たまやんの「大きい画像の貼れるブログに引っ越したい」

お久しぶりです。ネタバレあります。

チキン・リトル ディズニーデジタル3-D

2005-12-23 22:50:34 | 映画感想
(2005年12月23日 AMCイクスピアリ16にて ヴィスタ DLP 3-D SRD)

「チキン・リトル」の3-Dバージョンを観てきました。日本ではたった1館だけ、ディズニーリゾートに隣接するAMCイクスピアリ16のみの上映です。

これは一見の価値あり。

映像をデジタルで出力するDLP上映だけにかなりクリア。一館だけでやるのにはもったいない貴重な映像体験でした。

年末年始にディズニーリゾートに出かける人も多いと思いますが、人がいっぱいで何のアトラクションも行けなかったら、帰る前にこれでシメるのもいいかもしれません。入場料が大人2000円はちょっと高いかもしれないですが、
なにしろ空いてますので。

ただ、逆に言えるのは3-D版だから楽しめたという事で、2-D版を観ると不満の残る作品になっていると思う。

近いうちにピクサーと切れてしまう、ディズニー初のフルデジタル3-Dアニメはピクサーに成り代わるものというよりも、初めてだから無難なのを作ろうとしたらドリームワークスにみたいなものが出来てしまった感じだった。

ドリームワークスはアンチディズニー精神を掲げて、本家にはできないパロディや下ネタ満載の異端なものを作ってるのだけど、ディズニーがあからさまな映画パロディや音楽ネタを盛り込んでストーリーを作るのはどうなんだろうね。
それでも自身の会社の代表キャラをパロディ化したのは面白かった。そうだ、これからは他には絶対出来ないセルフパロディをやればいいじゃん!

と、一個人が世界的なプロダクションに物申しておりますが。

大人にはスター・ウォーズやキング・コングネタは楽しいですが、日本の子供たちはどうなんでしょうね。音楽ネタも難しいと思うし。

音楽ネタは、キャラクターの中に6~70年代音楽好きがいて、せりふの中にキャロル・キングやシリーの曲の歌詞を織り込むネタがあったり、そのキャラがバーブラ・ストライザンド好きだというのが分かるところもあったりするので。

それでも、話自体は、何をやってもダメな子供と、彼を理解しないで人前に出すのを恥ずかしいと思っていた親との葛藤というリアルなテーマをきっちりやってたのには好感が持てました。


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