けいた と おちぇの親方日記

わんこと暮らす、のんびり日記

小説「約束の海」(山崎豊子著)

2014-04-01 18:00:00 | 書籍(コミック)
山崎豊子先生の遺作となった「約束の海」を読んだ。



あっと言う間に読み終わった。
もう続きを読むことができないと思うと、とても残念である。

山崎先生の作品を読むのは、
「沈まぬ太陽」「白い巨塔」に続いて、まだ3作品目である。

テレビドラマでは、
「白い巨塔」(主演;田宮次郎)、「白い巨塔」(主演;唐沢寿明)、
「華麗なる一族」(主演;木村拓哉)、「不毛地帯」(主演;唐沢寿明)、
「運命の人」(主演;本木雅弘)と、最近のものはほとんど観ている。

本作の感想は控えるが、とにかく続きを読みたかったとしか言えない。

巻末の「執筆にあたって」に、次の言葉がある。
「戦争の時代に生きた私の、“書かなければならない”という使命感が、
私を突き動かすのです」

山崎先生の作品は、戦後日本が忘れてはいけないものを教えてくれる。

普段は文庫本ばかりで新刊の単行本を買うことはあまりないが、
山崎先生の遺作であり、初版本を購入した。

まだ読んでいない作品は多くあり、今度、「二つの祖国」を読もうと思う。
コメント
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