FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

FX 今週の言い訳

2018-12-22 10:36:23 | 日記
おはようございます。12月21日土曜日です。広島は雨上がりの曇りです。その分、暖かい、、、、。

さて、今週の言い訳です。

昨夜のNY市場は、またまた大きく下げて引けています。特にナスダックは、最高値から20%以上下げており、弱気相場に入ってきてしまっています。しかし、ダウ平均とSP500はまだそこまでは行っていません。

CMEN225を見ると、19790円まで下げてきています。この様子だと、来週火曜日の寄付きでは、また大きく下げて寄り付く可能性もありそうです。

しかし、ドル円の昨日の安値は、110.932円までとなっており、引け値は111.196円と111円台を回復して引けています。今朝7時の引け前の下げは、週末におけるポジション解除売りと来週月曜日が本邦は祝日のお休み、そして、25日が欧米市場が休みとなることから、さらにポジション調整売りも出て、引けたものと思われます。

これらは想定内の動き。

下押しも110.832円までというのも、これらを考えて、止めたのかもしれませんが、21日の多かったNYカットを通過して、これでNY市場のMSQも終えたと思われますので、来週からはまた新たな相場の始まりと考えることもできそうです。

しかし、一向に収まることを感じないNY市場の株価動向です。このような相場状況になって、誰がこの相場から儲けているのか。儲けている輩が存在するのも事実のようですが、それはショートを打った輩かもしれません。そして、株の空売り。

しかし、その輩も、ドル円では、押しきれておらず、株価と為替の連動性は薄れてきているようです。

昨夜も書いていますが、ドル円では、「過度の売られ過ぎ」レベルへ入ってきていることから、そして、昨夜最安値(円高)を更新できなかったことから、一旦反発していく気配も感じられるようになってきました。

「過度の売られ過ぎ」の次は、「超過度の売られ過ぎ」というレベルになりますが、めったなことではこのレベルにまでは入らないのが相場の動きのようです。
しかし、これとて、株価動向を見れば、リスクオフとなれば円買いがまだ生じてくることはそれなりに想定できますので、予断を持たずに相場を観ていきます。

株も為替もそして原油も下降トレンドに入っている状況と思われますので、ドル円の反発も上値は重くなり、どこかで再度下降に転じることも想定されます。

原油価格は50ドルを底値と考えて相場を観ていましたが、最近は、また20ドル付近まで押していくのか、という予想も出始め、どの市場でも、相場は弱気になってきているようです。
このような中で、「何の商品が買われているのか、どこへ資金が向かっているのか」を考えているところです。

投資先として、どの商品が割安感を出してきているかが判断材料になりそうです。

ドル円の日足チャートを見ると、200SMAと800SMAがGCを形成してきています。そして、この両方のMAで相場を下支えしている感もります。来週はこの状況を注視する必要がありそうです。

日足の800SMAはローソク足の上にあれば上値抵抗線として、下にあれば、下値支持線として機能することが多くあります。

しかし、相場のパターンから見ると、まだ下突きに来ることを止めているとは考えない方が良い状況と思われます。

そうなると、来週月曜日の相場では、本邦の機関投資家は不在かもしれませんが、「誰か」が下突きに来ることも想定できます。これにも注意を要しますが、相場に責任を持たない輩の売買ですから、いずれ修正がかかると思われます。

相場が高値圏だと判断されれば売られると思われますが、今は安値圏と思われます。いずれにしても、クリスマス休暇明けの26日になって相場は動き出すと判断しているところです。

今年1月の年明け相場は、112.628円から始まっていますので、最近のドル円レベルは、これを下回っています。これは株価も同じと思われます。今年は陰線のローソク足で取引を終えるのかもしれません。

よく、その年最後の週は買いが入って相場は反発し、年末高を付けるといわれますが、今年はどうなるでしょうか。難しいのかもしれません。

年末安を付けて、そのまま新年の取引に入ることも想定できそうです。

最近よく言われることですが、株価の動向ほど、ドル円相場は今年は動いておらず、小幅な動きになっています。株式やほかの商品で買って稼ぐことが難しいような状況では、リスクオフになったとき、円はよく買われる商品と言われています。これはスイスフランも同様です。運用資金の避難先です。一時たりとも、資金を眠らせることを避けたいというのが特に短期筋の投資スタンスです。

このような資金が円買いに来ることも想定できそうです。

長期資金は、今年の10月高値から、円売りポジション構築に入っている可能性があります。この長期資金が、この年末安で、決済していれば、年明けからはドル買い円売りで新たなポジションを作ってくることも想定できます。

ひょっとすると、短期筋は、この長期投資家の動きを察して、今まで押し込んできましたが、それも近々終わり、あるいは終えたのかもしれませんが、これからは、短期筋もロングポジション構築に動いてくるかもしれません。

このような思考が交錯して、ここからは少し方向感のない取引が続くのかもしれません。

移動平均線は、下降トレンドに入っていますので、すぐさま上昇開始というわけにはいきそうにはありません。しかし、1時間足で押し目買いシグナルが出てきていますので、これもすこしは安心材料になります。

来週は、まず、昨日の高値と安値のどちらを抜いてくるかをチェックしていきたいと思います。

現在のチャネルラインは、木曜日安値と金曜日安値を結ぶ右肩上がりのラインを下辺とし、上辺は昨日高値を通過する下辺に平行なラインとなっています。

「高値切り上げ安値切り上げ」のパターンができてくるか、これもチェック項目になります。

最近つくづく思うことは、「人間万事塞翁が馬」ということです。良いこともあれば悪いこともある。それで人生は出来上がっている。調子が良いときに、驕らず、調子に乗らず、悪いときには、それを恨まず倦まず、平気で生きていく、これが一番と思います。

昨夜保有したロングは、来週へスイングさせました。今朝決済しようかとも思いましたが、来週の動きを見て考えることとしました。

決して決済を躊躇した訳ではありません。

本日は妻の誕生日です。夕刻からは、誕生パーティーです。妻からどんな感想が出てくるか、不安でもあり楽しみでもあります。

時勢はクリスマスの最中です。季節を楽しむ心のゆとりを持ちましょう。

今週も訪問いただきありがとうございました。良い週末をお過ごしください。合掌

追伸 17時ちょうどです。文中の「200EMA」を「200SMA」と訂正しました。


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