たまやんの「大きい画像の貼れるブログに引っ越したい」

お久しぶりです。ネタバレあります。

「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」

2013-01-27 20:27:49 | 映画感想
(2013年1月25日 109シネマズ名古屋 2012年・米 IMAX 126分)

カナダ人作家は、パイ・パテルというインド人男性を訪ね、彼の語る驚愕の冒険譚を聞くことになる。パイ少年の一家はカナダに移住することになり、両親や動物たちと一緒に日本の貨物船に乗り込むことに。しかし、途中で嵐に遭遇し、船は沈没。運良く救命ボートに乗り移ることができたパイだったが、彼と同じように辛くも逃げ延びたシマウマやハイエナ、オランウータン、そしてリチャード・パーカーと名付けられたベンガルトラと同乗するハメに。こうして少年パイの過酷な漂流生活がスタートするのだが…。


そもそもこれって実話?と思って観てたものだから、ラストの告白に大いに驚かされた。
話の始まりが3つの宗教を信仰した事だから、ファンタジーの衣を着た宗教信仰論、子供が大人になる通過儀礼の話だったわけなんだな…たぶん。
神はいると信じた人間がそうでないものに侵されていく、神が作りし大自然にも…そんな時に何を信じるのかって事だろうな。

親子で観に行くと親が説明に困りそうな映画だが、ちゃんと面白く作ってあるのは凄いと思う。


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