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どこか遠くでフッチボル

鹿島サポだが裏の顔は日本代表サポ組織「食う軍」の司令。徒然なるままボソボソと。

F1 Baton

2005-07-02 | MotorSports
昨日のMusical Batonに引き続き、今日はよもださんのYomoda STATIONから、軽くF1バトンが手渡されました。
皆さんの読んでて、書きたくはなってきていたんですけどね。(笑)



■PCに入れているF1容量・・・ならぬ、壁紙やスクリーンセイバーに使っているF1モノは?

壁紙が3枚入っているだけですが、どれもサイズが大きいので・・・6.76MBもありました。



■今愛用しているF1グッズや、チェックしている番組・雑誌・PCサイトなど

番組は地上波のフジテレビ中継のみ。
PCサイトは、F-1LIVE.comを活用してます。
このサイトは、速報性が凄くてしかもインタビュー豊富。F-1ファンの方に激しくお薦めです。
日本語版がない頃から愛読していますぞ!



■最後に買ったF1グッズ

中嶋悟が引退する時に記念に出したCDかな。
ラストランのレースの模様が入っているのですが、終わり方は・・・ご存知のとおり。(笑)
ヘルメットステッカーが入ってまして、もちろん使わないで保存しております。



■特別な思い入れのある5人のドライバー

これは本当に難しい。
際立って頭に残ると言うより、今も印象が残るドライバーを・・・。

1)アイルトン・セナ
 実は当時そんなに思い入れはなかった。
 しかし、あのサンマリノをテレビで見ていて、号泣していたのだ。
 大きな存在で、中堅チームが好きな俺には破るべき大きな壁に感じていたのかもしれません。
 前年本田宗一郎氏が亡くなっていた事もあり、
 また大きなものがF1から消えてしまったと言う喪失感で一杯でした。

2)ナイジェル・マンセル
 理論ではなく本能でF1を操る姿が見ていて本当に楽しかった。
 レース中スピンしたものの何事もなくマシンコントールに成功、
 ラップタイムが1秒程度しか変わらなかったのには口アングリだった。(笑)
 ドライバーが激しく個性を主張していた時代、最後の暴れん坊かなぁ。

3)ゲルハルト・ベルガー
 高速コーナーはアクセルベタ踏みで、左足でブレーキをチョンチョンしてコントロールしていたと言う逸話。
 サンマリノで、燃え盛る車から脱出したシーン見てて、背筋から汗がどっと出たのを思い出します。
 ドライバー間がギスギスしていた時代、一服の清涼剤的なナイスガイでした。

4)片山右京
 残念ながらパイオニアの中嶋悟は、ドライバーとしてピークを越えた時点での参戦となってしまった。
 国際舞台を経験した上で、実力でシートを勝ち取り世界と戦った最初の日本人ドライバーかな。
 堪能な英語力とカミカゼの異名をとったコーナーへの突っ込み。
 いまの琢磨を見ていると、いつも右京を思い出しますね。

5)ステファノ・ヨハンソン
 マクラーレンTAG時代の彼の走りが好きでした。
 スウェーデン人らしく冷静な走り、しかし事チャンスがあれば猛然とチャレンジ。
 片輪が外れたマシンを闘志でゴールまでドライビングしていたのを思い出します。
 カッコよかったー!



■バトンを渡す5人

ハイ!もういません!
ここに置いておきますので、ご自由にお持ち下さい。

INDY JAPAN 300

2005-05-02 | MotorSports
ゴールデンウィークに入った、4/28(木)~30(土)の3日間、栃木県「ツインリンクもてぎ」にて、INDY JAPANが行われました。
このレースは、アメリカで人気が高いモータースポーツ、インディシリーズの第4戦。
17戦行われるシリーズ中で貴重な、アメリカ外でのレースの1戦。
F1大好きな俺の初めてのインディ観戦、楕円形をぐるぐる回るだけで一体何が面白いの?
そんな気持ちを抱きつつ、いただいた招待券でツインリンクに向かうのだった。

入場券がレース期間中3日間の通し券だった為、まずは29日の予選を見に行った。
昼ちょっと前にツインリンクに到着。
駐車料金が2,000円と言う高さにまず驚く。
しかも明日の決勝は3,000円と書いてる。
ツインリンクを運営するホンダさん・・・取り過ぎだろ。

予選は自由席と言うこともあり、正面スタンドの最上段に位置取りし、のんびりビール飲みながら観戦。
席に着いた時にはフリー走行中であった。
いきなり目の前に現れる、300kmオーバーのインディマシン。
そのスピードの大いに驚く。

あれに人が乗ってるの?
怖ーッ。

予選が始まるまで時間があったので、メイン入場口広場にある出店を見て歩く。
野球やサッカーなどに比べると、食事や飲み物はとても安く感じる。
また、ダイキャスト製のインディのミニカーは370円と一つ欲しくなるところだった。
トークショーを行うステージが設置されているのだが、そこでは日本テレビのアナウンサーとタレントさん達が番組収録中。
出川、TAKE2の片方・田中美佐子の旦那、そして中山エミリが出演していたのだ。

予選は1台1台が2ラップして、最速のタイムを取る方式。
ストップウォッチを持って行ったわけではないが、ちょっと目にも早いマシンは分かった。
日本期待の松浦選手は、惜しくもシフトミスでタイムロス。9番グリッドでのスタートとなった。
この予選も本当に盛り上がった。
その主役は22歳の女性ドライバー、ダリカ・パトリック!
驚きのタイムを叩き出すと、終盤まで予選1位を確保。
このままポールなのか!?って期待が大きくなったが、最終的には惜しくも2位。
決勝への期待を持ちつつ、予選は終了した。
コースから帰る途中、ステージでトークショーをやっていた中山エミリが言った一言で会場が凍りつく。

“そう言えば・・・虎之助選手がいない気がしますが”

解説者の方が、ビシリと言い放っていました。

“実力がない者はチームにはいられません。今は日本にいます。(怒)”



決勝当日も天気は快晴。
今日も日焼けしそうなのだ。
昨夜調べたところ、会場内の駐車場は前売で完売しているとの情報。
会場外の臨時駐車場から無料シャトルバスが出ているらしいので、そこを目指す事にした。
駐車料金は2,000円との事。
まあ、会場内へ3,000円で停めるよりいいか。
それにしても、臨時駐車場の場所が・・・河川敷臨時駐車場って。
川原に車停めるのに金取るのかーい!

自宅から1時間半ほどの距離を北に向かうと栃木県の茂木だ。
順調に近づくも、もう少しでツインリンクと言う場所で渋滞に遭遇する。
すると、左側にドライブインが臨時駐車場をやっていた。
2,000円だと言うので、そこに停めて歩く事にした。
渋滞で並ぶ車の列の横を歩く。サーキット正門まで15分。
更に正門から30分近く歩いた場所にコースがある。
真夏のような太陽に照らされ、思わぬ場所でハイキング。
いやぁ疲れたよ。

予選でも2万人近く入っていたそうだが、決勝のこの日は数倍の人混み。
チケット確認のゲートを一歩入ると、そこがメイン入場口の広場だ。
各メーカーのブースに加え、ホットドックの売店などが目白押し!



11時になっていたが、まずはパドックツアーに参加。
これも招待券に付いていたサービスで無料なのだ。
ツアーと言っても、自由にパドックを歩けるらしく、11時半までと言うチケットを首からぶら下げ、パドックへの階段を下りる。
コース下を潜る様に深く掘られたトンネルを暫く歩くと、そこがパドック裏。
出走準備で忙しい各チームのマシンを間近に見られ、また歩いていると頻繁にドライバーとも擦れ違う。
残念ながらインディのドライバーはまったく予備知識なし。
なので、誰が誰なのかまったくわからなかった。
サインも気軽に応じてくれていたので、ちょっと惜しい事しちゃったかなと後悔。




パドック裏にもホットドック等の販売車が来ていたので、食事を買ってしまう事にした。
店構えが美味しそうだったので、ホットドックを注文。
しかし、すこぶる手際が悪い店で、一抹の不安が過ぎる。
パドックから観客席に向かうべくトンネルを歩いている時、ホットドックをかじってみた。
・・・・。
予感は当たり、激マズだった。

会場に響き渡る声にハッとした。
J-WAVEでおなじみ、DJ-TAROさんだ!
先日番組内にて電話で話せた方なので、それだけで親近感は3倍(当社比)になってる。
“俺も来てるよ~♪”
心の中で挨拶しておきました。

ピットとドライバーで交わされる会話を聞く事が出来る無線機。
これの貸し出し券が付いていたので、ホンダのブースに足を運んでみた。
すると、この券は抽選券で、当選しないと借りられない事が判明。
抽選場所がとても遠い場所にあったので、面倒なので借りるのは諦める事にした。
有料でも貸し出せばいいなとは思ったんだけど、そんなサービスはないのかな?



スタンドは1コーナー近くのスタンド上部の席。
昨日のメインスタンドは背もたれが付く素晴らしい席だったが、指定の今日は木製の席だった。
階段近くだったが、人が通るとこちらも動く席。
セットについてきたクッションシートがなぜ入っていたのか納得する。
ちなみにこのホンダ応援シートには、キャップ・旗・クッションシート・チケットホルダー・耳栓が付いてきていたのだ。

大会公式ソングを歌う大黒摩季さんのミニライブが行われ、最後に歌ってくれた“ららら”で盛り上がり、その勢いのまま渡辺貞夫さんの演奏、そして国家吹奏だ。
君が代に続き、アメリカ国家を演奏すると上空に爆音が近づいてくる。
ウオッ!これは・・・航空自衛隊のアクロバットチーム・ブルーインパルス!
凄い演出に盛り上がってくると、いよいよスタートの時間。



“Start Your Engine!”
のコールで一斉にエンジンスタート、ウォームアップランに入ります。
F1と違って、インディはローリングスタート。
マーシャルカーが先頭を走りペースを保ち、次の週でスタートと言う瞬間にピットに戻ります。
するとポールを取ったマシンが駆け引きをしながら1周を回ってくるとそのままスタート!
爆音を響かせながら22台のマシンが200周の戦いへとスタートしました。

スタート直後からクラッシュが連続、その度にマーシャルカーが入ってレースは中断します。
しかし、この中断はその時の順位のまま、走ったまま行われます。
結果、差が出ていた各社の距離が一気に縮まり、またそこからスタートとなるので、レースが何度でも楽しめると言う面白さがありました。
また、楕円のオーバルコースで行われるインディの面白さは、観客席から全てのコースが見える事だと発見!
気を抜く時間がないので、見ている方もまったく飽きません!

気を抜ける時間は、クラッシュした車が出て、フルコースコーションでマーシャルカーが入っている時間。
その隙を狙って、こちらもトイレを済ませます。
しかし考える事は皆同じようで、トイレでは男達が大勢ピットイン!



レースは150周直前に再びフルコースコーション。
このタイミングは時間のロスが少なくなり、各車ピットインとなりました。
しかし、燃料満タンで50周程度がリミットのインディカーにとって、200周でゴールのこのレース、ギリギリのタイミングでのピットとなりました。



トップを快走するシボレーのシェクター、それを追うホンダのトニー。
燃料が心配なものの、賭けに出た両者の夢は198周目で終わってしまった。
ストレートを駆け抜けたシェクターが、目の前の1コーナーでスローダウン。
燃料切れで終わってしまう。
それを追いかけていたトニーは燃料切れでゴールできないと判断、残り2周と言う悔しい周回でピットインとなり、優勝争いから脱落。
この燃料勝負となった争いを抜け出たのは、全開では燃料がもたないと判断し、アクセル開度を70%程度に抑えて燃費をよくしたダン・ウェルドンでした!
これで2年連続のもてぎ優勝と言う、とてもクレバーな走り。
ホンダの地元であるもてぎに、優勝をもたらしてくれました。
ゴールはなんとアクセルターンでグルグル回りながらやると言うパフォーマンス。
ビクトリーランで一周するも、その周回で燃料切れとなり、観客席正面に戻ってくるのにはマーシャルカーで引っ張ってもらうというオマケ付でした。




最高に盛り上がったインディ。
いやぁ、想像以上に楽しかった!
来年も絶対に来ようと誓いましたぞ。
さすがアメリカ、楽しめるようにレースが出来ていると実感した週末でした!


インディの特徴を少し。

まずは車。
エンジンとシャーシー(車体)を作っているメーカーが少ない!
エンジンでは、ホンダ・トヨタ・シボレーの3社。
シャーシーは、ダラーラとパノスの2社。
チームではこの中からエンジンとシャーシーを購入する。
つまりマシン差が出ないと言うところにありますね。
ドライバーとチームの技術力で差が出るのですが、そもそも差がないマシンなので、レースは混戦になりますね。
※ちなみにタイヤはファイアストン(ブリヂストン)1社

レース運営の面。
フルコースコーション・・・クラッシュや部品が落ちていたりすると、危険回避の為にマーシャルカーが入って、レースが中断します。
これがそれまでの差を一気に解消するので、またレースが面白くなる。
再スタートは面白かったなぁ。
リーダーの車は、ペースを作れますよね。
なので、リスタート直前のコーナーで、スピードを緩めたり加速したりして、ライバルのタイミングをずらすんですよ。
性格が出ているようで、面白かったな。

F1は人とマシンとメーカーが世界最高峰を目指す競技。
インディは、差がない条件の中、人が作り出すエンターテイメント。
ざっくり言うとこんな感じなのかなと言うのが感想です。
テレビで見るならF1、サーキットで見るならインディ。
そんな感想を持ちました。

最後に・・・。
観戦直後から左耳で耳鳴りがします。
セットに付いていた耳栓・・・やっとけって事ね。
来年は装着する事にします。(涙)

F1日本グランプリ、今年は必見なのだ!(10/11追記)

2004-10-11 | MotorSports
F1ウィークに入った。
残り2戦を残し、佳境に入ったシリーズは、今週末はいよいよ日本グランプリだ。
ホンダ・トヨタ・ブリヂストンにとってはホームグランプリ。
力の入りようは、他のサーキットの比ではないのだよね。

さて、言わずもがなだが、今回の目玉はBARホンダチームの佐藤琢磨だ。
初めてだといってもいいだろう、実力でシートを勝ち取った日本人。
しかも現代F1が忘れた、コースで勝負をするファイターだ。

エンジンがターボ禁止になってからだろうか、レースで抜きつ抜かれつのシーンを見る事は少なくなった。
現代F1で相手を抜くのは、ピットに入っている間がほとんど。
ゴールを迎えないと、順位がどうなっているのかわかりずらい事実もある。
しかし、琢磨は違う。
自分の前を走る車は、抜き去るべし。
この至極単純な行動を、自信を持って行うのだ。

琢磨を支えるファンは日本人だけではない。
ファイターが嫌いなF1ファンがいるだろうか?
喧嘩をしない、いい子ちゃんだらけのサーキットになったのはいつからか。
琢磨はF1を原点に返したと感じている。サーキットで一番早いのは誰か?それを強烈に感じさせるのだ。
彼の走りを、一皮向けて大人しくなると強いレーサーになると言う人たちも多い。
チャンピオンになるって、それほど大事なのか?
記録に残るより、記憶に残れ。
走り抜けろ琢磨!
狙うは表彰台の一番上。
誰が一番早いのか。それを見せ付けてやるのだっ!

台風の接近で、土曜の予選キャンセルが決定した。
日曜午前中に予選、午後からレースの予定だ。
流れに乗ったチームが一気に突き抜ける気がする。
それがBARホンダの琢磨であると信じたい。

普段F1を見ない人、セナ以降F1を離れてしまった人。
今回の鈴鹿F1日本グランプリを見ないと、後悔する事になるかもよ?

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(10月11日追記)

結果は、M・シューマッハーが独走で優勝した。
2位にR・シューマッハー、3位にバトンと続き、期待の佐藤琢磨は4位に終わった。

はっきり言って、物足りない。

普通4位なら文句ないだろうが、最低でも表彰台は堅いと思っていたのだ。
琢磨への期待の大きさから来る落胆だが、この辺りがBARと言う中堅が長いチームのもう一皮向け切れない箇所でもある。
戦略がどうしてもフェラーリに負けていると感じるのだよね。
しかし、来期への希望は大きいぞ。
ゴール後喜ぶBARスタッフの横で、エンジン担当のホンダスタッフは苦虫を噛み潰した顔をしていた。
ホンダにとっては、1位以外は敗戦に近いのだと、久しぶりに実感したシーンだった。
亡き本田宗一郎だったら何と言うか。
ホンダに流れるレース魂は、脈々と受け継がれていると胸が熱くなった。
“俺のエンジンが一番早い”
この日が再び来る日まで、ホンダと琢磨の挑戦は終わらないね。

レースも残すところ後1戦、ブラジルGP!
今年はあっと言う間の1年だったな。
来年に備えて、車作りは直ぐに始まる。
期待してるぞ、琢磨とホンダと・・・それからトヨタ!

F1・ドイツGP/BARホンダ好調持続

2004-07-26 | MotorSports
昨夜放送された、F1・ドイツグランプリを見た。
優勝はいつものようにM・シューマッハ。
最近、彼が勝ってもちーっとも面白くない。
もうちょっと、BARのバトンが近づいてくれると面白かったんだけどなぁ。

しかし中盤戦での琢磨の走りは目が離せなかったぞ。
こんなに前の車を抜こうとするドライバーは、マンセル以降いなかった気がする。まるでレース戦略なんてないみたいだ。
一件無謀なようだが、そのスタイルが日本人のみならず、海外でもF1ファンのハートをガッチリ掴んだようだ。
このレース、地元TV局がシューマッハ用に準備したカメラが、琢磨を追い続けていた事からも分かるのだ。
深夜の放送にもかかわらず、TV見ながら俺も絶叫。

「琢磨行けーーーっ!抜いたれや!!!(何故か関西弁)」

勢いを失ったかと思われたBARホンダだが、盲点は意外なところにあったようだ。
アメリカGPまでの好調を更に進化させようと開発してきた空力パッケージ。これが欧州ラウンドに入ってからの不調の原因だったとは…。
このドイツGPで昔の状態に戻したら一気に速さを取り戻したのだ。
このあたりは、BARの前身“中堅チーム・ティレル”の伝統をしっかり受け継いじゃってるんだよなぁ。
ホンダもエンジンのみならず、シャーシ、空力と技術提供している現状。チームの失敗はもう許しませんぞぉ。

次のGPは3週間後のハンガリーGP。
このインターバルを利用して、各チームが車を熟成させてくるのは必至。
テクニカルで、モナコに次ぐ低速コース、狭く抜きにくいコースと接戦が期待できるハンガリーGP/ハンガロリンク。
このレースは注目ですな♪

マクラーレン復活!?

2004-07-12 | MotorSports
昨夜F-1英国GPを見た。
結果は相変わらずのM・シューマッハーの優勝で終わり。期待のBARホンダ勢も失速。ハンドリングに苦労した佐藤琢磨は完走したものの結果は11位と振るわなかった。

このレースの見所は、今シーズン開幕から苦しんでいたマクラーレンが復活の兆しを見せた事だ。
あのマクラーレンが、開幕から中盤に沈み続け、完走すらならなかったのだが、調子の出ないマシンに見切りをつけ、本レースより新車MP4-19Bを投入。速さでフェラーリに追い付いた感もあり、今後セットアップを煮詰めると、相当な力を発揮する予感もある。
フェラーリに続く位置を狙うと言っていたBARホンダは、更なる開発が必要だろう。
特に新空力パッケージが不発だったこのレース。次のレースまで2週間で、どこまで改良できるかが見物だぞ。

BARホンダで一つ思い出した。
友人が、聞いた事ない車部品メーカー工場で努めているんだが、そこでBARホンダF-1用の部品を作っているらしい。
ここ数ヶ月、レースが終わる度に、部品を改良依頼がきて、直ぐに対応・製作して、海外発送。これを繰り返しているから、忙しさが半端じゃない…って愚痴っていました。
F-1を闘っているのは、現場やホンダだけでなく、下請けの部品工場も同じなんだなと驚きました。

琢磨っ、琢磨よっ!

2004-06-21 | MotorSports
昨夜はF-1に熱くなった。

F-1を見続けて20年を越えるが、ついにこんな日がやって来た。
日本人が実力で表彰台を獲得する…。
その瞬間を昨夜共有する事が出来きた。

鈴木亜久里が日本GPで3位に入ってから、14年間もの月日が経ったと言うのが信じられない気持ち。
当時中堅チームだったラルースで、上位陣がリタイアして、その日の優勝者はベネトンのピケだったと記憶しています。
言わば、転がり込んできた“ごっつあん表彰台”の感覚も正直あったかな。

今シーズン、BARホンダの好調さを背景に、佐藤琢磨がブレークの予感はあった。
しかし、なぜか琢磨のマシンにのみトラブルが発生する不運が重なる。やっぱり日本人は勝てないのか…不安もあった。

ポイント獲得の為、安全に走ればいいのに…攻める姿勢を変えようとしない琢磨に対する批判も出ていたと思う。
でもね、俺が期待しちゃってるのは、ポイントを獲得してクレバーに闘う琢磨じゃないんだよね。闘って闘って、常に上位を目指す、力強いレースが見たいんだよ。
どこかセナとイメージが重なる琢磨。
目指すは日本人初優勝、そしてチャンピオンだっ!

今夜は祝杯じゃ。
嬉しくてしょうがないんだ。
琢磨よぉ。
<感涙>