どこか遠くでフッチボル

鹿島サポだが裏の顔は日本代表サポ組織「食う軍」の司令。徒然なるままボソボソと。

時間がありません/あやかちゃんを救う会

2005-11-18 | etc
鹿島系のブログで“あやかちゃんを救う会”の事を知りました。
知ったからには、目を閉じてはいられません。

現在生後10ヶ月の神達彩花(かんだつ・あやか)ちゃんが、
 「ヒルシュスプルング病類縁疾患の中でも
       非常に珍しい全腸管壁内神経細胞未熟症」

と言う5000人に1人と言う病気で苦しんでいます。
彩花ちゃんは、難病に加えて肝不全を併発、余命を宣告されてしまいました。
命を繋ぐには、アメリカに渡り臓器移植を受ける他ありません。
ただ、臓器移植には日本の保険が適用にならないため、大変高額な手術費用が必要です。

必要金額は1億3千万円
現在の募金総額は1千万円未満

少しでも多くの方の目に触れる事を祈って、記事としてエントリーさせていただきました。
まずは病気と闘う彩花ちゃんを知ってください。

あやかちゃんを救う会
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           ↓


※彩花ちゃんのお父さんの良司さんは、サッカーを愛する同じ仲間。
 現在、サッカーを愛する仲間で力を添える運動が広がっています。
 面識はないものの、同じサッカーを愛する仲間。
 当ブログも、あやかちゃんを微力ながら応援させていただきます。

KIRIN CHALLENGE 日本1-0アンゴラ/辛勝でも勝ちは勝ち

2005-11-17 | 食う軍
アンゴラは体調が悪いのか動きが重かった。
ただ、そのアンゴラ相手に再三のチャンスを決められず、終了間際の松井のゴールで辛勝と言う結果だったのは残念というより歯がゆいかな。
特に前半の押せ押せの状態での高原とヤナギのシュートミスは痛かったな。
ただ・・・決定力不足を言うのは簡単なんだが、そこまでの過程は評価したい。
少し掛け違えたボタンを掛けなおせば・・・一本入れば状況は変わったろう。

突然凄いストライカーが現れる事はないのだ。
得点力不足といわれるのは日本だけではない。
ロナウドやロナウジーニョ、アンリが世界にゴロゴロしているなら話は別なんだけど、それはW杯出場国共通の悩みだよ。
ロナウドがいないのなら、ゴールまでの過程を練り、そのチャンスを増やすしか手はないと思うのだ。
1本入らないなら、2本。そして3本と打ち続けていくしかないのだよね。
日本は爆発的な力を秘めてると思う。
それは組織された守備だったり、中盤の構成力だったり。
悲観的な意見もあるだろうが、希望は未来に持っていたい。
きっと日本代表は本番で闘えるってね。



さて、食う軍的な闘いの結果を報告しておこう。
今回の武器は、kissh参謀長が投げかけた作戦。
アンコ+コーラで、アンゴラ(アンコーラ)だ。
俺は怨むよ参謀長。
この作戦に従事した隊員、
×局長、bo4上等兵そして司令を、未来永劫称えるようにな。


さあ、腰抜けどもよ・・・

俺の生き様を

 しかと目に焼き付けろ!



“コーラとアンコたっぷりの饅頭。
  アンコは粒餡だ。強大な敵を前に、軽い緊張感。”



“皿の中央に饅頭をソッと置き、
  一気にコーラを注ぎ込む。シュワーって音が不気味。”



“おもむろにスプーンを饅頭に。
  流れ込むコーラ。そして餡に沁み込んで行く黒い液体。”



“スプーンにコーラたっぷり気味に饅頭を取る。
  ・・・・・・・ゴクリ・・・一気に口に入れる。”



餡に絡まる炭酸。
粒餡と決して交わろうとしないコーラ。
口に広がる、いけないものを噛んでる食感。
拒絶しようとする体を押さえ込み。
半ば強引にのどへ物体を押し込む。

ウエッ・・・ゴギュヤ・・・ボホッ・・・アゥ

・・・・・・・・・・ゴクリ

にじむ涙を気づかないつもりで、“これは美味しいんだ”と自分に念じつつスプーンを口に運ぶ。
それはもう、ロボットのように。



完食




食う軍隊員よ、俺の屍を越えていけ。

食う軍は永遠なり・・・・(殉職)



餡もコーラも、

 俺はしばらく見たくないです

 

KIRIN CHALLENGE 日本vsアンゴラ /怪我人の中で

2005-11-14 | 食う軍
W杯本番前の親善試合で決まった試合はアンゴラ戦を含めて2試合。
国際Aマッチデーの設定が以上の2試合と決まっているので、大変貴重な親善マッチなのだ。
また、アフリカ勢が同じグループに1チームは入る可能性が濃厚なのだが、本番前に肌で感じるチャンスはアンゴラ戦のみ。
アンゴラを全アフリカと想定し闘うのみ。
アフリカを粉砕せよ!


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        【【 作戦発動 】】

   発:kawakero司令
   宛:食う軍各隊員
  
   場所:日本/国立霞ヶ丘競技場
   目標:アンゴラ
   時間:2005/11/16 19:20(日本時間)
   作戦名:電撃アフリカ大作戦
   地上波:TBS系列
   衛星波:BS-i
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 地上波/解説:金田喜稔 水沼貴史 高木琢也 /実況:土井敏之
 衛星波/同上



今回召集されたメンバーの中に怪我で試合から遠ざかった選手がいる。
柳沢、宮本等がその筆頭だろう。
その怪我で本調子ではない選手達を招集したのは、アフリカ勢を見るチャンスがこの試合が最後という事があったかな。
また、週末のリーグ戦で小笠原、茂庭、加地が負傷。
小笠原は年内絶望と言う事で、代表は辞退となった。

では先発予想を。
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      玉田   高原

         中村
           
   松井         ヒデ
         稲本
三都主            駒野
      中澤   田中

          川口
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4-3-1-2の4バック

欧州遠征で光明が見えたトリプルとワンボランチの中間ぐらいの4-4-2。
このシステムを成長させて欲しいと言う気持ちから、このシステムを予想してみた。
対W杯のシステムとしては、攻守のバランスがいいシステムだと思うんだよね。
ただ、このシステムはボランチの底に入る選手の出来が内容を左右するのだ。
リーグ戦出場の勢いをつけて、稲本には期待したいな。


さて食う軍的な戦いを。
まずは外務省のHPで位置を調べてみましょう。


外務省の資料より

アフリカ大陸の西側で大西洋沿い。
アンゴラと言えばまっさきに頭に浮かぶのは内戦ですね。
本当に長い間内戦で疲弊した国で経済状況はまだ復興の途中だったのだ。
さて特産品を調べてみると・・・。
食べ物では、とうもろこし・フェイジョン豆・砂糖・コーヒー。
食べられない物では、石油、ダイヤモンド。

ダイヤモンドを放り投げながら、とうもろこし食べて、飲み物はコーヒーで砂糖たっぷり。
そんな感じかな。
誰か助けてー!

珠玉の指南書・・・小説家 開高健

2005-11-04 | etc
スポーツ雑誌“Number”は、スポーツ以外のビデオ等も発売している。
その中に一本のビデオがある。
軽い気持ちで10年以上前に手に入れたビデオ。
しかしこのビデオ、人生の指南書のような趣を発し、
テープが伸びる程、繰り返し見る事となった。


ビデオ版フィッシング紀行、【河は眠らない/開高健】がそれなのだ。






大物のサーモンを探し、カナダで川に浸る同氏を追ったものだが、
トツトツと語られる言葉には、身体に染み入ってくるものが多い。

20代の中頃、何かにもがき慌てていた自分に、
このビデオから開高健が語りかけてきたものは、本当に大きく響いたのだ。


人生に起こるさまざまな出来事・・・その出来事に無駄はない。
彼が言う。
森に倒れた巨木は用がない邪魔物ではない。
森を看護する木、ナース・ログ(nurse-log)となって森を育てる。
画面から語りかけてくる氏の言葉は・・・。



森を歩いているとよくわかるんですけれども、
斧が入った事がない、人が入った事がない森と言うのがそこらじゅうに一杯ある。

土が露出していないで、シダやらなんかに覆われていますが、
草とも苔ともつかないもので森の床全部が覆われている。
それから風倒木が倒れて、倒れっぱなしになっている。

これが、実は無駄なように見えて実に貴重な資源なのであって、
風倒木が倒れっぱなしになっていると・・・

そこに苔が生える、
微生物が繁殖するバクテリアが繁殖する、
土を豊かにする、
小虫がやってくる。
その小虫を捕まえるためにネズミやなんかがやってくる、
そのネズミを食べるためにまたワシやなんかの鳥もやってくる、
森にお湿りを与える、

乾かない。
そのことが河を豊かにする。

もう全てが繋がりあってる。

だから、あの風倒木の事を、森を看護しているんだ、看護婦の役割をしているんだ、
というのでナース・ログと言うんですけれども、
自然に無駄なものは何もない・・・と言うひとつの例なんです。

そうすると、人間にとってナース・ログとは何でしょうか?

無駄なように見えるけれども実は大変に貴重なもの、
と言う物も人間にはたくさんあるんじゃないか?

それぞれの人にとってのナース・ログ、とは何か。

無駄を恐れてはいけないし、無駄を軽蔑してはいけない。
何が無駄で何が無駄でないかはわからないんだ。

ここがひとつの目の付け所ですね、これは大事な事ですよ。
無駄な事してると思う事はないんであって、
いつかどこかでまた別の形で甦っているのかもしれないんだ。

だから、人の心にとってのナース・ログとは何か?
こういう映画を見るのもナース・ログですよ。

by 開高健(河は眠らない/冒頭ナレーションより)




このビデオ、フィッシング紀行の体勢をとってはいるが、
釣りが好きでなくとも楽しめる。
現に友人数人に貸したところ、その全ての友人は同ビデオを購入してしまったのだ。
同氏のシリーズはビデオ化されて入るが、現在で手に入るものは少ない。
この“河は眠らない”も現在では売られていない・・・手に入らないのだ。
DVD化を期待したいシリーズだな。



何かに迷った時。
このビデオをセットする夜がやって来る。
ウォッカ片手に、川の流れる音を聞き、開高氏の言葉を聴く。
さて、今夜は何を語りかけてきてくれるのか。