どこか遠くでフッチボル

鹿島サポだが裏の顔は日本代表サポ組織「食う軍」の司令。徒然なるままボソボソと。

食う軍オフィシャルキーホルダー到着♪

2005-09-29 | 食う軍
昨日家に帰ると、子供が声をかけてきた。
「食う軍ってところから、郵便届いてるよ」

ついに到着!
構想数ヶ月、着々と地下工場で作られていた「食う軍オフィシャルキーホルダー」が届きました!

デザイン・製作・発送と、全てを担当なさってくれたyogichogi隊長、本当にお疲れ様でした!
食う軍オフィシャルグッズを手にするたび、ポテンシャルの高さを実感する食う軍。
今回のキーホルダーは、また新たな可能性を見せ付けた感じですね。
では、到着したキーホルダーをご紹介。


到着した封書には、慎重に梱包されたキーホルダーと、食う軍便箋に書かれた取り扱い説明書が。
傷もなく、無事に到着してましたよ!



yogichogi隊長とライカールトがコツコツと作ったキーホルダー。
信じられない程出来がいいです。
しかも、このキーホルダー軽い!
ぶら下げてもまったく苦にならない。
これ、結構重要です。
Good Job!!!



全てのキーホルダーの裏面は、持ち主の名前が入ってます。
横から見ていた子供に、
「kawakero司令って何?」
と聞かれ、絶句。



使っているキーリングと、到着したキーホルダーのリング部分を改造。
フック式に交換した事により、気分によって簡単に交換可能とした。
フックは、ボルビックのオマケでついてきた携帯ストラップから流用した。
ウーン、我ながら最高!



と言う事で、ワールドカップを来年に向かえ、食う軍は着々と戦闘準備を整えつつあります。
ああ、素晴らしきかな我ら食う軍!
向かうところ敵なし!!!


yogichogi第一偵察隊隊長及びライカールト旦那、本当にありがとう!

山崎まさよしがデビュー10周年

2005-09-27 | etc
山崎まさよしが好きだ。
特にここ1年、iPodでかからない日はない程聞き込んでいる。
彼の詩と、アコースティックギターやブルースハープが身体に染み込んでいくんだよね~。

さて、その山崎まさよしだが、デビュー10周年と言う事で、
2枚組ベストアルバムが同時に2タイトル発売になったのだ。
※実際には過去未収録曲あり



  【BLUE PERIOD/Aside集】



【OUT OF THE BLUE/Bside集】



“BLUE PERIOD”に収録されているのは

1.月明かりに照らされて
2.中華料理
3.セロリ
4.One more time, One more chance
5.アドレナリン
6.振り向かない
7.ガムシャラ バタフライ
8.水のない水槽
9.僕はここにいる

ディスク: 2
1.Passage
2.やわらかい月
3.明日の風
4.Plastic Soul
5.心拍数
6.全部、君だった。
7.未完成
8.僕と不良と校庭で

うーむ名曲ぞろい。
“僕はここにいる”は、車運転しながら号泣&熱唱しちゃった事あります。(笑)
“セロリ”は、やっぱり山崎の方だよね・・・これ山崎好きの合言葉。



一方のアルバム“OUT OF THE BLUE”は

1.Rough Rock'n Roll Boogie
2.週末には食事をしよう (Single Version)
3.××しようよ
4.レイン ソング
5.ドレッシング
6.お家へ帰ろう
7.江古田
8.ヌイチャナ シンドローム
9.カタログ
10.愛のしくみ (Single mix)
11.Good morning (express mix)
12.OVER THE RAINBOW
13.Security
14.どこまでも行こう
15.Stand By Me
16.風の伝言 (メッセージ)

こちらは、云わばB面集ってところでしょうか。
題名読んでも気付きませんが、CMで流れている曲が多いので、聞いてて直ぐに一緒に歌えます。
尚、2枚組みのもう1枚は、ギターとブルースハープだけで奏でるインストゥラメンタル。
“mud skiffle track”と名づけられ、11曲収録されています。
この“mud skiffle track”も、車を運転している時のBGMに最適で、エンドレスで聴いちゃってます。


アルバムCMでユウスケが言ってますが、俺も言っちゃいますね。

「やっぱ、山崎いいな~」

G大阪3-3鹿島/スタイルを貫く美学

2005-09-27 | Football
J1優勝争いをリードする鹿島とガンバ大阪の激突は、事前の予想通り打合いとなり、首位争いらしい激しい試合となった。
残り時間がない状態でアラウージョが決勝点を挙げるが、その直後のロスタイムにアレックス・ミネイロが同点弾。
勝ちを確信したであろうG大阪の気の緩みを見過ごさなかった鹿島。
負けたら勝ち点差が4になったシーンだが、再度G大阪に食らいつき勝負はまだこれから。
しかも、勝ち点差6の位置に浦和・磐田など数チームがやはり虎視眈々と首位を狙う。
混戦は残り試合9試合のJリーグを、最後まで盛り上げる事となりそうだ。
今年のJリーグ、面白いな~。



G大阪の攻撃力はシーズン前半から相変わらずだが、失点が後半に入り格段に減っている。
チームとしての成熟もみられ、大黒・アラウージョ・フェルナンジーニョの攻撃陣は相手チームの虚位の的だ。
G大阪の、攻め続けることで相手を守備に押し込む戦法は、効果的であり見る者にとても魅力的だ。

一方の鹿島。
好調だった守備にほころびが出始め、シーズン後半に入って、点を取っても逃げ切れなくなっている。
首位を快走していたが、現在はG大阪を追う立場。
一気に崩れそうな流れだったが、前節の神戸戦で若手が奮起。
再び勢いを取り戻して、首位争いに食いついてきたのだ。

鹿島はこの試合、超攻撃的なG大阪に対して、打ち合いを予想させる布陣を敷いて真っ向勝負を挑んだ。
小笠原をボランチにいれゲームを組み立て、攻撃はアレックス・深井・本山・増田を先発させ走る事で相手を押し込める戦法。
キーポイントのプレーヤーは小兵の深井。
Jリーグ登録選手中2番目に低い身長ながら、その闘志でボールを追い続けるファイター。
前線からボールを追い、一度ボールを奪取すると果敢な攻撃でチームのムードを盛り上げる選手だ。
鹿島サポーターからの人気も高く、ピッチに立った時の声援は、あの小笠原を凌ぐほど。
伝統的にファイタータイプが好きな鹿島サポーターの、今一番のお気に入りなのだ。

結果的に同点で終わったが、試合内容は全てがつまったような濃密な90分。
普段経験を武器に、相手をいなして行くかのような鹿島が、攻撃的なG大阪に対し、プライドを掛けて打ち合いに出た。
相手の得意な試合を、真っ向勝負でぶつかって行ったのだ。
引いて負けたりドローだと残り試合の影響が怖かったが、打ち合いに出て、しかも終了間際の同点劇は、鹿島を再び調子が上がらせる予感がある。



鹿島は本当に選手層が厚くなってきたね。
元代表FWの鈴木が控えに追い込んだのは、前記の深井。
更には、神戸戦・G大阪戦と連続して元来小笠原の位置に入った増田誓志(ちかし)。
ジーコの秘蔵っ子としてしられ、そのプレーの質から“天才”と呼ばれるMF野沢。
※野沢は決定力の高さから、現在はFWとして出場
控えに鈴木がいるのは体調を落としているからではない。
それを上回るパフォーマンスを見せ始めた深井と野沢。
鹿島は新しく生まれ変わる脱皮を成功させたのかもしれない。

最後に、ボランチの青木。
昨年まで中田浩二の影に隠れ、出場は僅か。
今シーズンの前半戦、ピッチに自分の場所を見つけられないかのように、ポジション取りが悪く。ゲームの流れから乗れずにおどおどしている印象があった。
しかし、叩かれるのとゲームに出る事は彼を成長させた。
現在、フェルナンドとのダブルボランチの一角として君臨。
正確なロングボールと、ロングシュートもはまり始め、鹿島の攻守の要となってきた。
優勝へのポイントは小笠原ではなく、以外に青木かもしれない。
闘え青木よ!

KIRIN CHALLENGE 日本vsホンジュラス /食う軍的闘い

2005-09-08 | 食う軍
試合が大荒れだったので、食う方も大荒れ。

koba上等兵から、缶コーヒーBOSSにホンジュラス産の豆が入っている事が報告されていた。
しかし、夕方会社近くのスーパーで物色したところ、置いてあるBOSSにはコーヒー豆の記述なし。
確信がもてないままだったので、手にする事を回避。
次なる目標に移ったのだ。
何とか手に入れることが出来た武器(食材)とは・・・。






ホンジュラスで主食のトルティーヤ。
日本名“ドリトス・ナチョチーズ味”です。
これ一袋で400キロカロリー近く。

次はホンジュラスの輸出品、バナナを使ったバナナチップ。
裏に、フィリピンと言う文字が見えた気がしましたが、ホンジュラスに間違いないです。
100円で買ってきたのに、500キロカロリーありました。

最後は、rock特務長より提案された、効果的な攻撃情報を元にポンジュース(ホンジュースw)
何年かぶりに飲んだポンジュースは、ちょっとすっぱくて美味しかったです♪

乱戦でイライラ、バクバク食べてたら・・・
いらぬカロリーを摂取して、0.5kg太ってました。
日本代表には世話をやかされるよ。(笑)

次はどこだったかな・・・ラトビア?
えっ、それどこ?

KIRIN CHALLENGE 日本5-4ホンジュラス /希望と課題を抱えて

2005-09-08 | 食う軍
日本5-4ホンジュラス

前半を1-3で折り返した時には、机を叩いたり蹴飛ばしたりと忙しかったのだが、
結果的には後半猛攻撃をかけて逆転まで持っていって、胸をなでおろす事が出来た。
しかしこの試合、買ったと喜んだサポーターの方が少ないのではないか?
課題が色々見えてきたのだな~。
ただ、その課題が見えたタイミングは良かったと思う。
修正すべき点は、早目に分かった方が、本番へ向けての道も見えると言うものだ。
だけど・・・やられ過ぎたなぁ・・・トホホ。


日本代表の課題

1.
欧州組は絶対か?

否。
中盤から攻撃を欧州組で固めたホンジュラス戦だったが、コンフェデ・東アジアに比べて、明らかに中盤の構成力が落ちていた。
4バックと言う連携を煮詰める必要があるシステムを採用した事も原因の一つだが、中盤の底でゲームを組立てるボランチとしてはほぼ機能していなかった。
稲本・中田浩二のペアはW杯前での親善マッチで組まれる事はないかと思う。
現時点での最良のペアは、福西・小野のペア、または福西・ヒデだ。
いずれにせよ、キープレーヤーは福西なのは間違いない。


2.
4失点の反省から、3バックに戻すべきか?

否。
ただし、選手の調子によってシステムを組み替えるジーコ監督の方針なので、3バックもケースによりありだ。
どちらでいくかは、ヒデか小笠原の調子がキーだと思う。
二人のFWを置く、そして中盤の底にも二人置くダブルボランチ・・・これを基本とするジーコの戦術で、トップ下に置く選手を一人にするのか二人にするのか・・・俊輔が決まっているとしてそのパートナーの選手を置いて、ダブル司令塔の戦術を取るのか?
本番ではヒデか小笠原を置く可能性は高く、すると自然と4バックになってしまうのだ。
両サイドバック(現在:三都主&加地)と中盤の連携。
誰が上がったら誰がカバーなのか。
その約束事をしっかり決め、実行しないとあっという間に守備は破状する。
加地が上がってるのに、一緒に上がってしまっていた三都主・・・ホンジュラス戦がいい例だね。
両サイドが一緒に上がるとDFは残り二人、サイドの裏には広大なスペースが現れてしまうのだ。
Jで4バックを採用しているチームは僅か数チーム。
経験を積み重ねることが出来ないのが大きな不安でもある。


3.
トップ下での俊輔と組むのはヒデ?小笠原?

小笠原。
ヒデのトップ下に不満があるかと言うとまったく無い。
知名度のある選手だし、いるだけで相手へのプレッシャーは出来るだろう。
しかし、彼のゲームを掴む能力を発揮させるなら中盤の底ボランチが最適だと思う。
流れを掴めば攻撃に、耐える時間と見れば守備に。
ゲームを見てベストなポジショニングをするのがヒデだと思う。
一方の小笠原。
派手さは無いものの、ボールキープの能力と相手に合わせたパスを出すことにかけては頭一つ抜け出している。
ワンタッチでパスを出すのか、キープして持ち込むのかの判断がいいので、流れを持ってくるの事が出来るのだ。
そして目立たないが前線からの粘り強い守備。
小笠原、実は守備も本当にうまいのだ。
チームとして機能するためのパーツとして、トップ下は俊輔・小笠原のペアをチョイスして欲しい。
その後ろでゲームを作るのがヒデ。
攻撃陣にとって、本当に心強いのではないかな?


4.
守備は再考する必要があるのか?

否。
センターバックの中澤・宮本を基本に、3バックの場合は田中を入れるべし。
守備には自信を持っていた現代表だが、ホンジュラスにはまさかの4失点を味わった。
どのシーンにもミスが絡んでいたのが特徴だ。
三都主、加地は安易な守備で振り切られた。ヒデはらしくないミスから。
世界を相手にする場合は、それは致命傷になる。それがホンジュラス程度の相手でもだ。
失点の原因を考えると、技術的なものより気持ちの問題を感じるな。
集中力の欠如。
試合開始から、なぜか日本選手から気持ちを感じない・・・ピッチにはただ立ってるだけで何かが起こった後での受身のアクション。
相手によってモチベーションが変わると言う、本当に悪い癖だ。
次の親善マッチは欧州勢のラトビアとウクライナ。
またモチベーションが上がって好ゲームをするのではないかな?
何度も書くが・・・悪い癖だな。





長々と書いてきたが、ホンジュラス戦で5得点した攻撃力は誉めてあげたい。
2点差をひっくり返した点も、代表らしくない粘りだと喜んだぞ。(笑)
ただ、その得点は相手を崩して得点した5得点ではなく、選手の“個”の力で得点したもの。
強豪と呼ばれる国と闘うには、“個”以上に“チーム”として機能する必要がある。
ホンジュラス戦で欧州組を実質テスト・・・これで本当の意味で選手のテストは終わった。
選手をある程度固定し、チームは練度を上げて行く時期に突入だ。
チェコを破り、イングランドを苦しめ、ブラジルを慌てさせた日本代表に、更なる期待をしたい。
さあ、ドイツ出発のカウントダウンは始まった!

KIRIN CHALLENGE 日本vsホンジュラス /食う軍出撃せよ!

2005-09-05 | 食う軍
さあこの試合から始まるドイツへの道。
チームは、立ち上げから熟成への段階となります。
闘う集団へ・・・さあ、相手は世界だ!

アジアの国が続き、すっかり食う軍も戦闘がマンネリ化。
しかし、我々も世界戦モードに突入せねばならないのだ。
食った事がない未知の国がやってくる。
さあ闘う集団食う軍隊員の諸氏よ・・・出撃っ!


  -----------------------------------------
        【【 作戦発動 】】

   発:kawakero司令
   宛:食う軍各隊員
  
   場所:日本/宮城スタジアム
   目標:ホンジュラス
   時間:2005/09/07 19:20(日本時間)
   作戦名:手ぐし大作戦
   地上波:テレビ朝日系列
   衛星波:BS朝日
  -----------------------------------------

 地上波/解説:セルジオ越後 堀池巧/実況:田畑祐一
 衛星波/同上



東アジア選手権で驚きの選手起用を行ったジーコ監督。
しかし、ベースとなる選手に迷いはなかったようだ。
欧州組をベースにW杯予選を戦った国内組を加えたチーム。
話題に上ったオリンピック代表組から残った選手は極僅かとなった。
さて、ホンジュラス戦での先発予想を。

------------------------
        高原  柳沢

   中村         ヒデ

      稲本  中田(浩)

三都主            加地
      中澤   宮本

          楢崎
------------------------

欧州組全員先発!

これはジーコ監督も既に明言していますね。
欧州組は全員先発予定、そこに完成されたDF陣を組み合わせてくるでしょう。
システムが3バックなのか4バックなのかが不明ですが、今回の親善マッチが対南米サッカーと言う趣旨がある以上、サイドのスペースをケアし易い4バックを採用してくるとみました。
どうかな?

南米予選で既に敗退してしまっているホンジュラスですが、FIFAランキングだと39位と決して侮れない位置。
調整相手としてはいいチームを選んだ気がしますね。



さて食う軍的な戦いを。
ホンジュラス・・・まったくわかりません。
どこにあるのかをまず調べてみました。


外務省の資料より

暖かそうな国ですね。
それと、気軽に歩けないような危険な土地と言う感覚が。
何が特産なのかな~。
首都がテグシガルパと言うらしいので、試合当日は髪の毛を“手ぐし”で整えるのみにするとか・・・(笑)
偵察隊の情報を求む!

未知の国の食材を食らう・・・やっと食う軍らしい戦いがはじまりますね!
こうじゃなきゃ食う軍じゃない!
スーパーや輸入食材屋をニヤニヤしながらウロウロしないと食う軍じゃない!

ちなみに、友人女史H。
ホンジュラスをどうしても“ホンジャラス”って言っちゃってます。
エアーホッケーかよ!・・・小さく心の中で突っ込む司令でした。




本部通達
ホンジュラス戦を睨み、公式会議を実施します。
9/6(火)22:00~24:00
場所はいつものように食う軍本部会議室!
ホンジュラス食材情報を求む!

鹿島vs浦和・・・見てきたよ、トホホ

2005-09-05 | Football
鹿島2-2浦和

前半を2-0で折り返した鹿島だったけど、後半は浦和が2得点でドロー。
勝ち点1は取ったものの、気分としては完全なる負け試合。
開幕から守ってきた首位の座を、G大阪に明け渡す結果となりました。
いやぁ凹んだ。



試合開始前から両チームサポーターが激しく応援合戦を繰り返し、どこか不穏な空気が流れるカシマスタジアム。
バックスタンドの2階でのんびり見るつもりが、熱はそこにも伝わってきたね。
応援が始まってからは、隣の友人と話すのも一苦労と言う状況だったのだ。
こんな一戦を味わえることに感謝。

試合開始前、審判団の方がピッチを点検に回るのだが、その際に柏原主審を確認。
このヒートアップするゲームで、柏原さんで大丈夫かと一抹の不安がよぎる。
熱くなると、自分までヒートアップ・・・ゲームに飲まれる主審と言うのが、今まで見てきた感想なのですね。
これ・・・当たりました。

前半は鹿島ゲーム。
ボールももてるし、サイド攻撃も効果あり。
裏に出た鈴木のユニフォームを浦和DFが引っ張りPKで、小笠原が冷静に決めて先制。
追加点はカウンターから一人で持ち込んだアレックス(ミネイロ)が、ミドルシュート、これが浦和DFの足に当たってコースが変わりゴール。
自殺点といってもいいゴールだったかも。
過去何戦も柏原主審に痛い目にあって来ている鹿島、微妙な判定の連続でも余計なイエローを貰うような真似はしていませんでした。
しかし判定で自分のペースを乱すと言う、前戦でも犯したミスを浦和は再び犯す。
再三に渡り不服を表明していたトゥーリオがレッドカードとなり退場。
前半2-0で折り返した時には、正直今日は楽勝だって思ってました。
ハーフタイムに、浦和はスピードがないし、エメルソンがいないと怖くないなと話していたのだ。

2点差で更に10人しかいない浦和。
圧倒的に不利な状況だったが、再三に渡り勝負を仕掛けてくる田中達也によって、ゲームを押し戻し始める。
人数が少ないはずなのに、攻撃に入るとサイドからの押上が凄く、まるで一人少ないのが鹿島のよう。
状況から、気持ち的に守りに入ってしまったのだろう鹿島。
押し込まれた状況なら、人数が一人少ないのは関係ない。
だからこそ、勇気を持ってラインを押し上げ、浦和を自陣に押さえ込まなければいけないのはわかっていたのだろうが・・・この日ベンチだった三都主を入れると、流れが浦和の行け行け状態に。
たった10分の間に同点にまで持ち込まれてしまった。

さかんにラインを上げろと指示していたセレーゾ監督だったが、交代選手にも疑問が残る。
思い切りがないプレーが目立つ鈴木ではなく、前線でボールキープが出来るアレックスと深井を交代させた。
前線からのプレスを考えると、鈴木を交代ではなかったか?
また、同点弾を決められる直前に、右SBを名良橋から内田に交代させたのも疑問が残る。
守備固めで入った内田だったが、ゲームのスピードに馴染めないまま、三都主にキリキリ舞させられた感じ。
相手もやり易かったのではないかな?



同点とは言え実質負けゲーム。
反省は多々あるけれど、決して悲観する順位でないのも確か。
何が悪かったのかを反省材料として、これからの残りゲームをしっかり勝つ。
それしかないのだな・・・。
優勝は楽には勝ち取れないもの。改めてそう思った一戦になりました。

トホホ。



では、目にとまった選手を何人か上げてみましょう。

鹿島では小笠原のプレーが凄いと唸らされた。
とにかくボールキープとポジショニング、それに守備が凄いと感じた。
好調を維持しているのは間違いないね。
コンビを組んだ本山の調子が上がれば、攻撃に深みが出るのだろうけど・・・。
孤軍奮闘という感じだったかな。

浦和ではやっぱり田中達也。
復帰2戦目とは思えないほどドリブルが切れていましたね。
サイドに逃げる事なく、ゴールへ向かってくるドリブルは、ディフェンダーにとっては脅威でしょう。
これを繰り返されてしまった事で、鹿島DFはやられた感じがある。
勝負をしてくるFWは、DFにとっては本当に嫌なものだからね。

選手じゃないけど・・・柏原主審。
とにかく目立ちました。
ゲームに飲まれたのか、ジャッジに一貫性がなくなっていました。
それに、ファウルに過剰反応していた感じ。
イエローを出す基準も一貫していなかったかな。
前半、鹿島よりの笛が吹かれた感じがあるのも、浦和の選手が抗議を繰り返していた
事と無関係ではないでしょう。
ただ、そんな主審とわかった上でプレーをし、ジャッジに抗議を繰り返さない事も選手としては大事だと思う。
熱い選手が多い浦和、リーグを優勝する為にはもう一皮向けたほうがいいと思ったのも事実だな。
鹿島も判定では悔しい目に本当にあってきたから・・・それを越えなければね。



最後に・・・。
スタンドでは、日本代表戦のために帰ってきていた柳沢、それに中田浩二が本田康人と3人でスタンド観戦している姿が見られた。
恥ずかしい試合を見せちゃったなぁ。