗退してしまった・・・。
 この代償は日本が勝つ事でしか償えん(怒)


さて・・・。
女子オリンピック代表がアメリカに敗戦して以来の“食う軍”の出番がやってきた。
日本がインドと闘うなら、我々も代表と一緒にインドと闘うのだ!!!
“インドを食う”として、食い尽くすっ!

で、何を食うか?
まず頭に浮かぶのはカレーだわな。
これはもう定番だろう。
インドと闘うという事なので、間違っても“マルシェ(欧州風カレーのレトルト)”など買って来ぬ様に注意が必要だな。
出来れば、汗が噴出すような辛さ度合い高いやつを食べて、インドと闘いたいね。

他に何か武器はないか?

会場がコルカタ・・・こるかた・・・凝る肩。
よーっし、凝る肩には、マッサージじゃあ!

ラジャ!( ̄- ̄)ゞ

・・・・・・誰の肩を揉めばいいんだ・・・?

※この記事のタイトルを正確に読める人は同年代