(2017年1月15日 シネマスコーレ 2015年・日 ヴィスタ 85分 R18+)
鬼才・亀井亨監督が自主制作で衝撃の小説を映画化。
亀井監督は初監督の「心中エレジー」が好きで、渋谷で観てDVDも持ってます。
その割には他の監督作は「幼獣マメシバ」「私の奴隷になりなさい」しか観てなかったのですが。
今回の作品はダークな世界観が「心中エレジー」に近い感じで、原作未読ですが楽しみにしてました。
監督と原作者の平山夢明さんは、ドラマで一度組んだ仲で、彼ならと映像化不可能の原作を預けたそう。
そして、主人公と年齢の変わらない少女を起用したのがこの作品のこだわりでもあり、命であると思う。
人形を使ったり角度でごまかしたりと、子役への配慮が感じられるものの、スクリーンに映し出される映像は正直、正視できないほど辛い。
元凶の継父を演じるBBゴローが凄い。あらびき団でモノマネをやってた顔が思い出せない。
あまりに酷くて、舞台挨拶で素顔を見せなかったら一生嫌いになってたかもしれない。
観客はただただ渋い顔をして見守るしかないですが、少女の目は状況から反らすこと無いし泣かないんですね。
そして、ある人の出現をただただ願う。
地面にびっしりと書かれた文字、ただただつらい。
気になるのはこの子が大丈夫だったのかということですが、監督とは撮影が終わってからもご飯に行ったりしてるそう。
その中で「監督、今度は私が観られる映画に出してください」と言ってるみたいですね。
この作品の後は、CMでピエール瀧さんとC炊き込みごはんを食べたり、音楽のPVで水橋研二さんに勉強を見てもらったりと、優しいお父さんに恵まれたようで本当によかった。
鬼才・亀井亨監督が自主制作で衝撃の小説を映画化。
亀井監督は初監督の「心中エレジー」が好きで、渋谷で観てDVDも持ってます。
その割には他の監督作は「幼獣マメシバ」「私の奴隷になりなさい」しか観てなかったのですが。
今回の作品はダークな世界観が「心中エレジー」に近い感じで、原作未読ですが楽しみにしてました。
監督と原作者の平山夢明さんは、ドラマで一度組んだ仲で、彼ならと映像化不可能の原作を預けたそう。
そして、主人公と年齢の変わらない少女を起用したのがこの作品のこだわりでもあり、命であると思う。
人形を使ったり角度でごまかしたりと、子役への配慮が感じられるものの、スクリーンに映し出される映像は正直、正視できないほど辛い。
元凶の継父を演じるBBゴローが凄い。あらびき団でモノマネをやってた顔が思い出せない。
あまりに酷くて、舞台挨拶で素顔を見せなかったら一生嫌いになってたかもしれない。
観客はただただ渋い顔をして見守るしかないですが、少女の目は状況から反らすこと無いし泣かないんですね。
そして、ある人の出現をただただ願う。
地面にびっしりと書かれた文字、ただただつらい。
気になるのはこの子が大丈夫だったのかということですが、監督とは撮影が終わってからもご飯に行ったりしてるそう。
その中で「監督、今度は私が観られる映画に出してください」と言ってるみたいですね。
この作品の後は、CMでピエール瀧さんとC炊き込みごはんを食べたり、音楽のPVで水橋研二さんに勉強を見てもらったりと、優しいお父さんに恵まれたようで本当によかった。