ねこかすの みちばた自然録

更新再開しました!昆虫・野鳥や鉄道の写真、畑の様子など、色んな趣味を投稿します🍀

近所の林にて、秋を感ずる その2

2020-10-27 | 散策記

こっちの方がメイン写真なのに、すっかり忘れて2週間も経っていた。
では手短に。

林を歩いていると、弱弱しいアオゲラの鳴き声が聞こえた。聞いてすぐに、若鳥であることを理解した。
探してみると3羽いた。以前も見たことがあるが、巣立ってしばらくは群れて行動するのだ。
アオゲラ若鳥を観察していると、大抵変な動きをする。木に止まってしばらく固まっていたり、樹上を飛び跳ねたり。
いかにも子供らしい、ぎこちない動きをする。下の写真は、まさに固まっている最中だ。


若鳥だからか、珍しく枝の上に立って止まっていた。成鳥が立つことがあるとしたら、地上で採食する時くらいだろう。
ちなみに、右上にもう一羽写っている。


アオゲラを見ていると、頭上のミズキに何かが止まった。よく見てみると、キビタキのメスだった。
今年の初夏の夏鳥はほとんど会えなかったので、かなり久々の出会いだった。


周りがすっきりとしたエノキの枝に止まってくれた。この時は300mmレンズだったが、ちょうど良い距離だった。







近所の林にて、秋を感ずる

2020-10-13 | 散策記

10月に入り、それなりに涼しくなってきた。
暑さにコロナが相まって、ここ数か月は再掲載を除けば月一度の更新になってしまっていた。
更新頻度へのこだわりは無いが、一か月空くと何故か更新する気が出てくるから不思議なものである。
一時はネタ不足に悩まされたが、最近は工夫しながら徒歩圏内での自然観察を満喫している。
一方で、鉄道趣味はほぼ諦めた一年で、神奈川県外は0回、県内では東急を除けば5回程度の撮影のみである。
700系のラストランが中止になって7か月。来年はもう少し楽しみのある世の中になっていることを願いたい。

話を戻すと、近頃は徒歩圏内で昆虫や植物を探している。通い慣れた場所だが、それでも着眼点を変えれば新たな発見と次々に遭遇する。
町に残る限りある自然の中ではあるが、今後もまだ見ぬ生き物たちとの出会いが期待できそうだ。

ちょうど今日も発見が有った。近所の谷戸で絶滅したはずのアオイトトンボが、山の向こうの田園地帯で生き残っているのを発見した。
恐らく、市が所有する無農薬田園だから生存出来たのだろう。残念ながら写真は無いが、3年振りの再開に、思わず一人声を出してしまった。
去年はわざわざ長野まで見に行ったアオイトトンボだが、また近所で会えると思うと安心する。(減少の懸念はあるが)
今年はコロナで遠方に行けない状況だが、灯台下暗しと言うように、身近な場所や物を再認識する良い機会でもあると解釈すると良いだろう。


しばらくは整理した順に9~10月の写真を放出する予定。まずは、樹皮をかじるスズメバチ軍団。秋らしいちょっと恐ろしい光景だ。
ある方も言っていたが、例年よりコガタ、チュウガタの動きが活発化しているように思える。一方で、キイロスズメバチをあまり見かけない。
減っているというよりは、棲み分けがより明らかになったという感じだろうか。
この時期はなるべく会いたくない虫だが、被写体としては魅力的だ。


最近は真面目に撮っているので、アップできる最大サイズでお届け。
木の実の同定には自信がないが、葉の特徴からしてヤブデマリだと思う。


開く前のゴンズイの実。撮影時は9月末なので、今は実が落ちているかもしれない