ねこかすの みちばた自然録

更新再開しました!昆虫・野鳥や鉄道の写真、畑の様子など、色んな趣味を投稿します🍀

仮称 湘南畑の昆虫たち

2022-10-09 | 散策記

 

最近お世話になっている有機栽培をしている畑に改めて行ってきました。

美味しそうな野菜を撮影しつつ、良い環境のおかげで立派で筋肉質な虫たちにまた出会えて良かったです。

 

大きなツルムラサキで休むショウリョウバッタのメス。

大きい虫のはずなのに、ツルムラサキの上では小さく見えてしまう。

 

サトイモの葉裏には産卵を間近に控えるオオカマキリの姿が。重そうだ。

 

大きくて分厚いトノサマバッタを発見。環境が良いおかげで、どの虫も大きくて健康的だ。

触るのは久々だったのでしばらく遊んでもらった。

 

立派なエンマコオロギ。

この畑のコオロギたちは近づいても逃げたり鳴き止んだりせず、人が通る場所の個体と比べるとずっとフレンドリーである。

 

ハラオカメコオロギ。この畑にはコオロギ、スズ系が数多く見られ鳴き声が賑やかだ。

今後の調査でもかなり期待できそうで楽しみ。

 

ホシササキリ。この畑ではギス系は少数派だが、ツユムシもいたので他のギス系も新たに見つかりそうだ。

 

この畑の虫たちを育むマルチの下で発酵した土。見事な粒状になっている。

 

畝の脇の通り道には、収穫が終わった野菜や雑草が敷き詰められている。

畑の栄養になるのはもちろん、コオロギやスズたちの住処になっているため、

非常に重要な役割がある。

 

草の中をはぐってもらった。中央の白い線のようなものが線状菌で、森の腐葉土の中に多く見られるものだ。

栄養を運んでくれるのはもちろん、これが成長して網状になると、野菜が根を張るためのガイドのような役割になるという。

豊富な虫たちの存在も魅力的だが、微生物と土との相互作用も実に興味深い。

 

 


サザナミスズメ飼育記

2022-10-05 | 飼育記

今回は、大食漢のサザナミスズメ。今までの飼育で一番エサ取りに苦労しましたw

2021/05/12
玄関にボロボロのスズメガが止まっていました。
鱗粉が取れてセミみたい💦




写真を撮ろうとケースに入れて置いたら、翌朝なんと大量の卵が!




2021/05/24
かなりの数が孵化しました💦20匹くらいでしょうか。




実は成虫を見ただけでは種類が分からなかったので、
予め幾つかの草を準備していたのですが食べてくれず💦
これは食草ではないツツジをかじる様子↓


2021/05/26
幼虫が生まれて数時間後にサザナミスズメと分かり、緊急でネズミモチを取ってきました。
しかしそれも食べてくれず😢追い詰められた中、
最後の希望、トウネズミモチを与えると、そっちにだけ食いつきました👌
そして食べだすと凄まじい勢いで成長し、たった2日で数倍の大きさに💦





2021/05/28


2021/05/30
今まで透けていた皮膚が厚くなり、体に模様が出てきました。
生まれてたった6日目でこんなに大きく💦




2021/06/01
脱皮直前、ほとんど脱げかかってます。


見ていて気持ちいいくらいにスルっと脱げましたw


2021/06/04
個体によって脱皮が1回遅いズレがあったりするものの、
一番多い子のは孵化から10日でナミアゲハ幼虫サイズになりました💦




2021/06/08
足の赤が際立ってきました。


2021/06/11
凄まじい勢いでトウネズミモチを平らげてどんどん太っていきますw
野生でこの数なら間違いなくエサ不足で自滅しそうな感じ💦
実際に野生だと、木1本で2、3匹生き残る程度なので、釣り合いが取れているみたいです。




2021/06/14
前蛹第一号がサツマイモみたいに赤くなりました。
ケースには3タイプの土を用意しましたが特に好みは無さそうで、
適当な場所に各自潜って蛹になっていました。


2021/06/16
その後も残った子達はバクバク食べ続け…




何て言ってるでしょう?


2021/06/22
その後、生き残った全個体が前蛹、蛹になりました。




2021/07/04
蛹は廊下に置いて気温を低くしてはいたのですが、
せっかちな子が数匹羽化しちゃいました💦






2021/08/18
8月末、予定通りの時期に15匹ほど羽化しました🎉
たくさん観察してきた中で、触覚や腹部を見ても雌雄の区別が今一つ分からなかったのが心残りです。
メス風な個体の方が少し大きい傾向がありましたがどうでしょう?🤔








かなりの数が居たので、トウネズミモチがある各地に散らして放してきました。
ただ近所にはあまり生えていないので、卵を産んだメスは遠くから飛んできたのかも知れません。

10/5追記

近くに食草のオリーブの鉢植があり、それに寄せられて来ていたようです。スッキリ!









泉の森

2022-10-03 | 散策記

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

久々に泉の森へ行ってきた。いつもは冬のカモが増えてからの来訪だが、今年はかなり早めに行ってみた。

いつも行く11月では越冬前の虫ばかりだが、今回はたくさんの昆虫と花が出迎えてくれた。

入口には見事に赤いホオズキが足元で輝いていて、その上には秋の花が茂る。

水辺では秋のキク科とマメ科が穏やかに咲き、近くではトンボとチョウたちもご機嫌に日光浴を楽しんでいた。

今回は野鳥が不発であったが、暖かい秋の日差しを過ごすトンボとチョウに癒された。

 

上から順の名前

昆虫「サトクダマキモドキ、ミドリヒョウモン、メンガタカスミカメ、アオバハゴロモ、ジョロウグモ、アオモンイトトンボ、ミヤマアカネ、

ミナミカマバエ、ハネナガイナゴ、ヒメアカタテハ、ハグロトンボ、ハネナガヒシバッタ、コバネイナゴ」

野草「ホオズキ、ミズヒキ、キツネノマゴ、ヒガンバナ、ヨメナの仲間、不明(黄色)、ヒトツバハギ、ワレモコウ、タコノアシ」