ねこかすの みちばた自然録

更新再開しました!昆虫・野鳥や鉄道の写真、畑の様子など、色んな趣味を投稿します🍀

のろのろ鳥がやってきた

2020-12-29 | 散策記

毎年、近所のある場所にトラツグミがやって来る。シイやアラカシに囲まれた暗い林だ。
そこを散歩していた時、ばったりトラツグミに出会った。カメラが無かったので大慌てで帰り、改めて出動した。
近年も一応居たらしいのだが、私は久々の遭遇だ。


背景に紅葉がある所に来てくれた。しかし、相変わらず鳥とは思えないほど動きが遅い。


ボーつと佇んでいるようだが、5分後にこのままの位置でミミズを捕まえた。


採食後のキメ顔?


しばらくするとこちらに向かって歩いて来た。


ずっとこちらを見て立ち動かないので、じっと見つめあったりしてみた。


どうやら道の向こう側に行きたくて待っていたようで、こちらが退いたらひょこひょこと向かった。
心配になるほど大人しい鳥だ。


冬のトンボたち

2020-12-17 | 散策記

冬といっても11月中旬の写真だが、12月現在でも見られる虫なのでOKということで。

まずはオオアオイトトンボ。近所の公園ではほぼ絶滅状態だが、一方で緑道にある4畳間くらいののアシ原で細々と存続していた。
写真は、近くの垣根で日光浴する様子。


これまた思わぬところに居たホソミオツネントンボ。発生地であろう池から30Mほど離れた、5mほど高い場所に居た。
他の場所で目撃例は有ったが、この場所で見つけたのは初めて。


日光浴していると思ったら、突然飛び上がりハエを捕まえた。ボーッと佇んでいるようで、複眼で上空を捉えていたのだ。いや、当然か。
残念ながらハエを捕った瞬間は撮影できなかった。この日は一頭だったが、別日には数匹いたらしい。次は青い姿も見られそうだ。


〆は、秋にのみ発生するケンモンミドリキリガ。実にややこしい名前だ。いつもチェックする団地の電灯付き案内版に止まっていた。
食草のチドリノキは近所にはもちろん生えていないので、ヤマザクラからの発生だろう。
(そのままだと場所が分かるので大トリミング。また,見やすいように背景の色を変えたが、本来の地図は緑で、偶然だが見事に擬態していた。)

加工前の色↓