たまやんの「大きい画像の貼れるブログに引っ越したい」

お久しぶりです。ネタバレあります。

六代目圓楽襲名披露 (大名古屋らくご祭2010)

2010-12-23 01:01:04 | 落語・演芸
(2010年12月22日 御園座 19時開演)

たい平「粗忽の釘」
木久扇「その時、歴史が動いた」
歌丸「尻餅」

仲入り

口上(圓楽、歌丸、木久扇、小遊三、昇太、たい平)

昇太「ストレスの海」
圓楽「浜野矩随」


すっかり年の瀬の恒例となりました、「大名古屋らくご祭」
今年は六人の会もSWAもありませんでしたが、これは大きなイベントになりました。
3月2日の帝国ホテルでのパーティーから始まった全国約200箇所の終点は、おわり名古屋でありました。

たい平さんのマクラは、襲名披露に参加してたら、ひらがなの無い漢字二文字の名前を継ぎたくなったとおかみさんに頼んだら、三平の次に大きな「二代目林家泰葉」を継ぐという冗談。噺は意外と短かった。

木久扇は自身のW襲名披露の件に触れ、ネットで名前を募集したら3万以上の応募があって変な名前が集まった中、この名前に決めた。あとは…いつものやつ(苦笑)
初めて聴きましたが、田中角栄のモノマネは上手かったですね!

歌さんは、「元日や 今年もあるぞ 大晦日」と詠み、年の瀬にふさわしい爆笑落語を。もともと上方落語でしたが、オチはコチラの方が強烈かも。ちょっと艶っぽいのもいいですね。

口上、司会はしっかり者のたい平さん、落語芸術協会ちびの昇太さんが結婚できなさそうな口上をすれば、通りすがりの副会長小遊三は薄っぺらい、中身のないものを。心配された木久扇は意外にしっかり。歌さんはかなりブラックなオチでした。先代が亡くなった件は終始ネタにされてましたが、それこそ噺家にとって本望なんだろうなあ。

止め名の圓楽と反対に、これ以上小さくなりようのない名前の昇太さんは、同期の志の輔
さんの事から、名古屋駅でオバサマ方に囲まれては結婚相手に70のオバサマを紹介された話を。「ストレスの海」は爆笑系の創作落語ながら、後でゾクッと来ますね…。

圓楽さんは、先代がおはことしていた「浜野矩随」を。名人に二代無いと言われたが、浜野の二代は名人の称号を欲しいままにしました。大看板を背負う六代目の決意表明でしたね。


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2 コメント

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尻餅 (のら)
2010-12-23 11:08:28
いや~インパクトあるネタでしたね。
オチがそうくるとは!あんな細い歌さんの手で
餅つきの音が再現できるってさすがだなぁと
思ってしまいました。

角栄さんの真似はお上手でしたね~。
私もはじめて聞いたけどビックリ(笑)

TBさせていただきました!
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一番! (たまやん)
2010-12-23 23:38:48
>のらさん
とにかく、尻餅が一等賞でした(笑)
体調の悪い時もたびたびあるようですが、昨日の歌さんはお元気でしたね!

角栄さんのモノマネをされる方は多いですが、
木久さんのが一番上手かったと思います。

TBありがとうございます!!
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