大須演芸場特別公演 「ありがとう大須演芸場」

（2014年1月29日 大須演芸場 21時50分開演）

出演：青木さやか・松田大輔(東京ダイナマイト)・小沢一敬(スピードワゴン)・ザブングル
ラヴィンラフィン・サムタイムズ・オレンジ田中・フィッシュ＆チップス金本・ひと：みちゃん

大須演芸場のありがとう公演へ行ってきました！
当日の1時間前に並べばいいかな…と、大須演芸場のサイトを見たら「28日24時までメールにて予約受付中」でした。
うわ、見ておいてよかった。早速メールしたら翌朝には予約完了の返信が。

完売ギリギリに予約したので遅く行けばいいかなと思って映画の後に行き、着いたのが開演30分前。
で、これ、予約の早い遅いに関係なく、当日早めに行けば若い番号の整理券を貰えたのな。もちろん予約してればなんだけど。

177番でこのぐらいのとこ
（わかりませんね）


大須演芸場の前は報道陣でいっぱいでした。


入ってすぐ1階席に入ったら、最後列のパイプ椅子が空いている。柱があるからみんな避けてたみたい。


サイドには報道陣と立ち見のお客さん。


今回は、青木さやかさんと東京ダイナマイトの松田さんが発起人となり、かつて出演していた現在活躍中の芸人、吉本の若手、そして現在も舞台に立っている芸人らに声をかけてネタとおしゃべりで1時間半を楽しんでもらおうというもの。
お客さんはやはり初めて来た人が多かったですねえ。名古屋ですねえ。


松田さんは「とにかく滑ってた事しか覚えていない」とかで、「でもここで鍛えてもらって、東京で活躍している芸人さんがたくさんいるんですよ」と続けると、小沢さんが「何？みんな名古屋を捨てたの？」と切りかえし、生活の為だとなんだと話はいつしか離婚の話題に(笑)

青木さんも松田さんもバツイチだし、小沢さんの相方に至っては大型離婚！
青木さんは女手ひとつで子供を育て、松田さんは月一で子供に会ってるようですね。
松田さんはちょっとここでは書けない悲しいエピソードも披露し、小沢さんも「何で、最後なのに…」とあきれる始末。ちなみにこの日の小沢さんは返しがキレキレ。

続いて名古屋吉本の若手のネタ見せコーナーとトークと特技披露。
2年目のラヴィンラフィンの名前の由来が「笑いを愛する」の英語だと聞くや一斉にdisる、サムタイムズが4月から東京進出するとの衝撃の発表もあってなかなかの盛り上がり。


続いてザブングルのコーナー。
ショートコントを3本と、延々と続く「カッチカチやぞ！」
ネタ自体も面白かったですが、お客さんがとにかくウケにウケて、「今日のお客さん優しい！この反応だけで1年頑張れそうな気がする！」と松尾さんが思わず感激する場面も。

トリは今も舞台に立ち続ける「ひと：みちゃん」で、これは青木さんたちの粋な計らい。
可愛らしい名前に反した派手なおっさんが出てくるのが最大のオチ。それでも20分ほど延々とお客さんを盛り上げ続けるのはさすがでした！
ちなみにこの方とザブングルは同じ名古屋吉本の同期なんですね。会うのも15年ぶりだったとか！


エンディングは全員で大喜利。
「大須演芸場が閉館する本当の理由とは？」

「家賃を滞納したから」と、本当に本当の理由が出る中、青木さんの「閉館と言うことで、みんなに来てほしかったから」の上手い答えで終了！
しかしこの後、富山住みます芸人が無理矢理ひとつ答えを出して「富山へ帰れ！」と怒られてました(笑)


大須演芸場はこの後、2月3日の強制執行まで営業を続けるそうです。お疲れさまでした！