おはようございます。2月22日土曜日です。広島は雨、今日は一日小雨状態になるらしい。こんな日もあっていいか、、、。自然の循環。
さて、今週の言い訳です。19日水曜日から、急に円売りが始まってドル円は大きく急上昇していきました。円が売られたというよりは、ドルが買われてきたことの方が大きな理由と思われます。
特に、欧州マネーが新たな投資先を探した結果、やはり、今はNY市場への投資ということになり、ユーロを借りてドルを買い、NY市場で株式や金、債券を買い入れた結果のようです。ドルは上昇しますが、債券も上昇し、金価格も上昇します。この状況は、何かがおかしいと感じる方もあると思われます。バブルそのものです。正常なパターンになるための動きがそろそろ出てくると考えていたほうが良いと思われます。
その時、調整入りするのは、株式市場か債券市場か、金市場なのか、、、。利回りが低い分、借り入れしやすい状況にあることは否めません。ドル需要が起き、株式は上昇の循環に入ってきています。どこまで続くのか、、、を注意する時期になってきつつあるような、、、。
日経平均をドル換算で見ると210ドル程度のレベルとなっています。前日も書いていますが、JPモルガンの日本株ETFは最近解約売却が続出しているようです。その金額も大きくなってきているようです。NY市場で本邦企業のADRも売り込まれるのかもしれません。
ご存知のように本邦企業の株式は、過半数が海外投資家保有です。彼らの動向は、順張りですから、買うときは買いますが売る時は売り込んでくると思われます。相場が上下に振れるようになると、相場の末期的な時期となり、相場の転換を疑うようになってきます。やはりこのことが頭から離れません。
売り材料となるのは、最近は新型肺炎による企業活動の低下だと思われます。物流が停滞していますので、生産工程がストップしている工場が多いと言います。これが企業業績に与える影響が大きくなりそうだという予想が増加してきています。中国における新型肺炎の状況は、まだピークを越えていないとする見解が出てきています。初動が失敗だっただけに、長引きそうです。
現在、米国で流行しているインフルエンザイが、新型肺炎なのか、通常のインフルエンザなのか、という疑問が生じてきており、検査をやり直すということのようです。米国では、新型肺炎よりも、多くの住民がインフルエンザに感染し、死亡している事実があるようです。米国ではすでに新型肺炎が蔓延しているのではないかという懸念が生じてきていると言います。
このような状況にある米国ですが、最近出てきている経済指標結果が予想を上回るものとなって相場を持ち上げるようになってきています。FRB関係者からは、2020年内の利回りは現状を継続するというものばかり、、、。
市場関係者は利下げを期待し、実効レートを押し下げようと意図してきているような雰囲気もありますが、この齟齬がこの先を少し不安なものにしてきそうです。
金融業界には「中央銀行の政策には逆らうな」という不文律があるようですが、市場は利下げを催促してくるようになるのか、引き続き関心を持っていきます。
現在のドル円相場はすぐさま方向転換して下降へ向かうというようには考えておりません。来週もまだ112.0円付近でうろうろすると想定中。下降へ転じるためには、何か売り材料、しかも強烈な売り材料が出て来ないと転換は想定できそうにないと考えております。現在は、先物取引、オプション取引などすべてが、3月13日MSQをにらんだ動きとなっていろと思われますので、現物市場は、これらの先物やオプション取引による影響を受けるような相場になってくると想定しています。
短期の投機筋がMSQでの着地価格を想定しながら先物主導で売買を行い、相場レベルを決めてくるようになると思われます。
昨日の日経平均は23380円付近ですから、上は、24000円付近まで、下は、22500円付近などはあるのかもしれません。今後のオプションや先物取引での売買状況を観ながら、投機筋がどの程度の着地レベルを想定しているのかを考えていこうと思っています。
この株価動向とドル円相場がどの程度連携してくるか、もチェックしていきたいと思います。
今すぐ、欧州勢やNY組が売りに転じてくるとは想定しがたいところです。ドル円はまだ高止まりした状態が継続し、これが米国株の価格を維持させると想定。本来なら、この状況では日本株も連れ高と考えるのが自然なのかもしれませんが、今回は、少し難しいのかもしれません。
これから意識する格言として、「5月になれば、売って売って売り逃げろ。そして、9月になったら相場に戻ってくることを忘れるな」というものがあります。
3月から5月にかけては、手じまい売りが出やすい環境と思われます。5月を過ぎると夏相場となり薄商いの中での取引となって、狭いレンジでの取引がしばらく続く、9月になり、家族の子供たちが学校へ戻るようになって、投資家もバカンスを終えて、市場へ戻り始めるようになってきます。そして、取引を開始するのは10月になってからと思われます。市場に流れている言葉では、「10月下旬のハロウィンから11月下旬の感謝祭までは買い」というものがありますが、この時期には夏のバカンスを終えた投資家が市場の戻り取引を本格化させてくることがあげられます。そしてここで決済する投資家もいれば、クリスマス商戦まで引っ張る投資家もいます。これが米国株の年末高を演出している要因となります。
これらの時期を終えて、今は、手じまいのタイミングを考えているところと思われますので、利益確定を行うと、その逃げ足は早いのかもしれません。そうなると、これからは、「吹いたら売り、押したら買い」をしばらく繰り返すそうな担ってくる可能性も出てきます。
重かった上値が一気に112円台に入ってきています。いつも考えることながら、今回の上昇過程でも、これといった押し目を作らずに上昇してきていますので、下降するときは、ひっかりがありませんから、急落していく恐れも念頭に入れておきたいと思います。
今回の急上昇で、相場の取引レンジは、110円~113円になってきたかと想定しているところです。相場循環の時期的なもの、新型肺炎の情報などを考えながら相場を観ていくことになりそうです。まずは、来月のMSQの着地がいくらになるか想定しながら相場を観て行きたいと思います。
それと、トランプさんのツィートにも注意。「ドルが高すぎる」とツィートされると、短期の投機筋は、「笑いながら」、ポジションドテンをしてくるかもしれません。何でも売買材料にしてきますからね。
保有していたショートは昨夜のうちに111.60円で決済しています。現在はノーポジです。来週からまた新たに取引開始です。
今週も訪問いただきありがとうございました。良い週末をお過ごしください。合掌
さて、今週の言い訳です。19日水曜日から、急に円売りが始まってドル円は大きく急上昇していきました。円が売られたというよりは、ドルが買われてきたことの方が大きな理由と思われます。
特に、欧州マネーが新たな投資先を探した結果、やはり、今はNY市場への投資ということになり、ユーロを借りてドルを買い、NY市場で株式や金、債券を買い入れた結果のようです。ドルは上昇しますが、債券も上昇し、金価格も上昇します。この状況は、何かがおかしいと感じる方もあると思われます。バブルそのものです。正常なパターンになるための動きがそろそろ出てくると考えていたほうが良いと思われます。
その時、調整入りするのは、株式市場か債券市場か、金市場なのか、、、。利回りが低い分、借り入れしやすい状況にあることは否めません。ドル需要が起き、株式は上昇の循環に入ってきています。どこまで続くのか、、、を注意する時期になってきつつあるような、、、。
日経平均をドル換算で見ると210ドル程度のレベルとなっています。前日も書いていますが、JPモルガンの日本株ETFは最近解約売却が続出しているようです。その金額も大きくなってきているようです。NY市場で本邦企業のADRも売り込まれるのかもしれません。
ご存知のように本邦企業の株式は、過半数が海外投資家保有です。彼らの動向は、順張りですから、買うときは買いますが売る時は売り込んでくると思われます。相場が上下に振れるようになると、相場の末期的な時期となり、相場の転換を疑うようになってきます。やはりこのことが頭から離れません。
売り材料となるのは、最近は新型肺炎による企業活動の低下だと思われます。物流が停滞していますので、生産工程がストップしている工場が多いと言います。これが企業業績に与える影響が大きくなりそうだという予想が増加してきています。中国における新型肺炎の状況は、まだピークを越えていないとする見解が出てきています。初動が失敗だっただけに、長引きそうです。
現在、米国で流行しているインフルエンザイが、新型肺炎なのか、通常のインフルエンザなのか、という疑問が生じてきており、検査をやり直すということのようです。米国では、新型肺炎よりも、多くの住民がインフルエンザに感染し、死亡している事実があるようです。米国ではすでに新型肺炎が蔓延しているのではないかという懸念が生じてきていると言います。
このような状況にある米国ですが、最近出てきている経済指標結果が予想を上回るものとなって相場を持ち上げるようになってきています。FRB関係者からは、2020年内の利回りは現状を継続するというものばかり、、、。
市場関係者は利下げを期待し、実効レートを押し下げようと意図してきているような雰囲気もありますが、この齟齬がこの先を少し不安なものにしてきそうです。
金融業界には「中央銀行の政策には逆らうな」という不文律があるようですが、市場は利下げを催促してくるようになるのか、引き続き関心を持っていきます。
現在のドル円相場はすぐさま方向転換して下降へ向かうというようには考えておりません。来週もまだ112.0円付近でうろうろすると想定中。下降へ転じるためには、何か売り材料、しかも強烈な売り材料が出て来ないと転換は想定できそうにないと考えております。現在は、先物取引、オプション取引などすべてが、3月13日MSQをにらんだ動きとなっていろと思われますので、現物市場は、これらの先物やオプション取引による影響を受けるような相場になってくると想定しています。
短期の投機筋がMSQでの着地価格を想定しながら先物主導で売買を行い、相場レベルを決めてくるようになると思われます。
昨日の日経平均は23380円付近ですから、上は、24000円付近まで、下は、22500円付近などはあるのかもしれません。今後のオプションや先物取引での売買状況を観ながら、投機筋がどの程度の着地レベルを想定しているのかを考えていこうと思っています。
この株価動向とドル円相場がどの程度連携してくるか、もチェックしていきたいと思います。
今すぐ、欧州勢やNY組が売りに転じてくるとは想定しがたいところです。ドル円はまだ高止まりした状態が継続し、これが米国株の価格を維持させると想定。本来なら、この状況では日本株も連れ高と考えるのが自然なのかもしれませんが、今回は、少し難しいのかもしれません。
これから意識する格言として、「5月になれば、売って売って売り逃げろ。そして、9月になったら相場に戻ってくることを忘れるな」というものがあります。
3月から5月にかけては、手じまい売りが出やすい環境と思われます。5月を過ぎると夏相場となり薄商いの中での取引となって、狭いレンジでの取引がしばらく続く、9月になり、家族の子供たちが学校へ戻るようになって、投資家もバカンスを終えて、市場へ戻り始めるようになってきます。そして、取引を開始するのは10月になってからと思われます。市場に流れている言葉では、「10月下旬のハロウィンから11月下旬の感謝祭までは買い」というものがありますが、この時期には夏のバカンスを終えた投資家が市場の戻り取引を本格化させてくることがあげられます。そしてここで決済する投資家もいれば、クリスマス商戦まで引っ張る投資家もいます。これが米国株の年末高を演出している要因となります。
これらの時期を終えて、今は、手じまいのタイミングを考えているところと思われますので、利益確定を行うと、その逃げ足は早いのかもしれません。そうなると、これからは、「吹いたら売り、押したら買い」をしばらく繰り返すそうな担ってくる可能性も出てきます。
重かった上値が一気に112円台に入ってきています。いつも考えることながら、今回の上昇過程でも、これといった押し目を作らずに上昇してきていますので、下降するときは、ひっかりがありませんから、急落していく恐れも念頭に入れておきたいと思います。
今回の急上昇で、相場の取引レンジは、110円~113円になってきたかと想定しているところです。相場循環の時期的なもの、新型肺炎の情報などを考えながら相場を観ていくことになりそうです。まずは、来月のMSQの着地がいくらになるか想定しながら相場を観て行きたいと思います。
それと、トランプさんのツィートにも注意。「ドルが高すぎる」とツィートされると、短期の投機筋は、「笑いながら」、ポジションドテンをしてくるかもしれません。何でも売買材料にしてきますからね。
保有していたショートは昨夜のうちに111.60円で決済しています。現在はノーポジです。来週からまた新たに取引開始です。
今週も訪問いただきありがとうございました。良い週末をお過ごしください。合掌
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