ねこかすの みちばた自然録

更新再開しました!昆虫・野鳥や鉄道の写真、畑の様子など、色んな趣味を投稿します🍀

青い、夏の風物詩。

2021-08-15 | 散策記
近頃、日本の各地では、賑やかな夏の風物詩がコロナ君によって失われつつあるが、自然界では、人知れず粛々と、夏の風物詩が今日も在り続けている。その一つが、ルリモンハナバチとキバナコスモスの組み合わせである。青と橙の対比に見惚れて、近所の花壇に毎年見に行き、もはや恒例行事のごとくなっている、まさに夏の風物詩と化している。

もちろん、本種が好むキツネノマゴも上品で魅力的だが、キバナの方が色彩が賑やかで夏らしく写る。
どちらかと言うと、キツネノマゴは秋にかけての哀愁の象徴であろう。


この個体をしばらく見ていると、オスが接近して来た。
残念ながら"しべ"の後ろに隠れて足しか写っていないのだが、どうやら彼はメスにアピールして回っているらしく、後に別の花でこの二匹が交尾していた。


同じ花壇に植わるホオズキに、その名の通りのホオズキカメムシが群がっている。
個体数はそれなりだが、この近辺では植栽のホオズキに頼りきりで、決して安定して発生しているとは言えない状況である。


ホオズキ…ではなく、被さっているススキに産み付けられた卵。全部で21個ある。


ホオズキの袋は数が少なく、かつ埋もれていたので撮りようがなかった。


園芸種のタデなんぞも撮ってみるが、いわゆるフツーなお写真になった。


よくある園芸種とハチのセットに奮闘するも、特段良いカットは撮れず。


これまたよく見かける、名前を調べようがないハナバチ。ミントに止まってくれた。


これは名前も知らない園芸種。珍しく上手くいった方であろう。


小人のお家風な小物を、どうにか絵にしようと奮闘した。今見ると、左側を思い切って削っても良かったかもしれない。


帰り際、アスパラガスに似た低木を見つけた。水草のようにもに見えてしまう。


最後は、元気に鳴いていたミンミンゼミ。これこそ、夏の風物詩の代表格であろう。


~最後にカメラばなし~

この日は久々に、Canon 40D+EF-S 17-85mm 4-5.6を引っ張り出して来ていた。
何年か前に濡らしたせいでレンズのAFが壊れているが、
幸い、手振れ防止スタビライザーは生きていたので助かった。
最初は17mmでマクロ接写を試みたが、思いのほか近寄れず諦めてズームでやり通した。

このレンズの焦点距離限界で撮影したトマト。これ以上被写体が小さくなると、接近感が物足りなくなる。
やはりズームレンズ故に最短距離が遠いのと、17mmがそれほど広角ではないから仕方なしか。



在庫放出~近所の自然1

2021-08-09 | 散策記
更新をサボっていた為、そこそこの数の写真がお蔵入りしかけていた。
しかし、このまま仕舞うのも勿体ないので、いざ大放出。
というわけで、まずは5月頃に近所で咲く花たちを。

まずは、キショウブと小型アリ。
これはミソサザイのお立ち台に生えているのだが、肝心のミソサザイはめっきり見なくなってしまった。


続いては植栽のウツギ系の花。花は沢山あるが、それ故に構図選びに苦労した。


こちらは、アカガシの葉で休むイチモンジセセリ。羽化したばかりのようだ。


葉っぱの湯船に浸かっている様な、可愛らしいヨダンハエトリ君。
やはりどの場所でも、湿気のある落ち葉の隙間を好むようである。


これはカミキリが好む花だが、名前を思い出せない。ちなみに、肝心なカミキリはド貧果であった。


1人佇むコチャイロヨコバイ。止まっている葉を触っても跳ねなかった。いわゆる、”撮影に協力的”な個体であった。


フジに居たヒゲブトゾウムシ。


てっきりカワゲラかと思っていたこちらは、調べてみるとヤマトクロスジヘビトンボだった。
今思えば、両者間では羽の畳み方が違っている。


藪際に生えていたオカタツナミソウ。紫色のタツナミソウに対して、こちらは青白い。