「マチェーテ」

（2010年11月14日 TOHOシネマズモレラ岐阜 2010年・米 ヴィスタ SRD 105分）

「グラインドハウス」のフェイク予告編として登場した「マチェーテ」を長編映画化。
改めてネットの動画でフェイク予告編を見ると全くそのままだったので、話に破綻がなくキチンと撮ってるのがよく分かる。

とは言え、アクション場面はのっけからバサッバサッ、スパッ！とやりすぎてるし、不必要な爆発も楽しくてニヤニヤさせられっ放し。女優もセクシーで申し分なし。
R-18も納得の、エロと暴力満載の期待通りの作品に仕上がっていましたが、その破綻の無さがちょっと物足りなかった原因かもしれません。

一本のアクション映画としてはかなり楽しめるけど、グラインドハウスの一本と思えば、もっと破綻も遊び心も欲しかった気がします。「プラネット・テラー」は突き抜けてたから。まあ、これ以上遊んでどうするんだってのもありますが…。

ダニー・トレホは華が無いのによく頑張りました。でも、やっぱりセガールの存在感には負けるかなあ。