たまやんの「大きい画像の貼れるブログに引っ越したい」

お久しぶりです。ネタバレあります。

「ローン・レンジャー」

2013-08-03 22:44:19 | 映画感想
(2013年8月2日 MOVIX三好 2013年・米 シネスコ SRD 149分)

西部開拓時代、正義感あふれる郡検事のジョン・リードは、勇敢なレンジャーの兄ダンを無法者一味に殺され、自らも凶弾に倒れて生死をさまよう。そんな彼の前に現われたのは、ネイティブ・アメリカンの男トントで、少年時代の忌まわしい事件のために復讐に燃える悪霊ハンターだった。


「パイレーツ・オブ・カリビアン」のチームがまたジョニー・デップと組んだ、アクション西部劇。
パイレーツはだんだんつまらなくなるし、また白塗りのジョニデとはなあ…。
…しかも全米大コケか…と、あまり乗り気でなかったですが、ラスト11分はウィリアム・テル序曲が大々的に鳴り響くと聞いて観てきました。

うむ、これはパイレーツより好きです。
ジョニー・デップはいつもの感じ。でもかなりいい。
白人への復讐をテーマにしながら暗くならないのは、ジョニデならではの明るさと信念があるから。
トントのキャラに愛情を込めて演じてるのが分かるし、彼はネイティブ・アメリカンの血が流れてますからね。

もともと西部劇や大列車アクションが好きなのもありますが、最後まで楽しめました。
現代パートを織り込んだり、時系列を前後させたりのトリッキーな構成も効果的。

でもまあ、長いです(笑)
30分ほど刈り込めたし、種明かしの前後がまどろっこしいのは残念でしたが、何も考えず予備知識なしで楽しめるのはいい事だと思う。


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