風の宝石箱

日々想うことを感じたまま 大切にしまっておきたい

愛するときに話すこと

2008年04月12日 | 映画・本・歌
親の遺した多額の借金の返済に追い詰められ、結婚などあきらめてしまった女性。
精神障害を病む兄がいるために、結婚を諦めた男性。
そんな2人が出会い惹かれあって、どこにでもいる恋人同士のように休日を過ごす。でも、現実に引き戻される。

結婚の障害になる事情なんて他にも色々ある。
それでも、人を好きになってしまう「心」は自由なのだから仕方が無い。
いつか、「それがどうした」と言ってのける真に愛する人がきっと現れる。

浜田省吾さんのうたに、
 「父にぶたれて 母に泣かれて それでも私あなたと暮らしたい」
という歌詞がある。
KANさんは
 「最後に愛は勝」と歌ってたし、
「愛」は強いものだ。

この映画ので、ハンソッキュさんが演じる薬剤師のイングが、「兄さえいなければ・・・」と思ったり、急にパニックになり暴れだした兄を怒鳴ったりする。
母親が事故で死んだ後、その兄と2人で登山に出かけ、山頂で嬉しそうにするラストをみて、兄弟愛(家族愛)を感じた。
自分の兄を愛してるから、ヒトも愛せるってことかな と思う。

久しぶりに、ジーーーンとくる映画を観た。