(2010年2月10日 MOVIX三好 2009年・米 シネスコ SRD 134分)
アパルトヘイト後の南アフリカを舞台に、ネルソン・マンデラ大統領の活躍を描く伝記映画。これをイーストウッドが描くとこうなる!という目からウロコなスポーツもの。
イーストウッドにしてはひねくれた所も無く(パイロットの企みで怖い演出をしているぐらい?)、彼の映画を期待するとアッサリ風味なのですが、彼にも熱い一面があると思うと微笑ましくなる。まあ、職人に徹してるとも言えますが、どっちかと言うとモーガン・フリーマンの映画って感じですかね。
…と、ある記事を読んだら分かった。
モーガン・フリーマンの持込み企画なんですね。持つべきは友達。イーストウッドはホント恵まれてる。
95年のラグビーのワールドカップの話ということで、結果を知らなかったぶんワクワクして楽しめました。マンデラが訴えかけた和解と融和を、スポーツというフィルターをかけて描いているので、難しく考える事無いし、あまり押し付けがましくも感じない。
試合と同時進行で、南アフリカ国民、そして大統領の警護隊が融解していく様子を丁寧に描いていくあたりはベタながらジーンとしてしまう。肌の色関係なく自国の活躍に熱くなる南アフリカ国民の姿に胸を打たれます。
それにしてもだが、27年間幽閉していた白人たちを「赦す」マンデラはただただ凄いと思う。
アパルトヘイト後の南アフリカを舞台に、ネルソン・マンデラ大統領の活躍を描く伝記映画。これをイーストウッドが描くとこうなる!という目からウロコなスポーツもの。
イーストウッドにしてはひねくれた所も無く(パイロットの企みで怖い演出をしているぐらい?)、彼の映画を期待するとアッサリ風味なのですが、彼にも熱い一面があると思うと微笑ましくなる。まあ、職人に徹してるとも言えますが、どっちかと言うとモーガン・フリーマンの映画って感じですかね。
…と、ある記事を読んだら分かった。
モーガン・フリーマンの持込み企画なんですね。持つべきは友達。イーストウッドはホント恵まれてる。
95年のラグビーのワールドカップの話ということで、結果を知らなかったぶんワクワクして楽しめました。マンデラが訴えかけた和解と融和を、スポーツというフィルターをかけて描いているので、難しく考える事無いし、あまり押し付けがましくも感じない。
試合と同時進行で、南アフリカ国民、そして大統領の警護隊が融解していく様子を丁寧に描いていくあたりはベタながらジーンとしてしまう。肌の色関係なく自国の活躍に熱くなる南アフリカ国民の姿に胸を打たれます。
それにしてもだが、27年間幽閉していた白人たちを「赦す」マンデラはただただ凄いと思う。
そうだ、エンドロールでエクゼクティブプロデューサーのところにモーガン・フリーマンの
名前があったと思ったんですが、持ち込み
だったんですね!
そうですね~SPも、ラグビーがよくわからない
方が詳しいほうに試合の進行状況を聞いたり
ほほえましかったです。
記事によると、フリーマンはイーストウッドを「上手で早い、超一流の監督」
と絶賛してるんですよ。
今回は職人に徹してますが、やっぱり上手い。
いい映画は脇の描き方も上手ですよね。
あれだけ盛り込んでよく2時間ちょっとに収めたなと感心。