ねこかすの みちばた自然録

更新再開しました!昆虫・野鳥や鉄道の写真、畑の様子など、色んな趣味を投稿します🍀

今季春の夏鳥 ムシクイ編

2021-09-28 | 散策記

今年の春はことごとくヒタキ類にスルーされてしまったが、いつも通りセンダイムシクイは何羽か来てくれた。
そんなセンダイムシクイを必死こいて撮影していると、足元の藪の中を何かが動き回っていた。
どうせウグイスだと思っていら、なんと初めましてのエゾムシクイ。
じっくり観察したかったが、いそいそと藪の奥へと消えていった。

エゾムシクイ


センダイムシクイ



2021/07 夏の夕ラッシュ

2021-09-23 | 田園都市線・大井町線
7月末、8500が固まっている時間帯に幸運にも遭遇。この時点で残っていた6本すべてが動いていた。
もちろん、今日まで残っている8622、8630、8631、8637のの4本の姿もある。

さて、最近は8500系のフィナーレについてどうにも受け入れられずモヤモヤしている。
検査順で考えれば恐らく8637が最後に残り、もし仮に赤い標準顔での
ラストランの装飾が無いとなると、青帯の広告車が最後を飾るという、
今まででに無い異例な終わり方になってしまう。
東急からの告知も今のところ無く、このままだと本当に現実になりそうで複雑な気持ちである。
では、本題へ。

今も残る31F。赤帯では最後に検査をした編成。




最後の20台、22F。


ラッシュ時のたまプラーザでは、上下の列車が並ぶことが多く、見ていて楽しい。


東上線から来た51008f。レアなので狙って撮ってはいるものの、
正直なところ、番号以外は何の特別感も無い。






連番で残る30F。


通過線をゆく8637f。この文化村ラッピングが8500系の最後を飾るのだろうか。



8000系、いつの間にか1本、また1本

2021-09-09 | 田園都市線・大井町線

8500が残り少なくなってきたなぁ、などとぼやいて呑気に過ごしていたら、なんと8000系が二本も減っていた。
新型の18000系が3編成も出ているのだから当然なのだが、いかんせん油断し過ぎた。
とはいえ、回送先は北館林。到底通えない距離なので、廃車日を逃しても精神的なダメージは浅い。
こんな言い訳しつつも、近頃の情報収集を怠り気味な自分がちょっと憎い今日この頃である。

さあ、ひとり反省会はひとまず置いておいて、この寝ぼけたお頭で、引退迫る8000系について語ろうと思う。


まず8000系の大まかな印象として、半蔵門線の開業に間に合わなかったり、
東西線に紫のまま飛ばされたりと、何かと振り回されている車両という感じだ。

そして外見は、まさに6000系の最終進化形態で、
6000系が、台形的な”く”の字に対して、8000系ではより傾斜がついている。

また、車体前部の縁が少し出ている、あるいは前面を凹ませているのも特徴的だ。
ライトも7000系で採用した丸目をやめ、ガラス内に収まる四角い2灯が滑らかな傾斜に馴染んでいる。

他にも、6000系と比べた表示機器類の位置や車体の裾、
次車ごとのドアの違いなど特徴を上げるときりがないが、
モダンでシンプルな、2021年の新車にも負けないスマートなデザインなのは間違いない。

2021.7/21、在りし日の8111編成。


ジャコウアゲハ、ピンチ!

2021-09-08 | 散策記

ある日、いつもの川沿いサイクリングしていると、そこには最悪の光景が広がっていた。
なんてこった、ジャコウアゲハの発生地が丸坊主に刈られていた。
管理者が変わったのかもしれないが、刈る時期もいつもと違うし、ウマノスズクサもろとも容赦なくやられてしまった。
幸いにも作業が終わったばかりだったので、辺りを彷徨うジャコウアゲハの幼虫と食草を拾い集め、大至急連れて帰る。
しかしその数25匹、更に大食漢ゆえに、案の定エサ不足になり、各地でウマノスズクサを探し回る羽目になった。
さすがに切り盛りできないので半数は別の場所へ放し、残り半数は知り合いに育ててもらうことにした。

この個体群の存続への希望は、我が家に残った3匹と、発生地に残るわずかな卵に託された。
安定していた環境が一変、ここ数年で最大のピンチに直面しているのは間違いない。



さらば E4系~Multi Amenity Express

2021-09-07 | 日記
鉄道雑誌がそれなりに並ぶ本棚の中から、なんとなく鉄道ファン441号(1998年1月)を見た。
表紙はE4系P1編成。今から23年前の姿だ。

臨時列車情報を見てみると、機関車はもちろん、客車も電車も気動車も、今とは比べ物にならない程豪華な車両が残っていた。
すでに碓氷峠は閉まっていたが、あのキハ80もまだ頑張っていた。一方で、
当時銀ピカだったE217系と223系は製造から25年が経過しており、確実なる時の流れを感じる。

さて、20年後の鉄道界隈は一体どうなっているだろうか。非常に楽しみである。

話を戻すと、E4系の情報ページには、今では忘れてしまったようなことが沢山書いてあった。

トータルデザインコンセプトはBIG WAVE(雄大)、エクステリアはELASTIC(しなやか)。
言葉の通り、巨大ながら流線型が美しくて好きだった。

インテリアのキーワードは、ADVANCE(先進性・魅力的・未来的)とCOMFORT(くつろぎ)とあった。
今は更新されているが、グリーン車の奇抜な黄色い座席が印象的だった。ちなみに、普通車は落ち着いたシートだ。
確かに未来的、くつろぎを表現しており、間違ってはいない。

100系のグリーン車に始まり、200系、E1系、E4系と登場した2階建て車両だが、残念ながらそれらの後継車は現れそうにもない。
コロナが蔓延る今となっては、乗客数を優先する車両の存在意義があまり大きなものではなくなってしまった。

世界最大の座席定員数1634人を誇るE4系にも、いよいよ終わりの時が近づいてきたのだ。
古いDVDでも見て、二階建ての巨漢の思い出に浸るとしよう。

上野駅にて、在りし日のE4系P1編成。



春の蝶たち 総集編

2021-09-07 | 散策記

何か月遅れなんだという内容だが、今年はかなりの数のゴマダラチョウが見られた。
冬の落ち葉めくりでも、宿敵アカボシゴマダラの数を上回り、
本家ゴマダラチョウ復活を感じさせていただけある。
しかし、増えた翌年は一気に減るという話もよくあるので油断はできない。

一方、ナラ枯れの影響もあってか、ゼフィルスは例年と比べてほとんど見られなかったためロクな写真が無い。
更に、心配で訪れた磯子方面の公園では壊滅的で、見られたのはウラナミアカシジミのご遺体一つのみだった。
このままでは、ナラ林に依存する生物全体の今後が危惧される。




イボタにダイミョウセセリ。残念ながら、イボタをホストにするチョウは生息していない。


今年もギンイチモンジセセリに会いに行ってみるも、去年より一週間早いせいかほとんどがオスだった。
毎度のことだが、こちらが真横を通ったりしないと自主的に飛んでくれず、探すのに苦労した。

また、ここで大量発生するジャコウアゲハはまだ羽化しておらず、
代わりにフチグロトゲエダシャクの幼虫がそこら中を這いまわっていた。
このまま地面で蛹化していると思うと、周りを歩くのもおっかない。

下の線が濃い”銀二文字”なオス春型。


メスは一匹だけ。