夏前、母が庭にプランターをおき、トマトを植えるといいました。
母は、化学肥料や殺虫剤を自分の感覚で適当に使う人でしたので、私は「食べる物を作るなら、化学肥料や殺虫剤など使ってはいけない!」という事を口を酸っぱくして言いました。
母は農家の出、私は農の事はド素人ですが、私自身が化学物質に過敏なのがわかってからいろんな事を考えた結果、それまで「良いもの・便利なもの・素晴らしいもの」と思っていたものが、私にとってはそうではないという事を身を持って知りました。
年老いてから交通事故に合い、一旦体が不自由になった母ですが、母の健康の事を考えると、(化学肥料や殺虫剤などの影響に対し自覚のない)母にも健康に良くないものを使ってもらいたくないので、知識も説得力も乏しい私が必至で訴えました。
それが伝わったのでしょうか、母はトマトや庭の草花には化学肥料や殺虫剤は使わず、アーゼロンの活性液を自分で作り、それをやっていたようです。
おかげでかどうかわかりませんが、今年の実家の庭には、みつばちや蝶々がしばしばやってくるのを見ました。
いつも来る足長蜂は不思議とやってきませんでした。
雑草が出てきたら、母は「このやろ!(怒)」と言いながら(笑)手でむしっていました。
そして、とても美味しいトマトが出来たようです。
「うちのトマトは甘くて美味しい!」と私に自慢していました(笑)
美味しいトマトが出来て良かったです。