交野市立第3中学校 卒業生のブログ

中高年の

皆さ~ん  お元気ですか~?

人生最後の瞬間、問われるのはそこです

2013-03-16 10:57:48 | 徳育 人間力

伊勢の父と呼ばれる中山靖雄さんの本に掲載されているエピソードです。
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この本の中で、中山さんが
脳梗塞で倒れられたときの話が掲載されています。


倒れて救急車で運ばれるとき

夢か幻か、
中山さんの前に御所車のような乗り物が降りてきたのだそうです。


あの世への迎えの使者が来たんです。

そのとき、中山さんは
その迎えの者に


「あなたはこの人生で何をしてきましたか?」
と聞かれるような気がしたそうです。


しかし……


違った!


あの世からの使者にこう聞かれたそうです。

「あなたは何を思って生きてきましたか?」

「あなたは喜んで生きてきましたか?」


中山さんはハッとしたそうです。
これまで自分のやっていることに重きを置いていたことに気づいたそうです。


自分は喜んで生きてきただろうか?


自分は喜んで生きてきただろうか?


自分は喜んで生きてきただろうか?



中山さんはこう痛感したそうです。


「人生は、何をしてきたかではなく、
『どういう思いで生きてきたか』ということ、
そして、喜んで生きているかどうかが大事なのだと心から思いました」
 

最後に、有名な話ですが
3人の石切り職人という話をご紹介しましょう。


ひとりの旅人が、ある町を通りかかり、
そこで、石を運んでいる石切り職人に出会います。


旅人は、職人に尋ねた。

「あなたは、何をしているんですか?」
職人は、「石を運んでいるんだ!お金を稼ぐために」と
イライラした表情で答えた。


また別の職人に同じ質問をしてみると、
今度の職人は「この石で壁を作っているのです」と答えた。


3人目の職人にも、同じ事を尋ねると、
その職人は目を輝かせ、
うれしそうにこう語ってくれた。


「みんなの心の安らぎになる教会を作っているのです。 
 私は、その素晴らしい教会を夢見て、
 こうして石を切り出しているのです」

何をしているかではない。
どういう思いで生きてきたか。


人生最後の瞬間、問われるのはそこです。