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お久しぶりです。ネタバレあります。

「放送禁止 劇場版 ~密着68日 復讐執行人~」

2008-10-12 01:05:44 | 映画感想
(2008年10月11日 シネマスコーレ 2008年・日 DLP 90分)

料金を払って復讐を代行する闇のサイト“シエロ”。取材スタッフはシエロの管理者である仮面の女“七川ノラム”への接触に成功、彼女の提案で、実際に復讐が行われる一部始終を密着取材することになるのだったが…。

劇場版と銘打ってあるのは、これは2003年のエイプリルフールにフジテレビで放送開始されたフェイクドキュメンタリーシリーズ「放送禁止」の映画化であり、最新作の「放送禁止6」の続編であり、真相究明編であり、コインの裏表である作品なので、配給会社はチラシの裏に「6を見てから観ると面白い」なんて生ぬるい事を書かずに「観る前に見ろ」ぐらい言っても良いと思う。それぐらい「6」は重要な作品。

(東海地方では未放送で、もうDVDが出てるんですよね。名古屋の劇場は補助席が出るほどの入りだったけど、正直、上映後の反応は微妙だったぞ!東海テレビ。つーか、TVシリーズ自体を知らずに来た人も多かったと思う。僕はBOX買いましたよ)

あの人の動きがおかしかったのはそんな理由があったか!とか、真相が想像の斜め上をいってる!とか、6での疑問はかなり解決できるはず。劇場版単体で見ちゃった人は6を見ればオッケーなはず。つーか、映画を観た後に「徹底的に話し合おうぜ」とか言ってた若者よ、必ず見ろ。

「ユージュアル・サスペクツ」とか「メメント」とかの良く出来たサスペンス映画に匹敵する面白さ!とは誉めすぎかもしれないけど、長江俊和監督は将来凄いサスペンスを作れる才能があると思う。なので、次は映画だけで楽しめるものを作ってね。


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