たまやんの「大きい画像の貼れるブログに引っ越したい」

お久しぶりです。ネタバレあります。

「赤×ピンク」

2014-04-06 17:44:25 | 映画感想
(2014年4月5日 センチュリーシネマ2 2014年・日 ヴィスタ 118分 R15+)

東京・六本木。廃校になった小学校の校舎では、毎夜、コスプレをした女の子たちがキャット・ファイトを繰り広げる非合法の格闘技ショー「ガールズブラッド」が開かれ、性同一性障害であることを隠してストイックに戦う空手家・皐月、昼はSMクラブで女王様のバイトをするミーコ、ロリータフェイスのまゆたちは、それぞれに悩みを抱えながらもオクタゴンのリングに上がり、必死に戦い続けていた。そこは行き場を失った彼女たちがようやくたどり着いた最後の居場所だった。




ラノベの原作は読んでいないですが、エロティックと格闘を前面に出した扇情的な男性向け映画かと思いきや、女性たちの強さと脆さを真摯に描いた立派な女性映画でした。まあ、客席のほとんどは男性でしたが…。

性同一性障害の女性格闘家と彼女を愛するライバルの女性格闘家の恋愛が縦軸。
横軸の悩める格闘家たちのドラマが絡みあって、クライマックスの大きな戦いへとなだれ込んでいく。
格闘シーンの凄まじさに比べてドラマが少し弱いかな?と最初は思うが、皐月の背景が明らかになってからドラマが動き、途端に面白くなってくる。

女性同士のちゃんとしたラブシーンもあるけど、格闘シーンの方がよりエロティックなんですよね。


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