2022年に読んだ本の話。
はらだみずきさんの
はらださんの作品を読むのは、お初。
35歳になった主人公・藤本宏樹は、中学校の同窓会の幹事をするはめになる。
なかなか集まらない出席者。
出席しないのには、何らかの理由がある。
忙しい、遠い、会いたいとも思わない、
そして、会いたいけど、会いに行けない。
なぜ出席しないのか、
宏樹はかつての仲間の消息を尋ねていく。
なんとなくほろ苦い話であった。
今回のおまけ。
今日の昼間のたまこさん。
このところ、快晴で気持ちのよい日々が
続いている。

お昼寝、気持ちいいね。

そして、晩ごはん前の夕暮れ後。

ちょっと冷えてきたね。

毛布を掛けると、

うとうと。

ご飯ができたら、起こしてあげるから。
かわいい、かわいいたまこさんでした。
おしまい。
今年も在宅勤務が多く、通勤時間がなくなり、
本を読むことが減った。
日経新聞や各種仕事絡みのレポート類、
ビジネス本などを家で読んだりしていたら、
小説はあまり読めなかった。
コロナ前は年約50冊(週1冊ペース)であったが、
今年は20冊程度かな。
そんな数少ない小説のなかから、
読んでみたが、ドラマとは少々異なるかな。
小説では、悪人として義時は描かれていたが、
大河ドラマを観て、義時という人が
どのような人であったのか、
どのようなことをした人なのかを改めて知った。
史実がどうなのかは分からないが、
今回の大河ドラマはなかなか面白かった。
小説の中で政子は、
「北条の家は情と引き換えに力を得ました。
失う情が大きいほど得る力も大きくなるのです。」
という。
確かにそうであり、義時はその非情という評価を
ひとりで引き受けたように思われる。
では、今回のおまけ。
今日、たまこさんは血液検査の採血に行った。
帰ってきたら、

眠たくなっちゃったね。

すぴ~。
風邪をひかないよう、軽くかけておくね。

すぴ~、すぴ~。


可愛いお顔。

今晩は牛肉ステーキだよ。
おしまい。
藤岡陽子さんの小説、
「きのうのオレンジ」を読んだ。
藤岡さんの作品を読むのは初めて。

主人公の笹本遼賀は、33歳独身男性。
チェーンイタリアンレストランの店長で、
ある日、胃癌宣告を受ける。
癌宣告をされた主人公とその家族や
知人との物語。
ありがちな話であるが、とても良かった。
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あの子が子供の頃にもっと褒めてやれば
よかった。身の回りをきちんと整えられる
几帳面さを。約束の時間に遅れない真面目
さを。嘘をつかない誠実さを。物事の好き
嫌いをむやみに口にしない慎重さを。自分
の意見をあえて言葉にしない優しさを。
母親の自分がきちんと口に出して認めて
やればよかった。
雑草は目についた時に抜いておくのがええ。
そうすると庭はいつもきれいなままじゃ。
雑草を放っておくと、いつしか庭は草に
飲み込まれてしまう。
雑草を抜こうという気持ちも萎えていく。
雑草が蔓延った庭が当たり前になる。
やがて雑草が雑草に見えなくなる。
母や祖母、矢田には、感謝の気持ちしかない。
ただ感謝だけだ。大切にされることの幸せや安心感。
男は女の人の手に包まれて生きている。
もし生まれ変わったら、結婚がしたいな。
結婚をして自分が育ったような家庭を持ちたい。
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心温まるところがたくさんある、
とてもよい作品であった。また読みたい。
今回のおまけ。
足元で眠るたまこさん。

ふにっと笑っているよう。

いい夢をみているのかな?

一緒に寝る季節になってきたね。
おしまい。
一雫さんの作品を読むのは、初めて。
もういちどだけあの人に会いたい。
感情は正しい判断をもっとも狂わせる。
感情を持つことはすべてを狂わせる。
情報は感情に繋がり、
感情は正しい判断をもっとも狂わせる。
意見は分かれると思うが、
私は片陵礼子はとても素敵な人だと思った。
今回のおまけ。
玉子とお刺身を買いに父の日ドライブ。

えへへ顔がかわいい。

動きだすと、エアコンに当たりながらすぴ。

玉子さんはドライブ好きだね。
おしまい。
ジェーン・スーさんの

ドラマとほ
また少し違っていて、面白かった。
「誰かに丁寧に気に掛けてもらえることは、
なにものにも代え難い幸せだ。」
そのとおりだと思う。
では、今日のおまけ。
たぁたん、おかんが下で呼んでいるよ。

なにかな?

お茶しようだって。

こうして、下りていって、三人でお茶をする。
何気ない日常、それが何よりのしあわせ。
おしまい。