ねこかすの みちばた自然録

更新再開しました!昆虫・野鳥や鉄道の写真、畑の様子など、色んな趣味を投稿します🍀

3000A祭り

2021-12-18 | 横浜市営地下鉄

つい先日に新型の4000形が発表されて注目度が高まる横浜市営地下鉄だが、

やはり私は3000Aの丸顔を求めてしまう。

今日はある野鳥を探す予定だったが、ちっとも出てきそうにもないので

その場の思いつきで線路沿いへと向かった。

 

まずは3000N。はまりんの日焼けが全車種の中で一番ひどいのは何故だろうか。

 

今日は短時間で3本の3000Aを見られて、なかなかの収穫。

なんとなくだが、固まった時間で運用されている印象がある。

 

 

見て分かる通り、ほとんどの車両から100周年ステッカーが撤去されていた。

光が反射する、丸いステッカー跡が目立って少し間抜けな感じ。

まだ数本が残っているようで、3000Rの1本にだけ見られた。

 

 


箱根散策2021 バッタ編

2021-12-12 | 散策記
お知らせ:自然部門をまたこちらに戻しました。近日中に飼育記を順次公開予定。
以下本編。



芦ノ湖沿いに天国のような草原が残っていて、毎年夏に通っている。
いつもより2週間早く行ったせいで、お目当てのホソバセセリはまだ蛹で、バッタたちも幼虫のみ。
とはいえ、いつもの虫たちはそれなりに見られた。

現場に着くと、早速イナゴモドキが出迎えてくれた。
他にはいつも通りの鳴く虫たちと、珍しくウマオイも見られた。
標高のせいでキリギリスが生息出来ないのが唯一残念だが、最高の場所なのは違いない。

イナゴモドキ




ウマオイ


クサキリ


サトクダマキモドキ


ナキイナゴ


フキバッタの一種


ツユムシ(上から順に2、2、3、4齢)




















鶴見川の野鳥(2021/12)

2021-12-12 | 散策記
やっと冬鳥が増えてきたので、久々に川沿いで鳥探し。
とぼとぼ歩いていると、人懐っこいジョウビタキが出迎えてくれた。





流れの緩やかな場所ではそれなりに魚が居るらしく、カンムリカイツブリがせっせと潜っていた。



一方、空ではノスリがネズミを狙ってゆっくり降下。茂みに入っていった。



コガモの集団の中に、可愛らしいエクリプスのオスが混ざっていた。頭の毛もボサボサだ。



今年生まれの若モズが、鳴かずに口をパクパクしていた。
嘴の嚙み合わせが悪かったり、喉がつっかえたりすると行うようで、同じ行動は爬虫類でも見られる。



ウスイロササキリ 産卵場所探し

2021-12-12 | 散策記
田んぼで出会ったウスイロササキリのメスを観察していると、少し枯れ気味の丸まったイネ科の、葉の隙間に産卵管を差し込んだ。

本来なら鞘の部分に産むはずだが、気になったのだろうか。

しばらく産卵管を当てて、隈なく感触を確かめた後、ゆっくりとどこかへ歩いていった。















仮称 トノサマ田んぼ(2021/10)

2021-12-12 | 散策記
トノサマを楽しんだ川音川を後にし、これまたトノサマが居る酒匂川沿いへ。

地面を見れば、そこかしこに西日を浴びるトノサマバッタの姿が。

撮影を試みるが、先ほどとは違い広大な平地。こちらの姿と音ですぐさま警戒され、

刈り終わった遠い田んぼへと飛ばれてしまった。




トノサマは早々に諦め、辺りで大合唱しているウスイロササキリにシフト。

この虫も中々に撮りづらいが、撮影に協力的な個体と出会えた。

産卵場所を探るメスもいたので、その様子はまた個別に。











少し内陸側に行くと小川と水路が何本も通っていて、多くのトンボが見られる。

ハグロトンボは、卵から成虫まで、この川で完結している虫だ。




そして、この場所のノルマの1つとしているミヤマアカネにも出会うことができた。
残念ながらミヤマサナエの姿は無かったが、これも巡り合わせであろう。





最後に花止まりのアキアカネを見て終了。帰路に着いた。


トノサマバッタ 産卵場所探し

2021-12-12 | 散策記


トノサマバッタのオスを見た後に、少し変な動きをするメスを見つけた。
腹を引きずりながら、何かを探している様子。



このように、腹部を地面に当てる様子が時折見られた。
腹を温めているのか、あるいは砂の具合を確かめているのだろうか。



突然腹部を立てる。産卵かと思いきや、フンをしただけ。



その後もフンをポトポト落としながら、日陰に入って休んだかと思えば、またすぐに歩き始める。




しばらく眺めていると、岩陰に入ってから出てこなくなった。
おやおや…?回って見てみると、なんと産卵管を差していた。




産卵に興奮しつつも、砂まみれのその姿に、見ながら一人心打たれていた。


見ながら薄々感じていたが、産卵していない気がしたのだ。
腹部の”うねる”動きも少なかったし、産卵場所を見繕っているように見えた等々、
その場で色々考えたりはしたが、内心そんなことはどうでも良く、
当時の自分は灼熱の砂利の上で夢中になっていた。
とはいえ、腹部の先端を見る限り、地中を掘る動作をしたのは間違いない。



少し歩いてまた差し込む。
一連の動作を見る限り、産卵ではなくテストだったのかもしれない。
いずれにせよ、その場に居合わせて幸運だったのは変わりない。





謎の行動を終えた後は、今度は草陰に入る。


少し土砂を上り、何とも言えない場所で体の掃除を始めた。


どこか疲れている様にも見えるトノサマ母。その後もここで落ち着いた。


総括~

バッタの生態として、日光浴をして排泄を促進するのは知っていたのだが、
その後腹を地面に差して回るのは初めて見た。
ただのフン詰まりか、産卵か、テストか。答えは掘って見ないと分からないが、
そんなことは研究者に任せて、僕はその場限りの心揺さぶる体験を大切にしたいと思う。



トノサマの河原 2021

2021-12-12 | 散策記

移行一発目は、お気に入りのフィールドでの定点観察で出会えた生き物たち。

定点観察といっても、ルールと範囲を決めてじっくり、ということではなく、

毎年同じ場所に、同時期に訪れるというだけ。カウンターもノートも不要なお気軽定点。

ちなみに場所の名前は勝手に付けました。


そんなこんなで、現場の川音川に着くと河原の泥でチョウ達が吸水していた。

ウラナミシジミが主で、他にツバメシジミ、セセリ類も混在する。







チョウたちを後にし、お目当てが居る対岸を目指す。

橋の代わりに設置された飛び石を渡りながら、足元を見ると魚たちが溜まっていた。

主にオイカワ、カワムツなど。


そんな魚を狙ってか、ゆっくり歩くダイサギ。しかし、狩りはせずに移動してしまう。


そのダイサギが向かった先には、コチドリの若鳥が石に紛れていた。3羽探してみてネ。


対岸に着くと、キタテハも吸水していた。


土手を見ると、更にたくさんのキタテハが舞っていた。足元には食草のカナムグラも茂る。




いよいよ本命探しと草むらを見ると、ホシササキリが日光浴していた。近所では少ない茶色タイプ。


そしてすぐに、探していた後ろ姿を捉えた。


普通タイプのトノサマバッタのオス。いつ見てもワクワクする立ち姿、もはや言葉にする必要もない。

近所では低い草地と砂利が減り、もはや地域絶滅の手前まで来てしまった。

この後は枚数が多いのででまた次回に。


鎌倉臨2021

2021-12-10 | 東海道線・横須賀線
そういえば去年は行きそびれたなと思いつつ、最近気に入っている新しいE257目当てで鎌倉へと向かった。
臨時列車が出るくらいなので当然だが、紅葉目当ての人が北鎌倉、鎌倉の両駅でごった返していた。
余談だが、後日に別件で行った高尾山の人出は、その比ではない程多くて驚いてしまった。
紅葉の色見は鎌倉の方が良かったが、やはり東京から近い方が人気のようだ。
では本題へ。

新顔のE257が、表示器いっぱいに「ホリデー快速鎌倉」を掲げてやってきた。
英語にも対応している。


合間にやって来るE217も記録。在籍数が多いとはいえ、着実に減っている。


この日の主役は、485系「華」。翌週にはE653系が登壇したが、先が無さそうなこちらを優先した。
また、勝田の車両と鎌倉は縁が深く、ひたち用車両はE657系を除いてすべて入線経験がある。
E653系の入線は今後も期待できるだろう。