(2007年7月22日 ユーロスペース1 2007年・日=仏 ヴィスタ SRD 97分)
互いに家族を亡くしている認知症の老人と女性介護士の触れ合いを通して、人間の生と死を静かな眼差しで綴る。2007年カンヌ国際映画祭にてグランプリを受賞。
フランス人が思うほど優れた作品でも、日本人の客が思うほど残念な作品でもないと思うけど、まあ、河瀬さんの作風を知らないとナンジャコリャと思うでしょうねえ。
劇場はかなり年齢層が高かったですが、大丈夫だったでしょうか。
映画を観ると、呆けている老人を車にひとりにする訳ないとか、亡くした妻を33年も思い続けてるなんてありえないとか、いろいろ指摘したいことはありますが、敬う人を弔うにはこれほどの困難を経験しなければならないのかなとは思った。
まさしく、決死の経験をする一夜の場面は壮絶と言えます。激流を渡ろうとするしげきさんを、「行かんといてーっ!」と必死に止めようとする場面は異常なほど感情を掻き乱された。
生を獲得するまでの冒険映画として観る事もできるし、誰かを失った経験をした人にはよく分かる映画なのかな。
あと、フランスで5.1chサラウンド仕様に音響をミックスしたらしく、横から後ろから声が聞こえてくるのにビックリしたのですが、肝心のセリフが聴き取りにくかったんだよねえ。
互いに家族を亡くしている認知症の老人と女性介護士の触れ合いを通して、人間の生と死を静かな眼差しで綴る。2007年カンヌ国際映画祭にてグランプリを受賞。
フランス人が思うほど優れた作品でも、日本人の客が思うほど残念な作品でもないと思うけど、まあ、河瀬さんの作風を知らないとナンジャコリャと思うでしょうねえ。
劇場はかなり年齢層が高かったですが、大丈夫だったでしょうか。
映画を観ると、呆けている老人を車にひとりにする訳ないとか、亡くした妻を33年も思い続けてるなんてありえないとか、いろいろ指摘したいことはありますが、敬う人を弔うにはこれほどの困難を経験しなければならないのかなとは思った。
まさしく、決死の経験をする一夜の場面は壮絶と言えます。激流を渡ろうとするしげきさんを、「行かんといてーっ!」と必死に止めようとする場面は異常なほど感情を掻き乱された。
生を獲得するまでの冒険映画として観る事もできるし、誰かを失った経験をした人にはよく分かる映画なのかな。
あと、フランスで5.1chサラウンド仕様に音響をミックスしたらしく、横から後ろから声が聞こえてくるのにビックリしたのですが、肝心のセリフが聴き取りにくかったんだよねえ。
先週の「ホレゆけ」で生瀬さんが河瀬さんの
悪口を思いっきり言ってましたね~(^^ゞ
横にいた「まりもみ」が微妙な表情でした。
そういえば、最近「ホレゆけ」見てなかった…。
どうなんでしょう。関西の芸人さんは貶しも芸のうち
というし。生瀬さんは芸人じゃないけど。
でも、オンエアに乗せてると言う事は冗談のひとつ
ではあるんでしょうかねえ。いつかどこかで放送されたら
見てみます。
ゲストだったんですが
「そういえば映画といえば」と生瀬さん言い出して。
自分の登場シーン(歩くだけ)のところで
30分も待たされた挙句カットされたんだとか。
「何が賞とったや!オレ大喧嘩したんやから」と
言ってたんですよ。
だったら言うたれ~。みたいなノリなんでしょうね。
「沙羅双樹」の生瀬さんはよかったけどねえ。
まあ、誰がやってもいいような役ではあったが。